【2024年版】エアーズロック観光(ウルル観光)の完全ガイド - 行き方、見所、ツアー紹介
エアーズロック(ウルル)は、ノーザンテリトリー準州のウルルカタジュタ国立公園(旧名:エアーズロック・マウントオルガ国立公園)にある、世界で2番目に大きい一枚岩です。
1987年にユネスコより世界自然遺産に登録され、1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録、エアーズロックは「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地となりました。
実際に、海外からオーストラリアを訪れる観光客にとって、最も人気の観光地はシドニーやケアンズに並んでエアーズロックではないでしょうか。
そこで今回は、エアーズロック(ウルル)観光には外せない必見ポイント、エアーズロック(ウルル)の見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、エアーズロック(ウルル)へ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!
エアーズロック(ウルル)とは?
オーストラリア大陸ほぼ中心にあるエアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の大きさで、333メートルの東京タワーよりも数メートル高さがあります。
エアーズロック(ウルル)は、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録されました。1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録され、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。
よくエアーズロックは「世界最大の一枚岩」と紹介されているが、実はこれは間違いです。世界最大の一枚岩は、同じオーストラリアでも西オーストラリア州の「マウントオーガスタ」であり、エアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩であると言われています。
エアーズロック(ウルル)は1873年に、イギリスの探検家により「発見」されて、西欧文明にその存在を知られることになりました。そして、その当時の西オーストラリア提督、ヘンリー・エアーズの名前より、「エアーズロック」の名前が付けられました。
しかしながら、エアーズロックは1873年に「発見」される以前に、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々の最も重要な聖地であり、アボリジニの人々の間では、「ウルル」(Uluru)と呼ばれていたのです。
オーストラリアでは、近年、アボリジニの人々の習慣、考え方を尊重する運動が高まり、1995年に西欧人の付けた「エアーズロック」の呼び方を改め、アボリジニの人々の呼び方、「ウルル」と呼ぶことが決定されました。それと同時に、エアーズロックと同じ国立公園にある「マウントオルガ」も、「カタジュタ」(KATA TJUTA)と呼ぶことに正式に決定した。
アボリジニの人々は1万年前からこのエリアに住んでいたと言われ、このエアーズロック周辺の土地は、アボリジニの人々へ返還され、99年のリース契約で、オーストラリア政府にリースされてます。。
その決定を受け、現在は「エアーズロック・マウントオルガ国立公園」から、「ウルル・カタジュタ国立公園」と名称も変更され、現在にいたっています。
エアーズロックへの行き方・アクセス
エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央、ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)にあります。
最寄りの空港のある街はエアーズロック(Ayers Rock)になります。
アリススプリングス(Alice Springs)から行くことも可能ですが、アリススプリングスからエアーズロック(ウルル)への陸路での最短ルートは、車で舗装道路を走って約460km、約5時間弱となるので、レンタカーを使用する場合は長距離運転に慣れている必要があります。
エアーズロック、アリススプリングスともに日本から直行便は飛んでいない為、オーストラリア国内の他の都市から乗り継いでエアーズロック、またはアリススプリングスに入る必要があります。
エアーズロックへはシドニーからはカンタス航空とジェットスター航空、ケアンズからはカンタス航空、メルボルンよりジェットスター航空が就航しています。
加えて2024年6月より、ヴァージン・オーストラリア航空が、メルボルンとブリスベンより運航を開始します。
アリススプリングスへは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ダーウィンよりカンタス航空が就航しています。
ジェットスター航空はLCC(格安航空会社)、一方カンタス航空はフルサービスの航空会社なので、通常ジェットスター航空の運行するエアーズロックの路線の方が、航空運賃が安いことが多いようです。
ヴァージン・オーストラリアは、カンタス航空とジェットスター航空の間くらいの料金設定となっています。
エアーズロックの気候
エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央に位置し、気候は砂漠気候(Desert Climate)に属しています。
年間を通して降雨量は少なく、日中・夜間の気温差が大きいのが特徴です。
真夏には40℃を超える日もあり、日差しが強烈なので日焼け止め、帽子、サングラスなどの暑さ・日差し対策と水分補給をまめにする必要があります。
ただし、空気が乾燥しているので、日陰では涼しく感じることができます。
冬は日中は20℃前後で過ごしやすい気候ですが、朝晩には最低気温は0℃を下回ることもあり、ぐっと冷え込みます。
月 | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|---|
1月 | 37.5 | 20.9 | 47.7 |
2月 | 36.0 | 20.5 | 45.8 |
3月 | 33.4 | 17.3 | 49.5 |
4月 | 28.7 | 12.2 | 25.0 |
5月 | 23.4 | 7.9 | 21.6 |
6月 | 20.3 | 4.9 | 21.1 |
7月 | 20.3 | 3.4 | 9.2 |
8月 | 22.6 | 5.5 | 13.2 |
9月 | 26.4 | 9.1 | 18.7 |
10月 | 31.4 | 13.5 | 23.5 |
11月 | 34.2 | 17.0 | 34.5 |
12月 | 36.8 | 19.7 | 18.8 |
年平均 | 29.2 | 12.7 | 27.4 |
データ:99 / 赤字・・年間最高値
エアーズロックでのハエ対策
エアーズロック(ウルル)ではハエが多いという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?答えは、イエス!
