【2026年版】オーストラリアの映画・ドラマロケ地ガイド|日本人にも有名な作品の舞台を巡る

オーストラリアは、壮大な自然、近未来的な都市景観、歴史ある街並み、広大なアウトバック、海岸線、熱帯雨林、ビーチリゾートなど、多彩な風景を持つ国です。

そのため、ハリウッド映画、オーストラリア映画、Netflixドラマ、日本のテレビ番組、ミュージックビデオ、企業CM、観光プロモーション映像など、さまざまな映像作品のロケ地として使われてきました。

日本人にも馴染みのある作品では、『マトリックス』、『ミッション:インポッシブル2』、『グレート・ギャツビー』、『ウルヴァリン:SAMURAI』、『恋するプリテンダー』、日本のドラマ『ソロ活女子のススメ5』などで、シドニー、メルボルン、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、ノーザンテリトリーなどの風景が登場します。

また、映画の実際の舞台はニューヨーク、東京、架空の国、アメリカの街などであっても、撮影自体はシドニーやメルボルン、ゴールドコーストのスタジオや市街地で行われていることがあります。画面上では別の国に見えても、実はオーストラリアで撮影されていたというケースも少なくありません。

この記事では、オーストラリアの有名映画・ドラマ・ミュージックビデオ・CMのロケ地を、日本人旅行者にも分かりやすい作品を中心に紹介します。

実際に観光で訪れやすいロケ地、作品を知っていると旅が楽しくなる場所、映画好き・ドラマ好きにおすすめの巡り方、写真撮影時のマナー、ロケ地巡りの注意点までまとめています。

「オーストラリアで映画のロケ地巡りをしたい」「シドニーで『マトリックス』や『ミッション:インポッシブル2』の雰囲気を感じたい」「メルボルンで日本のドラマの聖地巡礼をしたい」「CMやミュージックビデオで見たようなオーストラリアらしい景色を撮りたい」という方は、ぜひ旅行計画の参考にしてください。

オーストラリアがロケ地に選ばれる理由

オーストラリアが映画やドラマのロケ地として選ばれる理由は、都市と自然のバリエーションが非常に豊富だからです。

シドニーは、近代的な高層ビル、歴史ある石造りの街並み、港、ビーチ、橋、オペラハウスなどを持ち、さまざまな都市として見せることができます。メルボルンは、ヨーロッパ風の街並み、レーンウェイ、トラム、文化的な雰囲気があり、ドラマやCMにも使いやすい街です。

一方、ノーザンテリトリーや西オーストラリア州、南オーストラリア州、クイーンズランド州には、アウトバック、砂漠、渓谷、熱帯雨林、ビーチ、島、スタジオ施設があり、冒険映画、SF映画、アクション映画、観光プロモーションにも向いています。

魅力内容
都市景観シドニーCBDやメルボルンCBDは、近未来都市、アメリカ都市、架空都市の代わりとして使われることがあります。
自然のスケールアウトバック、渓谷、国立公園、海岸線、熱帯雨林など、映像映えする風景が豊富です。
スタジオ環境シドニーやゴールドコースト、メルボルンには大型スタジオがあり、海外作品の撮影にも使われます。
観光地としての知名度シドニー・オペラハウス、ハーバーブリッジ、ボンダイビーチ、ウルルなど、画面で一目で分かる名所があります。
日本からの親しみやすさ直行便、時差の少なさ、治安の分かりやすさから、日本の番組・CM・旅行企画にも使われやすい国です。

「作品の舞台」と「撮影地」は違うことがある

ロケ地巡りで注意したいのは、作品の物語上の舞台と、実際の撮影地が同じとは限らないことです。

例えば、画面上はニューヨークや東京、アメリカの田舎町、架空の国に見えても、実際にはシドニーやメルボルン、ゴールドコーストで撮影されている場合があります。

この記事で紹介するロケ地の選び方

この記事では、単に「撮影された作品」を並べるのではなく、日本人旅行者にとって分かりやすく、実際に旅行中に訪れやすい場所を中心に選んでいます。

映画ファンなら一度は聞いたことがある作品、日本公開時に話題になった作品、日本のテレビ番組やドラマと関係がある作品、シドニーやメルボルン観光と組み合わせやすいロケ地を優先しています。

