ケアンズのコロナウィルス最新情報(2023年5月30日更新)
ケアンズにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報を、ケアンズ在住のスタッフがお届けします。
クイーンズランド州への入州規制について
●オーストラリアへの旅行者へ課せられていた豪州渡航申告(Digital Passenger Declaration)は廃止されました。
これにより入国者はワクチン接種を完了しているか否かは問われなくなりました。
豪州国外からクイーンズランド州に入州する場合
(1)有効な旅券及び豪州滞在ビザの所持。
(注)2022年6月30日午前1時より、クイーンズランド州到着後24時間以内の検査は免除となりました。
日本への入国規制について
●10月11日午前0時(日本時間)より外国人の新規入国について、日本国内に所在する受入責任者による入国者健康確認システム(ERFS)における申請を求めない、また、外国人観光客の入国について、パッケージツアーに限定する措置が解除されました。
クイーンズランド州の規制状況(5月30日現在)
1.新型コロナウイルスに罹患した際の隔離義務は現在ありません。
2.隔離義務は終了するものの、同州保健省は新型コロナウイルス(COVID-19)の症状がある人又は陽性者には以下を強く推奨しています。
・急性呼吸器症状がある人は、同症状がなくなるまで家に滞在する。
・少なくとも7日間は病院、高齢者施設、障害者施設に入ることを避け、症状がなくなってから訪れる。
・陽性の結果から少なくとも7日間の屋内でのマスク着用、物理的距離確保が難しい屋外でのマスク着用。
3.RATテストで陽性が出た場合には、引き続き以下のリンクからQLD州保健省に報告が必要です。
https://www.qld.gov.au/rat-positive
(保健省による「公共交通機関」の定義およびその解釈により、9月2日以降、引き続きキュランダ高原列車の客車内、各駅、およびプラットホームにてマスクの着用義務が延長となりました。キュランダ観光へお出かけの際は、マスクの携行が必要となります)
ケアンズにおけるマスク着用事情
ケアンズのマスク着用状況(2022年5月30日現在)
クイーンズランド州は1月17日、新型コロナウイルスの感染状況を示す危険信号システム(トラフィックライト・システム)を黄信号から青信号へ変更しました(5月18日現在も青信号)。
青信号は市中感染が起きる確率が低い状態とされ、クイーンズランド州では感染拡大の波が起きていないことを示しています。
青信号の状況下でも下記の事柄が推奨されています。
・体調が悪い時には自宅で静養する
・3回以上のワクチン接種を進める
・手洗い、うがいなど、消毒、殺菌、抗菌に努める
・新型コロナウイルスの感染症状が出たら速やかに迅速抗原検査(RATテスト)を実施する
・医療機関、特定施設、およびマスク着用を求められている家庭ではマスクを着用する
ケアンズでは街中でマスクを着用している人はほぼ居ません。ショッピングセンター、スーパーマーケット等でのマスク着用率も全体の1%未満まで下がりました。
レストランではスタッフ、ホテルのスタッフ、空港職員・航空会社スタッフも同様にほぼマスクは着用していません。
引き続き医療関係者、高齢者介護施設、身障者介護施設などで働く人々は日常生活でのマスク着用が推奨されています。
本情報の注意事項
オーストラリアでは連邦政府が国境に関する規制、及びオーストラリア国内の大枠の制限を決め、各州政府が更に細かい制限を決定します。
オーストラリア連邦政府と各州の政府とで同じ事柄に対して異なる制限がある場合、州政府の決めた制限が優先されます。
- オーストラリア連邦政府の新型制限コロナウィルスに関する制限の情報
- ケアンズはクイーンズランド州になります。
- 当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。
各都市の新型コロナウィルス情報
観光・旅行関連
ケアンズの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
旅行の制限
- 宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能。
観光施設
-
ほぼすべての観光施設、動物園が営業を再開。
-
日本語ツアーも催行再開(但し参加人数が少なく最少催行人数に満たない為、催行中止になるケースが多数発生しています)
ホテル
- すべてのホテルは営業を行っている
レストラン
- レストラン、カフェ、カジノ、フードコート、ナイトクラブ及びゲーミングラウンジは営業再開。ケアンズ中心部でも、約9割ほどの店舗が営業中。
交通機関
ケアンズの交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
空港
- ケアンズ空港は国際線、国内線ターミナル共に閑散としている。
市内交通
-
バスは通常運行。
その他
- 市民生活はほぼ平常通りに戻っている。
写真でみるケアンズ市内の様子
2021年1月以降のケアンズ市内中心部の様子を写真でご紹介します。
国内旅行客でにぎわうケアンズですが、ケアンズ中心部の人出は例年のこの時期と比較すると、まだ7割程度と言ったところです。
フライトが安定し、海外からの旅行者が継続的に来ない限り、ケアンズの「平常」は戻って来ないと言うことを再認識させられます。
レイクストリートのバスターミナルも人影はまばらです。1月23日撮影
中心地シティプレイスにも歩く人の姿はありません。1月23日撮影
至るところに空き店舗が見受けられます。1月23日撮影
昼時のレイクストリートのスーパーもお客さんの数は少なく 1月23日撮影
道路工事の影響もあり海岸通りのエスプラネードも混雑は無し 1月23日撮影
隔離指定ホテルのひとつパシフィックホテルには警察車両が常駐しています。1月23日撮影
晴天にも関わらずケアンズ港のボードウォークも閑散としています。1月23日撮影
クルーズ各社の乗船手続きを行うリーフターミナル内へはグループ代表者のみの入場に制限されています。1月23日撮影
ラグーンプールへの入場も上限30人に制限されています。1月23日撮影
ケアンズセントラルショッピングセンターの人出は以前の状態に戻っています。1月23日撮影
ソーシャルディスタンスは取っていますがケアンズセントラルのフードコートはこの混雑ぶり 1月23日撮影
閑散とするケアンズ空港国内線のチェックインカウンター前 1月23日撮影
ターミナル入場の際にマスク着用を求められます。1月23日撮影
ターミナル前にはマスクや消毒液の自動販売機が。マスク一枚A$3.50ドル。1月23日撮影
空港へ乗り入れるすべてのバス、タクシーのドライバーはマスク着用必須。乗客にもマスク着用が勧められています。1月23日撮影
国際線ターミナルは発着便がある時以外は閉鎖されていて入場することもできません。1月23日撮影
未だに客足が戻らないナイトマーケット。1月31日撮影
ケアンズ病院の特設PCR検査場の様子。2月1日撮影
パンデミック前と変わらずウォーキングを楽しむエスプラネード通りの遊歩道の人々。2月1日撮影
軽装のリゾートウェアの人々が行きかうスペンス・ストリートのカジノ前交差点。2月14日撮影
夜21時を過ぎても人々が行きかうエスプラネードの遊歩道 2月26日撮影
すっかり以前のようにエスプラネード通りの改装オープンを楽しむ人々。6月27日撮影
ケアンズショー(収穫祭)も以前の賑わいを取り戻しました。7月14日撮影
年越しのカウントダウン花火の様子。2022年12月31日撮影
新型コロナウィルスに関する外部情報
- 在ブリスベン日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
- オーストラリア連邦政府 新型コロナウィルス感染者数状況
- クイーンズランド州政府 新型コロナウィルス感染者数状況
- クイーンズランド州政府 新型コロナウィルスの行動制限
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