エアーズロック周辺に生息するハエは、日本でよく見かける大きさの約半分くらいの、いわゆるコバエです。特に高温を好むハエは、オーストラリアが夏の12月から2月にかけて1年の中で最も多く発生し、水分を求めて特に顔の目、鼻、口などをねらってたかったり、黒いTシャツやバックパックなどに群がります。
このコバエは、特に噛んだり刺したりするわけではないので、人体に害を及ぼすわけではないのですが、一番気になる顔に集まってきたり、運が悪いと口の中に入ってきて飲み込んでしまったり、メガネやサングラスの中に入ってきたりなど、かなり人を不快にさせます。
そこで便利なのが防止にネットが付いていて、ハエの襲来から顔を守る「防虫ネット帽子」です。エアーズロック・リゾートでも、ショッピング・スクエア内のお土産屋やキャンプ場のレセプションなどで販売していますが、1つ$10-15ほどの値段ですし、売り切れて手に入らない場合もあります。シドニーやケアンズなどの他都市のアウトドア・ショップやお土産屋で$5-7ほどで購入するか、日本でもアマゾンなどのオンライン・ショップやアウトドア・ショップなどで500円くらいから入手可能なので、もし事前に用意ができるのであれば、持って行った方が安心できるのではないでしょうか。
オーストラリアの夏である12月から2月にかけてはハエの数が異常に多いので、ハエ対策は必須ですが、冬の7-9月あたりは全くいなくなるわけではないですが、夏に比べると断然ハエの数は減ります。しかし、全くいなくなるわけではないので、心配な方は念のため防虫ネット帽子を持参されるといいかもしれませんね。
エアーズロックの観光スポット
エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客が必ず訪れるウルル・サンセット鑑賞エリアとウルル・サンライズ鑑賞エリアは、遠目でエアーズロック(ウルル)を眺めながら、サンセットやサンライズに照らされて色が徐々に変化する様子を楽しむことができます。
また、エアーズロック(ウルル)のふもとでは、アボリジニーの聖地となっている場所や、古代からの壁画が残っている洞窟、絶えることがない水がたまる泉など、見所がたくさんあります。
ここでは、その中でも特にここは外せない!というお勧めのエアーズロック(ウルル)観光スポットを紹介しますね。
ウルル・サンセット観賞エリア
エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客の大半の方のハイライトは、このエアーズロック(ウルル)のサンセット鑑賞であるといっても過言ではないほど人気の観光スポットです。
エアーズロック・リゾートに滞在している観光客のほとんどは、このサンセット鑑賞エリアに日の入り1時間前後から集合するため、繁忙期にはかなり込み合います。しかし、日の入りの光がウルルに反射しながら落ちていく様子を絶妙な角度で鑑賞できる唯一のスポットであること、また例え混んでいても、フェンス越しのエアーズロック(ウルル)はかなり離れているため、誰でもポストカードのような素晴らしいエアーズロック(ウルル)の写真を撮ることができることなどから、多くの観光客にとって満足度の高い観光スポットです。
ツアーに参加している場合は、サンセットを待っている間、スパークリングワインやおつまみがサービスされるツアーが多いので、その場合はぜひ上の写真のような逆さエアーズロック(ウルル)を試してみてくださいね!
名称 | ウルル・サンセット鑑賞エリア(Uluru Sunset Viewing Area) |
---|---|
住所 | Mutitjulu NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で17分 |
料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
Web | http://www.parksaustralia.gov.au/uluru/do/sunrise-sunset.html |
ウルル・サンライズ観賞エリア
ウルル・サンライズ鑑賞エリアでは、夜の暗闇の中でぼんやりと映し出されるウルルのシルエットが、日の入りと共に朝日に照らし出されて徐々に赤みを帯びてその全貌を現してくれるエアーズロック(ウルル)のシーンを鑑賞することができます。
タイトなスケジュールでの早朝早起きはきついですが、エアーズロック(ウルル)のウルルをひとたび見れば、すっかり寝不足の大変さも忘れてしまうことでしょう。
サンライズを見終わると、そのままエアーズロック(ウルル)やマウントオルガ(カタジュタ)の観光が続くことが多いので、サンドイッチやマフィンなどの朝食を持ってきて、日の入りを待っている間に食べている人も多く見かけます。
ツアーによっては、暖かいコーヒーや紅茶、お茶のサービスがありますが、サンライズ鑑賞の会場にはトイレの施設がないので、その点注意が必要です。
名称 | ウルル・サンライズ鑑賞エリア(Uluru Sunrise Viewing Area) |
---|---|
住所 | Mutitjulu NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で26分 |
料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
Web | http://www.parksaustralia.gov.au/uluru/do/sunrise-sunset.html |
クニヤ散策路(クニヤ・ウォーク)
エアーズロック(ウルル)の麓に枯れることがないと言われる水をたたえるムティジュルの泉と、文字を持たないアボリジニーの人々が壁画によってチュクルパ(伝統や教訓)を後世に伝えていった跡を見ることができます。