選定基準内容
日本人にも知られている作品ハリウッド大作、日本公開作品、日本のドラマ・テレビ番組などを優先しています。
観光で訪れやすい公共交通やツアーで行きやすい場所、観光地として楽しめる場所を中心にしています。
作品の記憶に残りやすい映像で印象的に使われた場所、作品と結びつけやすい場所を選んでいます。
安全に訪問できる私有地、立入禁止、危険な場所ではなく、観光客が訪問しやすい場所を重視しています。
CM・MVは補足扱いCMやMVは公式ロケ地情報が公開されないことも多いため、代表的な映像映えスポットとして紹介しています。

ファン向けの深掘りと旅行者向けの分かりやすさを両立

ロケ地情報は、作品ファン向けに細かく追うと非常に奥深い一方、旅行者には行きにくい場所もあります。

この記事では、旅行中に無理なく楽しめる「観光にも使えるロケ地」を中心に紹介します。

有名作品・ロケ地早見表

まずは、この記事で紹介する主な作品とロケ地を一覧で見てみましょう。

作品・映像主なロケ地旅行者向けポイント
マトリックスシドニーCBD、Martin Place周辺などシドニーの高層ビル街が近未来都市のように見える代表例です。
ミッション:インポッシブル2Bare Island Fort、シドニー港、The Rocks周辺などベア・アイランドは観光や写真撮影にも使いやすいロケ地です。
グレート・ギャツビーManly、Centennial Park、White Bay Power Stationなどシドニーが1920年代のニューヨークに変身した作品です。
恋するプリテンダーOpera House、Harbour Bridge、Bondi Beach、Palm Beachなどシドニー観光名所が多数登場する、旅行気分を高める作品です。
ウルヴァリン:SAMURAICockatoo Island、Parramatta、Sydney Olympic Parkなど日本が舞台の作品ですが、シドニー周辺でも撮影されています。
ソロ活女子のススメ5メルボルン市内・郊外日本のドラマとして、メルボルン聖地巡礼がしやすい作品です。
マッドマックスビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、アウトバックなどオーストラリアの荒野イメージを世界に広めたシリーズです。
クロコダイル・ダンディーノーザンテリトリー、カカドゥ周辺などアウトバックとワイルドなオーストラリアのイメージを代表する作品です。
CM・MV・旅行番組Opera House、Uluru、Great Barrier Reef、Great Ocean Roadなど日本向け映像でも使われやすい「オーストラリアらしい」定番風景です。

シドニーとメルボルンはロケ地巡りしやすい

初めてのロケ地巡りなら、シドニーとメルボルンがおすすめです。

公共交通で移動しやすく、映画・ドラマ・CMで見たような都市風景を、通常の観光ルートの中で楽しめます。

シドニー周辺の有名ロケ地

オーストラリアの中でも、シドニーは映画・ドラマ・CMのロケ地として特に分かりやすい都市です。

高層ビル街、歴史あるThe Rocks、シドニー港、オペラハウス、ハーバーブリッジ、ボンダイビーチ、マンリー、パームビーチなど、映像映えするスポットが多く、観光地としても人気があります。

映画ファンでなくても、作品を知ってから訪れると、同じ景色が少し違って見えるはずです。

エリアロケ地巡りの楽しみ方
Sydney CBD『マトリックス』など、都市部を使った作品の雰囲気を感じられます。
Circular Quay / Opera Houseシドニーらしい象徴的な景色が登場する作品・CM・旅行映像に欠かせないエリアです。
The Rocks歴史ある街並み、石畳、港の風景があり、映画的な雰囲気があります。
La Perouse / Bare Island『ミッション:インポッシブル2』のアクションシーンで知られる場所です。
Manly / Northern Beaches『グレート・ギャツビー』や海沿いの映像作品の雰囲気を楽しめます。
Cockatoo Island産業遺産と映画ロケ地の両方を楽しめる、映画好きにおすすめの島です。

通常観光と組み合わせやすい

シドニーのロケ地は、通常の観光ルートと重なる場所が多いのが魅力です。

オペラハウス、ハーバーブリッジ、The Rocks、ボンダイビーチ、マンリーなどを巡るだけでも、映像作品の世界を感じられます。

『マトリックス』|シドニーCBDが近未来都市に

『マトリックス』は、日本でも非常に有名なSFアクション映画です。

作品の舞台は明確にシドニーではありませんが、実際にはシドニーCBD周辺が撮影に使われ、都市の無機質な高層ビル、道路、噴水、地下道などが、作品独特の近未来的な雰囲気を作り出しました。

