新型コロナウィルス以降のオーストラリア入国要件(2024年1月8日更新)
このページは、2024年1月8日時点の新型コロナウィルスによるオーストラリアの入国制限に関する情報です。
2023年3月現在、オーストラリアにおいてはぼ全ての新型コロナウィルスに関する行動制限は解除され、オーストラリアへの入国も新型コロナウィルスに関する特別な制限は撤廃されました。
本情報の注意事項
掲載されている情報は執筆時のものです。特に新型コロナウィルスの水際対策に関して、日々手続き、対策は変化していますので、現在の状況と異なっている場合もあります。
提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社および執筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください
オーストラリアに入国できる条件
2022年7月5日以降、それまでオーストラリア入国に必要とされていた、新型コロナウィルスのワクチン接種要件が廃止され、これにより全ての新型コロナウィルスに関するオーストラリア入国制限がなくなりました。
現在のオーストラリアは、2020年3月の新型コロナウィルス・パンデミック以前と同じ入国要件に戻っています。
オーストラリア保健局(TGA)によって承認されたワクチン接種を完了していること(2022年7月5日まで)- オーストラリアに入国できる有効なビザを所持していること
デジタル乗客宣言(DPD、Degital Passenger Declaration)を出発72時間前までに提出すること(2022年7月6日に廃止になりました)出発前3日以内に行われた新型コロナウィルスの検査で陰性であることデジタル乗客宣言(DPD)の提出(2022年7月5日まで)
ワクチン接種を完了していること(廃止済み)
2022年7月5日以降、それまでオーストラリア入国に必要とされていた、新型コロナウィルスのワクチン接種要件が廃止されました。
新型コロナウィルスのワクチンは、オーストラリア保健局(TGA)によって承認されたワクチンでなければいけません。
また、ワクチンの最終投与日から7日間以上経過していなければなりません。
現在オーストラリア保健局によって承認され、新型コロナウィルス・ワクチンの種類と完了したとみなされる接種量は以下の通りです。
日本で接種されているワクチン、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンは、いずれもこのリストに含まれます。
少なくとも14日間隔で2回接種:
アストラゼネカアストラゼネカコビシールドファイザー/ バイオテックモデルナまたは武田シノバックコロナバックバーラトバイオテックコヴァクシンシノファームスプートニクVノババックス / バイオセレクト・ヌバキソビット
少なくとも1回接種:
ジョンソンエンドジョンソン / ヤンセンファーマ
接種されたワクチン全てがこのリストに含まれれば、交差接種でも問題ありません。
現時点では、3回目以降のブースター接種は、オーストラリア入国に際して入国条件に求められていません。
ワクチンの接種証明
オーストラリアに向けて出発する航空機のチェックインの際に、ワクチンの接種証明を提示する必要があります。
認められるワクチンの接種証明書の発行機関、証明書の言語は以下の通りです。
国、州、地方レベルの当局、または認定された予防接種機関が発行したもの英語で書かれたもの、または認証された翻訳が添付されているもの
ワクチンの接種証明書には、少なくとも以下の情報が記載されている必要があります。
旅行者のパスポートに記載されている名前生年月日、またはパスポート番号、または国民ID番号ワクチンのブランド名各接種日またはワクチン接種の全コースが終了した日(※1)
ワクチンの接種証明書は紙による証明書の他、デジタル形式のものも認められています。
最新の情報、更に詳しい情報は、オーストラリア外務省の以下のページをご覧ください。
有効なビザを所持していること
オーストラリアに入国するオーストラリア市民を除いて、全てオーストラリアに入国する為の有効なビザ(渡航査証)を所持している必要があります。
これは新型コロナウィルスのパンデミック以降に変更になった訳ではなく、パンデミック以前よりオーストラリアの入国に際してビザの所持が必要でした。
「世界最強のパスポート」とも言われ、ほとんどの主要国へ短期の観光や商用目的での渡航において、ビザの取得が免除されている日本国パスポートですが、日本国パスポートをもってしても、ここオーストラリアはビザの取得が必要となる数少ない国となります。
日本人の場合、3か月以内の観光、または商用目的のオーストラリア渡航であれば、ETAS(イータス、Eelectric Travel Authority System)という、簡易的な電子ビザの利用が可能となっています。
ETASの詳しい情報は、以下のページを参照ください。
デジタル乗客宣言を提出していること(廃止済み)
2022年7月6日以降、ワクチン未接種者の入国が認められ、デジタル乗客宣言(DPD)の提出が不要となりました。
オーストラリアに飛行機で到着する全てに乗客は、デジタル乗客宣言(DPD、Digital Passenger Declaration)の提出を終えている必要があります。
オーストラリア入国後の隔離、検査規定
オーストラリアには6つの州と2つの準州からなる連邦国家であり、各州・準州政府が強い権限を持っています。
全てのオーストラリアの州、準州政府で、新型コロナウィルスに関する独自の入州制限を設けているところはありません。
2022年6月まで、州によって到着24時間以内に迅速抗原検査(RAT検査)を行って陰性結果を得るまでは自宅、宿泊施設で待機が必要でしたが、現在全ての州・準州にて不要となっています。
州・準州 | 国内・海外 | ワクチン接種完了者に対す到着後検査義務 |
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NSW | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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VIC | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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QLD | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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WA | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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TAS | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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SA | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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NT | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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ACT | 国内から到着 |
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海外から到着 |
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オーストラリアの州・準州と主要都市
短縮表示の州名 | 州名 | 主な都市 |
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ACT | オーストラリア首都特別区 | キャンベラ |
NSW | ニューサウスウェールズ州 | シドニー |
NT | ノーザンテリトリー準州 | エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン |
QLD | クイーンズランド州 | ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島 |
VIC | ビクトリア州 | メルボルン |
SA | 南オーストラリア州 | アデレード |
TAS | タスマニア州 | ホバート、ロンセストン |
WA | 西オーストラリア州 | パース |
オーストラリアの入国・出国手続き
オーストラリア入国手続き
- オーストラリアの観光ビザ、ETAS(イータス)の申請と取得方法
- デジタル乗客宣言(DPD, Digital Passenger Declaration)の詳細情報 ~ 提出と入力方法(2022年7月6日より不要)
- オーストラリアの入国審査・税関の手続き
- オーストラリアの入国カードの書き方
- オーストラリアの入国手続きの税関検査
- オーストラリア出入国審査 スマートゲートの手順と注意点
オーストラリア出国手続き
オーストラリア国境を再開、全ての国からの旅行者を受入れを開始 よくある質問(FAQ)
既にオーストラリアの入国に際して、新型コロナウィルスの関連の要件は全て廃止されています。新型コロナウィルスのワクチン接種の有無は、オーストリア入国の要件になっていません。
既にオーストラリアの入国に際して、新型コロナウィルスの関連の要件は全て廃止されています。新型コロナウィルスの陰性証明書の有無は、オーストリア入国の要件になっていません。
デジタル乗客宣言(DPD)は、2022年7月6日の入国者より、提出が不要となりました。
特にオーストラリアだから注意すべきこと、というものは無いと思います。
日本と同様に、まめな手指の洗浄、体力・免疫力の維持など、日本と同じような感染防止対策を行ってください。
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