クニヤ、とはアボリジニーの人々に伝わる、伝説のニシキヘビです。この散策路を歩きながら、クニヤについて、そして彼らがどのようにして、この厳しい砂漠気候の中で生き抜いてきたのかを、ガイドの解説で聞いてみましょう。
駐車場からムティジュルの泉まで往復1km、ゆっくり解説を聞きながら歩いても所要時間30-45分ほど。多くのエアーズロック(ウルル)麓巡りのツアーが訪れる人気観光スポットです。
ムティジュルの泉からエアーズロック(ウルル)の岩を見上げると、風化によってできたハートマークを見つけることができますよ。
名称 | クニヤ散策路(Kuniya Walk) |
---|---|
住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で25分 |
料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/kuniya-walk/ |
マラ散策路(マラ・ウォーク)
元登山道の麓に位置するマラの駐車場から、カンジュの泉までの往復2km、歩いて約1時間半の散策路です。道中はずっと平坦な道が続くので、ウォーキング初心者の方でも景色を楽しみながら歩くことができます。
マラ、とは、ワラビーの仲間である小さな有袋類の動物で、現在では絶滅y危惧種に指定されていてなかなか野生を見ることはできません。このマラを先祖にもつマラ族がその昔、最初にエアーズロック(ウルル)に到着した際、キャンプをした場所がマラ散策路の途中にある洞窟です。マラ族は、現在この地に住むアナング族の先祖とされていて、彼らの言い伝えや教訓のチュクルパにも度々登場します。
カンジュの泉は、大きなユーカリの木々とエアーズロック(ウルル)の岩壁に囲まれていて、まるでどこかの森に迷い込んだかのような静寂さを感じることができるでしょう。
名称 | マラ散策路(Mala Walks) |
---|---|
住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で21分 |
料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/mala-walk/ |
アボリジナル・カルチャー・センター
アボリジナル・カルチャー・センターは、この地に住むアナング族の歴史や文化について、パネルや展示での解説、さらには実演によって学ぶことができる、情報センターです。
建物は、アナング族に言い伝えられている伝説のニシキヘビ、クニヤをかたどっています。チュクルパ・トンネルでアナング族のチュクルパ(言い伝えや教え)を学んだり、実際に彼らが作り上げたアートに触れたり、気に入れば購入することもできます。
インフォメーション・デスクには常時国立公園のレンジャーさんが駐在しているので、国立公園の周り方だけでなく、この地に生息する動植物やアボリジニーの歴史や文化についても聞くことができます。
国立公園入園料を支払っていれば、誰でも無料で訪れることができますし、カルチャー・センターからマラ駐車場までの散策路リル・ウォーのスタート地点になっています。また、カフェやお土産屋さんも併設されているので、ちょっとした休憩や、ここでしか手に入れることができないアボリジニー・アートのお土産などを探すのにも利用できますよ。
名称 | アボリジナル・カルチャー・センター(Ulutu Kata-Tjuta Culture Centre) |
---|---|
住所 | Uluru Rd, Uluru NT 0872Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で18分 |
料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/cultural-centre/ |
キャメル・ファーム
キャメル・ファームは、エアーズロック・リゾート内のツアー用キャンプ場(コーチ・キャンプグラウンド)の近くにあり、国立公園の外に位置しますが、遠くからエアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)の姿を見ることができる絶景スポットです。
このキャメル・ファームでは、午前と午後の1日2回、45分間のキャメル・ライドが楽しめる「キャメル・エクスプレス」と、日の入りを拝みながらキャメル・ライドを楽しむ「ラクダで行くサンライズ・ツアー」、砂漠に落ちていく太陽をキャメル・ライドで眺める「ラクダで行くサンセット・ツアー」を催行しています。
どのツアーもとても人気で、ラクダの頭数に限りがあるので、興味がある方は早めにご予約されることをお勧めします!
名称 | キャメル・ファーム (Camel Farm) |
---|---|
住所 | 10 Kali Cct, Yulara NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートを15分間隔で巡回するシャトルバスにてコーチ・キャンプグラウンド下車、徒歩3分 |
料金 | ファームを外から観察するのは無料。ツアー参加には各ツアー料金がかかる |
Web | https://www.parks.sa.gov.au/find-a-park/Browse_by_region/kangaroo-island/kelly-hill-conservation-park |
エアーズロック周辺の観光スポット
エアーズロックを訪れる観光客の一番の目的は巨大な一枚岩であるエアーズロック(ウルル)ですが、ほとんどの方は同じ国立公園内にあるマウントオルガ(カタジュタ)も滞在中に訪れます。また、エアーズロックに2泊以上する方は、迫力のある赤土の渓谷のハイキングを楽しめるキングスキャニオンへぜひ足を運んでみてください!