シドニーの公式観光情報でも、『マトリックス』をシドニー・NSWで撮影された代表的な作品のひとつとして紹介しています。

項目内容
作品『マトリックス』(The Matrix)
主なロケ地Sydney CBD、Martin Place周辺、The Rocks周辺、Surry Hills周辺など。
旅行者向けポイント通常のシドニー市内観光と組み合わせやすく、近未来都市のような街並みを楽しめます。
おすすめの巡り方Martin Place、Pitt Street、The Rocks、Circular Quayを徒歩で巡る市内散策。

街歩きで楽しめるロケ地

『マトリックス』のロケ地巡りは、特別なツアーに参加しなくても、市内散策の中で雰囲気を楽しめます。

映画を見直してからMartin PlaceやThe Rocksを歩くと、普段のオフィス街が映画の舞台のように見えるかもしれません。

『ミッション:インポッシブル2』|ベア・アイランドとシドニー港

トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル2』は、シドニーやニューサウスウェールズ州のロケ地が多く登場する作品です。

特にLa PerouseのBare Island Fortは、作品のアクションシーンと結びつけて紹介されることが多い場所です。ニューサウスウェールズ州政府の観光情報でも、Bare Island Fortが『ミッション:インポッシブル2』のアクションシーンで知られる場所として紹介されています。

Bare Islandは、シドニー中心部から少し離れていますが、海沿いの景色、歴史ある要塞、写真撮影、散策を楽しめるスポットです。

項目内容
作品『ミッション:インポッシブル2』(Mission: Impossible 2)
主なロケ地Bare Island Fort、シドニー港、The Rocks周辺、La Perouse周辺など。
旅行者向けポイントBare Islandは海沿いの散策や写真撮影にも向いたスポットです。
注意点要塞内部はツアーや公開状況により入場条件が異なるため、訪問前に確認しましょう。

La Perouse観光と組み合わせる

Bare Islandへ行くなら、La Perouse周辺の海岸散策やカフェ、Botany Bay方面の景色と組み合わせると楽しみやすいです。

市内中心部から距離があるため、公共交通または車での移動時間を事前に確認しましょう。

『グレート・ギャツビー』|マンリーとシドニーが1920年代NYに

バズ・ラーマン監督の『グレート・ギャツビー』は、ニューヨークを舞台にした作品ですが、撮影にはシドニーやニューサウスウェールズ州のロケーションが使われました。

シドニー公式観光情報では、ManlyのSt Patrick’s Collegeの建物がギャツビーの豪邸の外観として使われ、White Bay Power StationがValley of the Ashesに変身し、Centennial ParkにNick Carrawayのバンガローが作られたと紹介されています。

Manlyは通常のシドニー観光でも人気のエリアで、フェリー、ビーチ、カフェ、海沿いの散策を楽しめるため、映画ロケ地巡りと観光を組み合わせやすい場所です。

項目内容
作品『グレート・ギャツビー』(The Great Gatsby)
主なロケ地Manly、Centennial Park、White Bay Power Stationなど。
旅行者向けポイントManlyはシドニー観光と組み合わせやすく、フェリー移動も楽しめます。
注意点一部の建物やエリアは私有地・一般公開されない場所のため、外観や周辺散策中心になります。

マンリーフェリーと組み合わせる

映画ファンなら、Circular QuayからManly Ferryに乗り、シドニー港の景色を楽しみながらManlyへ向かうルートがおすすめです。

映画の世界そのものを再現するというより、シドニーが別の都市に見立てられた面白さを感じられるロケ地です。

『恋するプリテンダー』|シドニーの名所を楽しめるラブコメ

『恋するプリテンダー』(原題:Anyone But You)は、日本でも公開されたシドニーを舞台にしたロマンティックコメディです。

オーストラリア政府観光局の日本向け情報では、シドニー・オペラハウス、シドニー湾、シドニー・ハーバーブリッジ、ボンダイビーチ、パームビーチ、シドニー・クリケット・グラウンドなど、シドニーを代表する場所がロケ地として紹介されています。

作品を見てからシドニーを訪れると、通常の観光名所が映画のワンシーンのように感じられます。特にオペラハウス、ハーバーブリッジ、ボンダイビーチは、初めてのシドニー旅行でも訪れやすい定番スポットです。

