フィールドオブライト

フィールドオブライトとは、国際的にその名を知られる「インスタレーション芸術家」ブルース・ムンロによる、5万以上にも及ぶ球状のガラスに光を灯すイルミネーションのディスプレイ。

2016年4月より1年間の限定イベントとして開始されたが、その評判と人気により1年間の延長が繰り返され、現在は2020年12月までの延長が決定されている。

透明な5万以上のガラス球に光ファイバーを、フットボール場7面分に及ぶ広大なアウトバックの大地に設置し、夕闇が迫りエアーズロック(ウルル)が徐々にシルエットになっていくと、徐々にフィールドオブライトは浮かび上がる。

そのさまは、荒涼としたアウトバックの大地に、突然光のお花畑が出現したように見え、エアーズロックの訪問をより思い出深いもにすることは間違いない。

フィールドオブライトの見学は、エアーズロックの宿泊施設を運営するエアーズロック・リゾートのツアーに参加するか、または、AAT Kings社のツアーに参加する必要がある。

エアーズロック・リゾートの主催するツアーは2種類あり、往復のバスと入場料のみ含まれた「フィールドオブライト・パス」、それにフィールドオブライト会場横にある小高い丘へのアクセスとスパークリングワイン等の飲み物が付いた「フィールドオブライト・スターパス」、ディナーの付く「フィールドオブライト・ディナー」の4種がある。

「フィールドオブライト・パス」は毎日、日の入り30分後、1時間15分後、2時間後に出発のバス3便がある。

「フィールドオブライト・スターパス」には、ホテル・会場間を往復バスで移動するものと、行きは約45分間かけてラクダに乗って会場を訪れる「ラクダで行くフィールドオブライト・スターパス」の2種類がある。

空席があれば現地エアーズロックでもホテルにて申込可能だが、何れも人気が高いため、事前の予約を強くお勧めする。特にディナー付きの「フィールドオブライト・ディナー」の予約は困難だ。

AAT Kings社のツアーは早朝にフィールドオブライトを訪れる。朝日が昇る前に会場を訪れフィールドオブライトを見学、徐々にアウトバックの大地より陽が昇り始め、エアーズロックのサンライズもあわせて楽しむことができる。英語ツアーのみのツアー催行となり、フィールドオブライトを含む日本語のツアーはない。

写真提供:Voyages (Mark Pickthall)

[caption id="attachment_658" align="alignnone" width="640"]エアーズロックとフィールドオブライト エアーズロックとフィールドオブライト[/caption]

[caption id="attachment_663" align="alignnone" width="640"]フィールドオブライト遠景 フィールドオブライト遠景[/caption]

[caption id="attachment_661" align="alignnone" width="640"]フィールドオブライト・ディナー フィールドオブライト・ディナー[/caption]

[caption id="attachment_662" align="alignnone" width="640"]幻想的なフィールドオブライト 幻想的なフィールドオブライト[/caption]

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