マウントオルガ(カタジュタ)
マウントオルガ(カタジュタ)は、エアーズロック(ウルル)から西に約30km、エアーズロック・リゾートから、約50kmの位置します。エアーズロックのウルルと同様、以前はマウントオルガと呼ばれたが、1995年にアボリジニの正式な呼び方、カタジュタに名前が改められました。
エアーズロック(ウルル)と同じ、「ウルル・カタジュタ国立公園」の中にあり、マウントオルガ(カタジュタ)へ行くには、3日間有効の国立公園入園券を購入する必要があります。これは、名前の通り、エアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)との共通入園券となっている。
マウントオルガ(カタジュタ)「オルガ」は、ドイツの王妃の名前から取られました。マウントオルガの正式名称、「カタジュタ」とは、アボリジニの言葉で「沢山の頭」という意味です。6個の丸い岩のドームからなり、高いものは460mの高さがあります。
マウントオルガ(カタジュタ)には2つの散策路があり、ウォルパ渓谷散策路(Walpa Gorge)と、風の谷散策路(Vallry of the Winds)の2つがある。
風の谷散策路は、「風の谷のナウシカ」のモデルになったと一般的に言われているが、公式にはスタジオジブリによって否定されています。しかしながら、第二展望台付近の風の谷で見ることのできる風景は、確かにアニメで見る地形に似ていて、名称も一致するので、後は実際に自分の目で判断してみるといいかもしれません。
風の谷には第一展望台と第二展望台の2つがあり、第一展望台までは往復約1時間、第二展望台へ行くには、往復約3時間かかります。第一展望台より先は、エアーズロック同様、気温が36度を超えると散策路は閉鎖され、夏季の午後はほぼ毎日閉鎖となるので注意が必要です。
ツアーに参加する場合、ツアーによって、ウォルパ渓谷散策路に行くか、あるいは風の谷散策路に行くか、風の谷散策路の場合でも第一展望台までしか行く時間がないか、あるいは第二展望台まで行く時間があるかの確認をした方がいいでしょう。
名称 | マウントオルガ(カタジュタ) |
---|---|
住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で40分 |
料金 | 国立公園入園料:大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
Web | https://northernterritory.com/uluru-and-surrounds/destinations/kata-tjuta-the-olgas |
キングスキャニオン
キングスキャニオンは、エアーズロックより約300km、時間にして途中休憩も入れると約4時間かかるため、通常エアーズロックより1日ツアー(AAT KINGS社のみ運行、英語ツアーのみ)で参加して訪れます。
その他、エアーズロック、あるいはアリススプリングス出発の2泊以上のキャンプツアーで、このキングキャニオンが含まれているツアーもあります。日本人には大ヒット映画、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケが、この周辺で行われたことで有名です。
キングスキャニオンは、ワタルカ国立公園にあり、ここの国立公園は入園無料。キングスキャニオンには、クリーク・ウォークとキャニオン・リム・ウォークの2つの散策路があります。クリークウォークは、キングスキャニオンの谷底を、小川のキングス・クリークに沿ってある散策路。行程差もほとんどなく、約1時間程度で往復できる初心者向けのコースです。
一方、キャニオン・リム・ウォークは、270メートルの断崖、キングスキャニオンに登り、約3-4時間かかります。キングスキャニオンの谷の上部を散策する道で、途中エデンの園、ロストシティなどのポイントがあるので、長いハイキング・コースですが、道中は見所がいっぱいです。
最初のキングスキャニオンの谷の上部に登るのに、最初、結構な急な坂を登りますが、一度登ってしまえば、後は割合平坦なので、頑張って最初の坂を上り切りましょう。このキャニオン・リム・ウォークも、エアースロック同様、36度を超えると閉鎖となるので、なるべく真夏の時期を避けた方がベターです。
宿泊施設は、キングスキャニオン・リゾートのみがあり、手ごろな料金の共同部屋のバックパッカーから、4スターホテルまで各種あるので、時間に余裕がある場合は、このキングスキャニオン・リゾートに泊まってゆっくり過ごすのもまた、アウトバックでのいい思い出になるはずです。
名称 | キングスキャニオン(Kings Canyon) |
---|---|
住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
アクセス | エアーズロック・リゾートより車で1時間10分 |
料金 | 無料 |
Web | https://northernterritory.com/uluru-and-surrounds/destinations/watarrka-national-park |
エアーズロック出発のオプショナルツアー
オーストラリアを代表し世界的にも著名な観光地であるエアーズロック(ウルル)は、エアーズロック・リゾートを起点にして各種ツアーが出発しています。
どのツアーを選ぶかの基準は、まず日本語のツアーにするのか、それとも英語のツアーにするのかを決めます。その次に、単品のツアーで、エアーズロック(ウルル)の観光をするのか、それとも、ツアーが2つ以上組み合わさって、エアーズロック(ウルル)に加えてマウントオルガ(カタジュタ)やキングスキャニオンにも行くパッケージにするのかを決めます。最後に、オプショナルツアーとして、キャメル・ライドやヘリコプター、セグウェイ、ハーレーダビットソンなどでウルルをウルルを鑑賞するツアーや、ウルルを遠景にディナーをしたり、イルミネーションを見るツアーもあるので、興味がある方は、そういったツアーも追加することができます。
エアーズロック(ウルル)を観光するツアーは、エアーズロック・リゾートから以外に、アリススプリングスからもあ日帰りツアーやキャンプツアーが催行されています。アリススプリングス出発のキャンプツアーは、下記を参照してください
日本語・ウルルふもとめぐりとサンセット・ツアー
カルチャー・センター、ウルルのふもとめぐり、そしてウルルのサンセットを満喫する日本語でご案内の午後ツアーです。
まずはアボリジニーの歴史と文化の資料館カルチャーセンターを見学します。アボリジニーの工芸品をお土産として購入したり、カフェにて休憩することもできます。その後、ウルルのふもとにあるクニヤ・ウォークと呼ばれる散策路へご案内します。クニヤ・ジュクルパと呼ばれる先住民の神話に耳を傾けます。