項目内容
作品『恋するプリテンダー』(Anyone But You)
主なロケ地Sydney Opera House、Sydney Harbour Bridge、Bondi Beach、Palm Beach、Sydney Cricket Groundなど。
旅行者向けポイントシドニーの有名観光地が多く登場するため、ロケ地巡りしやすい作品です。
おすすめの巡り方Opera House・Harbour Bridge散策、Bondi Beach、Palm Beach日帰り観光。

シドニー観光の予習にもおすすめ

『恋するプリテンダー』は、シドニーの観光名所が分かりやすく登場するため、旅行前に見ると現地のイメージをつかみやすい作品です。

ロケ地巡り初心者にもおすすめしやすい、明るく観光向きの作品です。

『ウルヴァリン:SAMURAI』|シドニーが日本の風景に変身

『ウルヴァリン:SAMURAI』(The Wolverine)は、日本を舞台にした作品として日本人にも馴染みやすい映画ですが、撮影の一部はシドニーやニューサウスウェールズ州でも行われました。

Sydney.comのロケ地紹介では、Cockatoo Islandが日本の捕虜収容所に変身したこと、Blacktown International Sports ParkやCamdenでも撮影されたことが紹介されています。

Cockatoo Islandは、シドニー港に浮かぶ世界遺産登録の産業遺産で、フェリーで訪れることができます。映画ロケ地としてだけでなく、歴史、建築、港の景色、キャンプなども楽しめるユニークな場所です。

項目内容
作品『ウルヴァリン:SAMURAI』(The Wolverine)
主なロケ地Cockatoo Island、Parramatta、Sydney Olympic Park、Blacktown、Camden周辺など。
旅行者向けポイントCockatoo Islandはフェリーで訪問しやすく、歴史と映画ロケ地を同時に楽しめます。
注意点作品内では日本に見える場所も、実際にはオーストラリアで撮影されている点が面白いポイントです。

Cockatoo Islandは映画好きにおすすめ

Cockatoo Islandは、『ウルヴァリン:SAMURAI』だけでなく、さまざまな映像作品で使われてきた場所です。

シドニー中心部からフェリーで行けるため、半日観光としても組み込みやすいロケ地です。

メルボルン周辺の有名ロケ地

メルボルンは、映画やドラマの舞台としてだけでなく、日本のテレビ番組・ドラマの撮影地としても注目される都市です。

トラム、レーンウェイ、カフェ、マーケット、アート、郊外の自然など、日本人旅行者にとって「行ってみたい」と思いやすい要素が多くあります。

また、ビクトリア州は『マッドマックス』シリーズなど、オーストラリア映画史に残る作品とも深い関係があります。

エリアロケ地巡りの楽しみ方
Melbourne CBDトラム、カフェ、レーンウェイ、ショッピング、劇場など、映像映えする街歩きを楽しめます。
Fitzroy / Collingwoodストリートアート、カフェ、ローカル感のある街並みがドラマ・CM向きの雰囲気です。
St Kilda海、桟橋、遊園地、夕景など、ミュージックビデオやCM風の映像を撮りたくなる場所です。
Great Ocean Roadドライブ映像、旅番組、CMに使いやすい絶景ロードです。
郊外・ビクトリア州内荒野、田舎町、クラシックな街並みなど、映画的な風景が広がります。

メルボルンは日本のドラマ・番組にも合う街

メルボルンは、芸術、カフェ、街歩き、トラム、マーケットなど、日本人旅行者に伝わりやすい魅力が多い都市です。

日本の番組やドラマのロケ地巡りにも向いています。

日本ドラマ『ソロ活女子のススメ5』|メルボルン聖地巡礼

日本のドラマ作品として、メルボルン旅行のきっかけになりやすいのが『ソロ活女子のススメ5』です。

テレビ東京の公式サイトでは、ロケ地となったオーストラリアの聖地巡礼MAPが公開され、メルボルン市内・郊外のロケ地を巡れる構成になっています。

メルボルンは、一人旅でも楽しみやすい街です。カフェ、マーケット、トラム、レーンウェイ、アート、郊外観光を組み合わせることで、ドラマのような「ソロ活」体験ができます。

項目内容
作品『ソロ活女子のススメ5』
主なロケ地メルボルン市内・郊外の観光スポット、カフェ、街歩きスポットなど。
旅行者向けポイント公式の聖地巡礼MAPがあり、日本人旅行者でも計画しやすいです。
おすすめの巡り方メルボルンCBD、カフェ、マーケット、郊外観光を組み合わせた1〜2日プラン。

日本作品のロケ地として行きやすい

海外作品のロケ地は情報が英語中心になりがちですが、『ソロ活女子のススメ5』は日本語で情報を追いやすい点が魅力です。

メルボルン旅行の動機づけにもなりやすく、ドラマを見てから訪れると街歩きがより楽しくなります。

『マッドマックス』シリーズ|ビクトリア州とアウトバックの荒野

『マッドマックス』シリーズは、オーストラリア映画を世界的に有名にした代表的作品のひとつです。

シリーズ作品のロケ地は作品ごとに異なりますが、ビクトリア州やニューサウスウェールズ州、アウトバックの荒野などが作品世界の重要な背景になっています。

日本でも『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などでシリーズを知る人が多く、オーストラリアの荒野、乾いた大地、長い道路のイメージと強く結びついています。

項目内容
作品『マッドマックス』シリーズ
関連エリアビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、アウトバック、砂漠地帯など。
旅行者向けポイント作品そのもののロケ地巡りは上級者向けですが、アウトバックのドライブや荒野観光で雰囲気を感じられます。
注意点一部ロケ地は遠隔地にあり、個人での訪問にはレンタカー、天候、通信、燃料、道路状況への注意が必要です。

雰囲気を味わうならアウトバック旅行

『マッドマックス』の世界観を感じたい方は、ロケ地そのものにこだわるより、アウトバックや赤土の風景を楽しむ旅行がおすすめです。

ウルル、キングスキャニオン、ブロークンヒル周辺など、荒野のスケールを感じられる場所を検討してみましょう。

ノーザンテリトリーの映画ロケ地

ノーザンテリトリーは、オーストラリアらしい雄大な自然、赤土の大地、国立公園、滝、渓谷、ワイルドな風景を持つ地域です。

そのため、オーストラリアの自然やアウトバックを強く印象づける映画やドラマのロケ地として使われてきました。

観光地としては、ダーウィン、カカドゥ国立公園、リッチフィールド国立公園、キャサリン、ウルル周辺などが有名です。

エリアロケ地巡りの楽しみ方
Darwin港町、戦争史、熱帯の雰囲気があり、映画『オーストラリア』とも関係があります。
Kakadu National Park大自然、岩絵、湿地、滝、ワイルドな景観を楽しめます。
Outback映画やCMで使われる「オーストラリアらしい荒野」のイメージを感じられます。
Uluru周辺日本人にも強く印象に残る赤い大地と一枚岩の景色を楽しめます。

遠隔地はツアー参加が安心

ノーザンテリトリーのロケ地巡りは、シドニーやメルボルンの街歩きとは違い、距離、暑さ、道路状況、通信環境、野生動物などに注意が必要です。

初めて訪れる方は、現地発着ツアーやガイド付きツアーを利用すると安心です。

『クロコダイル・ダンディー』と『オーストラリア』

オーストラリアらしい映画として日本でも知られている作品に、『クロコダイル・ダンディー』や『オーストラリア』があります。

ノーザンテリトリー公式観光情報では、ノーザンテリトリーで撮影された映画として『クロコダイル・ダンディー』や『オーストラリア』などを紹介しています。『オーストラリア』については、ノーザンテリトリー、西オーストラリア州、クイーンズランド州がロケ地となり、ダーウィンではStokes Hill WharfやDarwin Harbour周辺が撮影に使われたと案内されています。

これらの作品は、オーストラリアの広大さ、自然、歴史、アウトバックのイメージを感じるのに向いています。

作品旅行者向けポイント
クロコダイル・ダンディーアウトバック、ワイルドな自然、オーストラリアらしいキャラクター像を世界に広めた作品です。
オーストラリアダーウィン、カカドゥ、広大な牧場風景など、オーストラリア北部のスケールを感じられます。
おすすめ旅行ダーウィン、カカドゥ国立公園、リッチフィールド国立公園、アウトバックツアー。
注意点乾季・雨季、暑さ、蚊、距離、ツアー催行時期を確認しましょう。