そしてウルルのふもと10km以上に及ぶ外周道路をぐるりと一周、車窓から観光します。アボリジニーにとって大切な場所(聖地)をご覧いただくこともできます。
ウルルサンセット会場では、オーストラリア産スパークリングワインとおつまみを楽しみながら、太陽が沈むとともにウルルの色が刻々と変化する様子をご覧ください。
催行曜日 | 月曜、木曜、土曜 |
---|---|
料金 | (BBQディナーなし) (BBQディナー追加)大人 $235 / 子供 $165 |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16651/ |
日本語・ウルル・サンライズとカタジュタ・ツアー
ウルル(エアーズロック)の東側に位置するウルル・サンライズ会場「タリングル・ニャクンジャク」にて夜明けの最初の光が砂漠の平原をゆっくりと横断する様子、そして朝日が地平線に近づくにつれて段々とその姿を現すウルルの様子を、コーヒー・紅茶で身体を暖めながらお楽しみ下さい。
その後、同じウルル・カタジュタ国立公園内にある36個の巨大な岩のドームの集まりカタジュタ(マウント・オルガ)へ。カタジュタ展望台で記念撮影したあと、ウォルパ渓谷の散策をします。ウルルとはまた違うカタジュタの迫力を感じてください。
催行曜日 | 月曜、木曜、土曜 |
---|---|
料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16650/ |
キングスキャニオン1日観光(エアーズロック発着)
キングス・キャニオンに行く1日ツアー。早朝に出発、広大な砂漠が広がるダイナミックな風景を楽しみながらキングス・キャニオンに向かいます。キングス・キャニオンでは、2通りの楽しみ方が用意されています。体力に自身のある方は、3時間のトレッキングへどうぞ。
絶壁の岩肌を伝い、キャニオンの縁まで登れば素晴らしい眺望が足元に広がります。壮大なスケールを肌で感じてください。
また、3時間は「ちょっと」と言うお客様は、キャニオンの谷を散策することも可能です。こちらの方が易しい道のりになっています。経験豊富なガイドによる説明付きです(英語)。
催行曜日 | 2024年4月~2024年11月:毎日 2024年12月~2025年3月:11月:火曜日を除く毎日 |
---|---|
料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/1696/ |
【ヘリコプター】ウルルとカタジュタ
ウルル・カタジュタ国立公園の2大観光スポット、エアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)を、ヘリコプターに乗って上空より鳥の目線でご覧いただきます。
観光ガイドブックなどで見慣れているエアーズロック(ウルル)の形は、上から見ると実は円形ではないことに驚くことでしょう。
ホテルから空港への往復バス送迎もついています。お申し込みの際に、お好きなフライト時間帯をお選びください。
催行曜日 | 毎日 |
---|---|
料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/3065/ |
セグウェイでウルル一周
ガソリンを一切使わず、電気動力でガスを排出しない、環境にとても優しいのりものセグウェイ。
アクセルやブレーキの操作はなく、乗っている人の体の重心移動によってその動きを制御します。このセグウェイに乗って、一周約12kmあるウルル(エアーズロック)の麓を、経験豊かなガイドと共に一周します。
道中は風の風化でできた洞穴やそこに描かれた先住民族アボリジニの壁画、枯れることのない泉など、要所要所の解説もあります。ご希望のお客様は、音声ガイドを装着し、日本語で解説を聞くこともできます!
催行曜日 | 毎日 |
---|---|
料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16612/ |
[サンセット鑑賞付き] フィールド・オブ・ライト・スター・パス
ウルル(エアーズロック)のサンセット鑑賞と、世界的にもその名前を広く知られるアーティスト、ブルース・ムンロによる、5万以上にも及ぶ球状のガラスに光を灯すイルミネーションをスパークリング・ワインとおつまみと共にお楽しみください。
このツアーでは、フィールド・オブ・ライト展示会場に隣接する「小高い丘」へ登って、ウルルのサンセット、及びフィールド・オブ・ライトのイルミネーションを見学することができます。
催行曜日 | 毎日 |
---|---|
料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/14138/ |
ウィンジリ・ウィル・ショー・トワイライト
夜空に感動を呼ぶ最新のテクノロジーによるドローンショー!
ラムス社(RAMUS)が、デザイン・制作したドローン、音と光のショーを通じて、エアーズロック・リゾートは、この度アナング族に代々伝わるカルトゥカジャラからウルルまでのマラの物語をみなさまにご紹介いたします。
イベントの名称ともなっている「ウィンジリ ウィル」とは、地元のアナング族のピジャンジャジャラ語で「広い地平線を見渡す美しい景色」を意味します。
このドローンやレーザー光線を巧みに操作することにより、アニメーション化された映像が夜空を照らす息をのむような音と光のショーは、最新テクノロジーを駆使し、何世代にも亘り受け継がれてきたアナング族の古いマラの物語に命を吹き込みます。
催行曜日 | 毎日 |
---|---|
料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/17690/ |
エアーズロックのホテル
エアーズロックにはホテルは6軒しかなく、そのうちの5軒はエアーズロック・リゾートというリゾートエリアの中にあります。
エアーズロック、及び周辺のエリアは先住民のアボリジニの人たちの土地でもあり厳しい保護、規制が敷かれていることもあり、観光の他には産業がありません。
その為、観光客の立ち入りが禁止されている先住民の居住地を除けば、「ユーラーラー(Yulala)」という、人口1000人程のごく小さい街が1つあるだけになります。
このユーラーラーにエアーズロック・リゾートの5軒のホテル、セイルズ イン ザ デザート、デザート ガーデンズ ホテル、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ、ロスト キャメル、エミュ ウォークアパートメントがあります。
残りの1軒のホテルはロンギチュード131°という、ユーラーラーから少し離れた砂漠の中にある、ラグジュアリーテント・スタイルの、オールインクルーシブ型のホテルになります。
エアーズロックのホテルは、オーストラリアの他の地域のホテルと比較し、料金が高めとなっています。