作品の世界観を自然観光で楽しむ

ノーザンテリトリーの映画ロケ地巡りは、特定の建物を巡るというより、作品に出てくるような大自然のスケールを体感する旅行になります。

カカドゥやダーウィン周辺を訪れると、映画で描かれた「大きなオーストラリア」を感じられます。

クイーンズランド・ゴールドコーストの撮影地

クイーンズランド州は、ビーチ、熱帯雨林、島、都市、スタジオ施設があり、映画やドラマの撮影地としても使われています。

特にゴールドコーストには大型スタジオがあり、ハリウッド作品や国際作品の撮影に使われることがあります。ただし、スタジオ内の撮影地は通常観光客が自由に見学できるものではありません。

旅行者にとっては、ゴールドコーストのビーチ、ブロードビーチ、サーファーズパラダイス、テーマパーク、スプリングブルック国立公園、グレートバリアリーフ方面など、映像映えするスポットを楽しむ形が現実的です。

エリア映像作品・CM的な楽しみ方
Gold Coast高層ホテルとビーチの風景が、リゾートCMや旅行番組のような雰囲気です。
Village Roadshow Studios周辺国際作品の撮影に使われることがありますが、通常の観光施設ではない点に注意しましょう。
Springbrook / Tamborine Mountain熱帯雨林、滝、山の風景が映像映えします。
Great Barrier Reef水中映像、観光CM、旅番組で使われやすい世界的な自然景観です。

スタジオ作品は「実際に巡れる場所」と分けて考える

映画の撮影がゴールドコースト周辺で行われていても、スタジオ撮影中心の場合、旅行者が実際に同じ場所を見学できるとは限りません。

ロケ地巡りとしては、ビーチや国立公園、テーマパーク、展望スポットを楽しむ方が現実的です。

ミュージックビデオ・CMで使われやすいオーストラリアの定番風景

ミュージックビデオやCMは、映画やドラマに比べて公式ロケ地情報が残りにくいことがあります。

日本の企業CM、旅行会社CM、航空会社の広告、観光プロモーション、アーティストのMVでは、作品名が明確に公開されないまま、オーストラリアらしい風景が使われることもあります。

そのため、特定のCM・MVの完全なロケ地巡りというより、画面でよく見る「オーストラリアらしい定番風景」を巡る楽しみ方がおすすめです。

定番スポットCM・MV的な魅力
Sydney Opera House一目でシドニーと分かる象徴的な建物。旅行CMやドラマの導入カットに使われやすい景色です。
Sydney Harbour Bridge港、橋、フェリー、夜景を組み合わせた映像に向いています。
Bondi Beachサーフィン、ビーチ、若者文化、開放感を表現しやすい場所です。
Uluruオーストラリアの大自然、赤い大地、サンライズ・サンセットの象徴的な映像に向いています。
Great Barrier Reef水中映像、透明な海、リゾート感を伝える映像に使いやすい自然遺産です。
Great Ocean Roadドライブ、海岸線、絶景ロードムービー風の映像に向いています。
Melbourne Lanewaysカフェ、ストリートアート、街歩き、アーティスティックなMV風映像に合います。

CM風の写真を撮るなら朝夕がおすすめ

オペラハウス、ハーバーブリッジ、ウルル、グレートオーシャンロードなどは、朝夕の光が美しく、写真や動画に向いています。

ただし、ドローン撮影、商用撮影、三脚使用、私有地での撮影には許可が必要な場合があります。観光客としての写真撮影でも、現地ルールを守りましょう。

ロケ地巡りモデルルート

オーストラリアのロケ地巡りは、通常観光と組み合わせるのが最も効率的です。

ここでは、初めての方でも組みやすいモデルルートを紹介します。

ルート内容
シドニー半日Martin Place、The Rocks、Circular Quay、Opera House、Harbour Bridgeを徒歩で巡る。『マトリックス』や『恋するプリテンダー』の雰囲気を楽しめます。
シドニー1日午前にCBD・The Rocks、午後にBondi BeachまたはManly、時間があればCockatoo Islandへ。
ミッション:インポッシブル2ルートLa PerouseとBare Islandを訪れ、海沿いの景色とアクション映画の雰囲気を楽しむ。
メルボルン1日CBD、レーンウェイ、カフェ、Queen Victoria Market、Southbankを巡り、『ソロ活女子のススメ5』風の街歩き。
ノーザンテリトリーダーウィン、カカドゥ、リッチフィールドなどをツアーで巡り、『クロコダイル・ダンディー』や『オーストラリア』の世界観を感じる。
CM・MV風絶景ウルル、グレートバリアリーフ、グレートオーシャンロード、ボンダイビーチなどで映像映えする風景を撮影。