これはエアーズロックにはホテルの軒数、客室数が少なく、都市から遠く離れた遠隔地であり、資材、食材そして人件費などのホテル運営コストが高くなることがあります。
エアーズロックのホテルは、2019年の10月のエアーズロック登山禁止となるまで、連日満室状態が続いていましたが、現在そのブームも落ち着き以前よりも部屋の取りやすい状態となっています。
しかしながら、エアーズロックには宿泊施設がわずか6軒しかなく、シーズン中は1室の空きがなく満室になることもあります。
現地到着後に宿泊場所を探そうという気は起こさず、必ず事前に宿泊場所の予約を済ませておくようにしてください。
セイルズ イン ザ デザート
セイルズ イン ザ デザートは、エアーズロックリゾートの中で最も高級なデラックスカテゴリーのホテルになります。
ホテルのロビーエリアの外観は、白いヨットの帆をイメージした造りとなっており、先住民アボリジニのアナング族の文化と、モダンな現代文化が高次元で融合された内装デザインになっています。
セイルズ イン ザ デザート内には、日本語サービスデスクが設置され、日本からお越しのお客様に対し、質の高い日本語サービスを提供しています。
ホテルの標準的な客室である「スーペリアルーム」は、37平米の広い客室にクイーンサイズのベッドが2台のツインルーム、または、キングサイズベッド1台のお部屋になります。
スーペリアルームのツインには追加料金にてエクストラベッド1台を入れることができ、ベッドはあわせて3台となりますが、最大5名様まで1部屋に宿泊可能になっています。
セイルズ イン ザ デザートには、広いテラスの付く「テラスルーム」、リビングとベッドルームに分かれ、バルコニーも付いた「デラックススイート」もございます。
館内レストランである「イルカリ」では、バイキングスタイルの朝食と、バイキングとアラカルト料理の夕食を提供しています。
ロビーエリアには、「ウォルパ ロビーバー」があり、軽食とドリンクを楽しむことができます。
その他セイルズ イン ザ デザートには、エステ・マッサージをお楽しみいただける「レッドオカー スパ」、アボリジニの人たちによる優れたアート作品の観賞、購入できる「マルガラ ギャラリー」がございます。
2020年7月まで客室の改装工事をおこなっており、改装後の客室は全室バスタブなしの部屋になります。
ホテル名 | セイルズ イン ザ デザート(Sails in the Desert) |
---|---|
住所 | 163 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
ホテルランク | |
webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/sails-in-the-desert |
デザート ガーデンズ ホテル
デザート ガーデンズ ホテルは、その名前の通り「砂漠の庭園」に、2階建ての客室棟があるスーペリアカテゴリーのホテルになります。
デザート ガーデンズ ホテルには「ガーデンビュー」、「デザートデラックス」、「デラックスロックビュー」の3種類の客室があります。
最も部屋数の多いベーシックな客室は「ガーデンビュー」と呼ばれ、2階建ての客室棟の1階となっています。
ガーデンビューは29平米ありダブルベッド2台のツインルームとなり、バスタブがこの部屋タイプにはありません。
公式にはガーデンビューの客室にエクストラベッドを入れることはできませんが、取扱旅行会社によっては追加料金にてエクストラベッド1台を入れることのできる契約を持っているところもあり、最大4名様まで宿泊可能となっています。
デザートデラックスは34平米とガーデンビューより広く、2階建て宿泊棟の2階部分を占めます。
デザートデラックスにはバスタブがあり、ダウブルベッド2台のツインルームとキングベッド1台の2種類があります。
追加料金にてエクストラベッド1台を入れることが可能で、ツインルームの場合は最大5名まで、キングルームの場合は3名まで1室に滞在可能です。
デラックスロックビューは、デザートデラックスの客室のうち、部屋またはバルコニーからエアーズロックが見える部屋になります。
デザートデラックスと部屋タイプは同じ、エアーズロックが見えるかどうかの違いとなります。
デザート ガーデンズ ホテルのデラックスロックビューの客室が、エアーズロックリゾートのホテルでは、唯一エアーズロックが見える客室となります。
デザート ガーデンズ ホテルの館内には。バイキングの朝食、軽めの昼食と夕食を提供する「マンガータ ビストロ & バー」と、アラカルトメニューの夕食を提供する「アングリ グリル & レストラン」の2つのレストランがございます。
ホテル名 | デザート ガーデンズ ホテル(Desert Gardens Hotel) |
---|---|
住所 | 1 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
ホテルランク | |
webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/desert-gardens-hotel |
アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ
アウトバック パイオニア ホテル & ロッジは、オーストラリアの他の都市と比較して料金の高いエアーズロックのホテルの中では最も安価な宿泊施設となります。
同じ敷地に一般的なホテル客室のアウトバック パイオニア ホテル、エコノミータイプの客室と共同部屋のアウトバック パイオニア ロッジがあり、フロントとロビーは共有しています。
アウトバック パイオニア ホテルの客室は「スタンダードルーム」の1種類となり、一般のスタンダードホテルと同程度の客室、バスルームが部屋にあります。
26平米のクイーンベッド1台とシングルベッド1台のツインルームになり、追加料金でエクストラベッド1台をいれることができ、最大5名まで1室を利用することが可能です。
アウトバック パイオニア ロッジでは、大きく分けると個室の部屋と共同部屋の2種類があります。
個室タイプの部屋は「バジェットルーム」と呼ばれ、シャワー・トイレ付きの部屋とシャワー・トイレなしの部屋の2種類があります。
バジェットルームのシャワー・トイレ付きの客室は、20平米の広さの部屋に2段ベッドが2台、最大で4名まで1室に宿泊可能です。
バジェットルームのシャワー・トイレなしの客室は、13平米の広さの部屋に2段ベッド1台とクイーンサイズのベッド1台、最大で4名まで宿泊可能です。
シャワー・トイレは、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジに共同の設備があり、それを利用していただきます。
アウトバック パイオニア ロッジの共同部屋は、英語では「ドミトリー(Domitory)」と呼ばれ、「4名男女ミックス・ドミトリー」、「20名女性専用ドミトリー」、「20名男性専用ドミトリー」の3種類となります。
「4名男女ミックス・ドミトリー」は、男女の性別の指定のない、2段ベッド2台がある4人部屋となり、若干20名ドミトリーより値段が高くなっています。
「20名女性専用ドミトリー」、「20名男性専用ドミトリー」は、それぞれ2段ベッドが10台ある大部屋になり、名前の通り男女別の部屋になっています。
どのタイプのドミトリーもシャワー・トイレの設備が部屋にはありませんが、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ館内に共同のシャワー・トイレの設備があります。
館内には、バイキング朝食と季節によって夕食時にオープンするカジュアルなレストラン「バウハウス・レストラン」と、ご自身で肉を選んで焼くセルフクック・バーベキューが人気の「アウトバック・パイオニア・BBQ」の2つのレストランがあります。
ホテル名 | アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ(Outback Pioneer Hotel & Lodge) |
---|---|
住所 | 2 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
ホテルランク | |
webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/outback-pioneer-hotel |
ロスト キャメル
ロスト キャメルは2018年7月にオープンした、エアーズロックのホテルの中では最も新しく、モダンなブティックスタイルのホテルです。
ホテル館内には飲食設備はありませんが、エアーズロックの中心地と言えるショッピング・スクエアに隣接し、カジュアルなダイニングを楽しめるゲッコーズカフェ、あるいはすぐ隣のセイルズ イン ザ デザートのレストラン等も利用できるので困ることはありません。
ロスト キャメルの客室は「スタンダードルーム」の1種類となり、広さは22平米とエアーズロックのホテルの中では小さ目ですが、明るい色調で機能的にまとめられており、狭さを感じません。
バスタブはありませんが、独立したシャワーとトイレ、オープンプランの洗面台が備わります。
ベッドはクイーンサイズ1台、または分割可能なキングベッド1台となり、キングベッドを分割してツインルームとして利用も可能です。
エクストラベッドは入れることができませんが、最大3名様で1室を利用することができます。
ります。
ホテル名 | ロスト キャメル(The Lost Camel) |
---|---|
住所 | Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
ホテルランク | |
webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/the-lost-camel-hotel |
エミュ ウォーク アパートメント
エミュウォーク アパートメントは、エアーズロックでは唯一のアパートメント・スタイルの宿泊施設となります。
館内には飲食設備はありませんが、エアーズロック・リゾートの中心地ショッピングスクエアに隣接していますので、不便さを感じることはありません。
チェックイン、チェックアウト等、ホテル・フロントサービスは、すぐ隣のデザート ガーデン ホテルのフロントを利用します。
エミュウォーク アパートメントの客室は、「1ベッドルーム・アパートメント」と「2ベッドルーム・アパートメント」の2種類があります。
「1ベッドルーム・アパートメント」は、55平米のゆったりしたスペースを使い、キングベッド1台の入る独立したベッドルーム、ソファベッドのあるリビング、そしてキッチンがあり、最大4名様まで利用可能です。
「2ベッドルーム・アパートメント」は、74平米の客室に2つのベッドルームとソファベッドのあるリビング、キッチンがあります。
2つのベッドルームには、クイーンサイズのベッド1台とシングルベッド2台が入っており、最大で6名様まで宿泊可能、家族旅行、グループでの旅行に最適です。
ホテル名 | エミュウォーク アパートメント(Emu Walk Apaartments) |
---|---|
住所 | 3 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
ホテルランク | |
webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/emu-walk-apartments |
ロンギチュード 131°
ロンギチュード131°は、エアーズロックのホテルの中では、もっともラグジュアリーなホテルとなります。
他のエアーズロックのホテルは、エアーズロック・リゾートの中にありますが、このロンギチュード131°のみ離れた砂漠の中にあり、わずか16室のサファリスタイルのゲストテントが点在するという、広大なレッドセンターの大地と圧倒的なエアーズロックの存在を満喫できる宿泊施設になっています。
宿泊プランはオールインクルーシブのみとなり、料金には宿泊料金の他、エアーズロック空港往復送迎、滞在中の食事、飲み物、ロンギチュード131°主催のツアーが含まれています。
部屋(テント)は「ラグジュアリーテント」と「デューンテント」の2種類あり、それぞれエクストラベッド1台を入れることが可能です。
ロンギチュード131°の料金に含まれる空港送迎、ツアーは英語になりますが、追加料金で日本語でのご案内に変更することが可能です。
ロンギチュード131°へは、同ホテルの車両しか立ち入れないため、AAT Kings社などのホテル外部のツアーには基本参加できませんのでご注意ください。
最低2泊以上の宿泊、2名様以上での申し込みが必要となり、10歳未満のお子様は宿泊することはできません。
ホテル名 | ロンギチュード131°(Longitude 131°) |
---|---|
住所 | 163 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
ホテルランク | |
webサイト | https://longitude131.com.au/ |
エアーズロック(ウルル)に関するよくある質問(FAQ)
オーストラリア大陸ほぼ中心にあるエアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の大きさで、333メートルの東京タワーよりも数メートル高さがあります。