作品別よりエリア別に回ると効率的

ロケ地は作品ごとにバラバラに巡るより、エリア別にまとめると効率的です。

シドニーならCBD、港、ビーチ、島、メルボルンならCBD、レーンウェイ、郊外というように組み立てると、通常観光としても楽しめます。

ロケ地巡りの注意点とマナー

ロケ地巡りは楽しい旅行テーマですが、訪問時には安全とマナーを守ることが大切です。

特に、私有地、学校、ホテル、住宅街、営業中の店舗、自然保護区、国立公園では、観光客としての節度ある行動が求められます。

注意点内容
私有地に入らない映画に出た建物でも、現在は学校、住宅、ホテル、会社施設の場合があります。無断立入は禁止です。
撮影ルールを守る三脚、ドローン、商用撮影、店内撮影は許可が必要な場合があります。
現地の人に配慮住宅街や店舗前で長時間撮影したり、大声で騒いだりしないようにしましょう。
自然エリアは安全第一崖、海、渓谷、アウトバックでは、天候、足元、熱中症、通信圏外に注意しましょう。
作品の再現にこだわりすぎない撮影当時と景色が変わっていることもあります。現在の観光地として楽しみましょう。
文化的に重要な場所先住民文化や聖地に関わる場所では、写真撮影や立入制限を尊重しましょう。

ロケ地は「現在の場所」として尊重する

映画の中では有名な場所でも、現在は人々が生活・仕事をしている場所かもしれません。

作品ファンとして訪れる時も、現地の人や施設に迷惑をかけないよう配慮しましょう。

出発前チェックリスト

最後に、オーストラリアの映画・ドラマ・MV・CMロケ地巡り前に確認しておきたい項目をまとめます。

確認項目確認
行きたい作品とロケ地を事前にリストアップした
現在も訪問可能な場所か確認した
私有地・学校・ホテル・住宅街では無断立入しないことを理解した
公共交通、フェリー、ツアー、レンタカーなど移動手段を確認した
撮影ルール、ドローン規制、三脚使用可否を確認した
自然エリアでは天候、暑さ、靴、水分、通信状況を確認した
映画・ドラマを見直して、印象的なシーンを確認した
ロケ地巡りだけでなく、通常観光としても楽しめる予定にした
夜間や郊外へ行く場合、帰りの移動手段を確認した
現地の人、文化、自然環境に配慮して訪問する

まとめ:作品を知っているとオーストラリア旅行がもっと楽しくなる

オーストラリアは、映画、ドラマ、ミュージックビデオ、CMのロケ地として非常に魅力的な国です。

シドニーでは『マトリックス』、『ミッション:インポッシブル2』、『グレート・ギャツビー』、『恋するプリテンダー』、『ウルヴァリン:SAMURAI』などのロケ地を通常観光と組み合わせて楽しめます。

メルボルンでは、日本のドラマ『ソロ活女子のススメ5』の聖地巡礼や、街歩き、カフェ、レーンウェイ、スポーツ・文化イベントと組み合わせたロケ地巡りが楽しめます。

ノーザンテリトリーやアウトバックでは、『クロコダイル・ダンディー』や『オーストラリア』のような、大自然のスケールを感じる作品の世界観に触れることができます。

目的おすすめエリア・作品
映画ロケ地を街歩きで楽しみたいシドニーCBD、『マトリックス』、『ミッション:インポッシブル2』。
シドニー観光名所と作品を結びつけたい『恋するプリテンダー』、Opera House、Harbour Bridge、Bondi Beach。
日本作品の聖地巡礼をしたいメルボルン、『ソロ活女子のススメ5』。
大自然・アウトバックの映像世界を感じたいノーザンテリトリー、『クロコダイル・ダンディー』、『オーストラリア』。
CM・MV風の景色を撮りたいOpera House、Uluru、Great Barrier Reef、Great Ocean Road、Bondi Beach。

ロケ地巡りで大切なのは、作品の世界を楽しみながら、現在の場所としてのルールやマナーを守ることです。

映画やドラマを見てから訪れると、オペラハウス、ハーバーブリッジ、メルボルンのレーンウェイ、ウルル、グレートバリアリーフなど、定番観光地がより特別な場所に感じられるはずです。

次のオーストラリア旅行では、通常の観光に少しだけ「ロケ地巡り」の視点を加えて、作品の中に入り込むような旅を楽しんでみてください。

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