エアーズロック(ウルル)は、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録されました。1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録され、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。
よくエアーズロックは「世界最大の一枚岩」と紹介されているが、実はこれは間違いです。世界最大の一枚岩は、同じオーストラリアでも西オーストラリア州の「マウントオーガスタ」であり、エアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩であると言われています。
エアーズロック(ウルル)は1873年に、イギリスの探検家により「発見」されて、西欧文明にその存在を知られることになりました。そして、その当時の西オーストラリア提督、ヘンリー・エアーズの名前より、「エアーズロック」の名前が付けられました。
しかしながら、エアーズロックは1873年に「発見」される以前に、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々の最も重要な聖地であり、アボリジニの人々の間では、「ウルル」(Uluru)と呼ばれていたのです。
オーストラリアでは、近年、アボリジニの人々の習慣、考え方を尊重する運動が高まり、1995年に西欧人の付けた「エアーズロック」の呼び方を改め、アボリジニの人々の呼び方、「ウルル」と呼ぶことが決定されました。それと同時に、エアーズロックと同じ国立公園にある「マウントオルガ」も、「カタジュタ」(KATA TJUTA)と呼ぶことに正式に決定した。
アボリジニの人々は1万年前からこのエリアに住んでいたと言われ、このエアーズロック周辺の土地は、アボリジニの人々へ返還され、99年のリース契約で、オーストラリア政府にリースされてます。。
その決定を受け、現在は「エアーズロック・マウントオルガ国立公園」から、「ウルル・カタジュタ国立公園」と名称も変更され、現在にいたっています。
エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客が必ず訪れるウルル・サンセット鑑賞エリアとウルル・サンライズ鑑賞エリアは、遠目でエアーズロック(ウルル)を眺めながら、サンセットやサンライズに照らされて色が徐々に変化する様子を楽しむことができます。
また、エアーズロック(ウルル)のふもとでは、アボリジニーの聖地となっている場所や、古代からの壁画が残っている洞窟、絶えることがない水がたまる泉など、見所がたくさんあります。
ここでは、その中でも特にここは外せない!というお勧めのエアーズロック(ウルル)観光スポットを紹介します。
エアーズロックの周辺には以下のような観光スポット、見所があります。
エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央、ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)にあります。
最寄りの空港のある街はエアーズロック(Ayers Rock)になります。
アリススプリングス(Alice Springs)から行くことも可能ですが、アリススプリングスからエアーズロック(ウルル)への陸路での最短ルートは、車で舗装道路を走って約460km、約5時間弱となるので、レンタカーを使用する場合は長距離運転に慣れている必要があります。
エアーズロック、アリススプリングスともに日本から直行便は飛んでいない為、オーストラリア国内の他の都市から乗り継いでエアーズロック、またはアリススプリングスに入る必要があります。
エアーズロックへはシドニーからはカンタス航空とジェットスター航空、ケアンズからはカンタス航空、メルボルンよりジェットスター航空が就航しています。
加えて2024年6月より、ヴァージン・オーストラリア航空が、メルボルンとブリスベンより運航を開始します。
アリススプリングスへは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ダーウィンよりカンタス航空が就航しています。
ジェットスター航空はLCC(格安航空会社)、一方カンタス航空はフルサービスの航空会社なので、通常ジェットスター航空の運行するエアーズロックの路線の方が、航空運賃が安いことが多いようです。
オーストラリアを代表し世界的にも著名な観光地であるエアーズロック(ウルル)は、エアーズロック・リゾートを起点にして各種ツアーが出発しています。
どのツアーを選ぶかの基準は、まず日本語のツアーにするのか、それとも英語のツアーにするのかを決めます。その次に、単品のツアーで、エアーズロック(ウルル)の観光をするのか、それとも、ツアーが2つ以上組み合わさって、エアーズロック(ウルル)に加えてマウントオルガ(カタジュタ)やキングスキャニオンにも行くパッケージにするのかを決めます。最後に、オプショナルツアーとして、キャメル・ライドやヘリコプター、セグウェイ、ハーレーダビットソンなどでウルルをウルルを鑑賞するツアーや、ウルルを遠景にディナーをしたり、イルミネーションを見るツアーもあるので、興味がある方は、そういったツアーも追加することができます。
エアーズロック(ウルル)を観光するツアーは、エアーズロック・リゾートから以外に、アリススプリングスからもあ日帰りツアーやキャンプツアーが催行されています。アリススプリングス出発のキャンプツアーは、下記を参照してください
エアーズロックの観光情報
- エアーズロック旅行で外せないお勧め観光スポットを厳選!
- エアーズロック観光(ウルル観光)の完全ガイド - 行き方、見所、ツアー紹介
- マウントオルガ(カタジュタ)観光の完全ガイド - 行き方、見所、ツアー紹介
- キングスキャニオン観光の完全ガイド - 行き方、見所、ツアー紹介
- エアーズロックのお勧めホテル6選!
- エアーズロックのお勧めレストラン7選!
- エアーズロックのお勧めオプショナルツアー22選!
- エアーズロックで体験したい厳選アクティビティ
- エアーズロックの季節ごとの気候と服装
エアーズロックの旅行手配
トラベルドンキーでは、エアーズロックのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
エアーズロックを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
エアーズロック旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いエアーズロック旅行になりますよ。
お得な現地発ツアーとアクティビティ
トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。
オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。
最近の投稿