ゴールドコーストのコロナウイルス最新情報(2022年10月14日更新)

ゴールドコーストにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、レストラン・カフェなどの飲食店やショッピングセンターなどの商店のオープン状況などの最新情報を、ゴールドコースト在住のスタッフがお届けします。

クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)における、新型コロナウイルス陽性時の行動規制(2022年10月14日現在)

クイーンズランド州において、新型コロナウイルス陽性となった場合、下記の規制が課されます。

2022年10月14日午前1時をもって、新型コロナウイルス陽性時の自己隔離義務は撤廃されました。

ただし、咳や喉の痛みなどの症状がある場合は自宅待機が強く推奨され、病院や老人介護施設などへは症状が収まってから最低でも7日間は立ち入りしないよう注意喚起がなされております。また、陽性発覚から最低でも10日間は屋内及びソーシャルディスタンスの確保できない屋外ではマスク着用が推奨されます。

  • クイーンズランド州保健局へ陽性の報告を行うこと(新型コロナウイルス陽性申告
  • 即座に5日間の自己隔離を行うこと(2022年10月14日撤廃)
  • 濃厚接触者へ自身の陽性の報告を行うこと(濃厚接触者の定義
  • 自身にて自身の健康管理を行い、助言が必要な場合はナショナル・コロナウイルス・ヘルプラインへ電話(1800 020 080 / 24時間)
  • 自己隔離中は食事のデリバリーなどは必ず無接触で受け取り、薬など必要なものは家族・友人に依頼する。頼れる家族・友人などが居ない場合は、コミュニティ・リカバリー・ホットラインへ電話(1800 173 349)

クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)の感染状況(2022年10月14日現在)

2022年に入り、3月4日には病院等一部施設を除き、マスク着用義務が廃止され、4月28日には濃厚接触者の規制緩和、及びワクチン未接種者の入国規制の緩和が実施、6月30日には海外からの到着時に課されていた迅速抗原検査の実施が撤廃、7月6日からは入国者に対するワクチン接種有無の申告義務を廃止、付随してDPD(デジタル乗客宣言)も撤廃されました。

これらの規制緩和により、2022年に入ってから新規感染者の人数が増加しましたが、8月上旬を境に新規感染者の人数は減少に転じております。

新規感染者(過去7日間以内)

7,970

病院に収容されている人数 96
ICU(集中治療室)に収容されている人数 2
亡くなられた方の人数 2,215

2022年10月4日 QLD州保健局 発表データ

クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)の州境・国境オープン状況(2022年10月14日現在)

オーストラリア国内からクイーンズランド州へ入州する場合

2022年1月15日午前1時以降、オーストラリア国内からクイーンズランド州に入州する際の全ての規制が撤廃され、オーストラリア国内からであれば自由にクイーンズランド州への行き来が可能となりました。

但し、過去7日間の内に海外に居た場合は、オーストラリア国外(海外)からの入州規制が適用されます(下記参照)。

オーストラリア国外(海外)からクイーンズランド州へ入州する場合

入国・入州条件は、オーストラリア連邦政府の定めた規制が適用となり、クイーンズランド州への入国・入州条件も連邦政府の規制に準じます。

クイーンズランド州の規制状況(2022年10月14日現在)

現在のクイーンズランド州の規制状況は下記の通りとなっています。

多くの新型コロナウイルス規制は撤廃され、一般市民生活は新型コロナウイルス禍前に戻っております。

クイーンズランド州におけるワクチン接種率の状況(2022年10月14日現在)

クイーンズランド州は西オーストラリア州と並び、他州と比べ、ワクチン接種に対する抵抗感が強いと言う調査結果が出ており、且つ新規感染者の抑制に成功していた事から当初ワクチン接種率の低下を招いていましたが、ワクチン接種者のみへの規制緩和の発表もあり、全豪平均と比較すると未だ接種率は劣りますが、2回の接種率が90%(16歳以上)を超えるに至っております。

全豪・クイーンズランド州のワクチン接種率の対比

  • 1回のワクチン接種を受けた人口比率(16歳以上): 全豪 97.1%(QLD州 92.8%)
  • 2回のワクチン接種を受けた人口比率(16歳以上): 全豪 96.5%(QLD州 91.5%)
  • 3回のワクチン接種を受けた人口比率(ブースター接種対象者のうち): 全豪 72.2%(QLD州 65.2%)

オーストラリアにおける新型コロナウイルス・ワクチン接種の体験レポート

クイーンズランド州においては、ワクチン2回の接種率が90%(16歳以上)に到達、また3回目及び4回目のブースター接種も進行中です。

このようなクイーンズランド州におけるワクチン接種率の状況下、ゴールドコースト在住スタッフが2021年7月にワクチン(ファイザー製ワクチン)を接種して来ましたので、その当日の様子を写真付きでレポートしています。

ゴールドコーストにおけるマスク着用事情

日本よりオーストラリアにおけるマスクの着用事情に関し、ご質問を多々頂くので、一旦まとめさせて頂きます。

オーストラリアにおいては「マスクの着用はコロナウイルス感染症対策にはならない」と言うオーストラリア連邦政府保健局の指針が当初より出ており、2020年7月の時点でマスク着用者はどの都市においても皆無に近い状況と言っても過言では無い状況でした。

オーストラリア連邦政府 保健局発表のマスク使用に関する注意事項

抜粋
In Australia the routine use of face masks in the community is currently not recommended, while the rate of community transmission of COVID-19 is low. A face mask is not a substitute for other precautions to prevent spread of COVID-19
(オーストラリアでは、COVID-19のコミュニティ感染率は低いものの、現時点でコミュニティでのフェイスマスクの日常的な使用は推奨されていません。フェイスマスクはCOVID-19の感染拡大を防ぐための他の予防策の代わりにはなりません)

このような政府の指針もあり、オーストラリアではマスク着用が一般化しておりませんが、ここまでマスクが一般化しない要因として、

  • 元来マスク着用と言う習慣が無い。
  • 一般用マスクを売っている所が少数(多く販売されているのは粉塵対策、医療従事者用)
  • この数ヶ月マスク無しで封じ込めに成功している

これらの点が挙げられます。

日本では考えられないと思いますが、薬局の店員やGPと呼ばれる一般医の受付スタッフでさえもマスク着用率はかなり低いです。

今後、日本とオーストラリアの国境が開いた際には、こういった文化や慣習の違いも相互理解が必要であると感じます。

但し、その後の感染拡大を受け、人口が多く密な環境になりやすい各州の大都市圏(シドニー大都市圏、ブリスベン大都市圏やメルボルン大都市圏)では、罰金の伴うマスク着用が義務付けられる規制が発せられる場面が多く発生し、マスク着用がコロナウイルス感染症の飛沫感染防止策になるとの認識が浸透するに至り、2021年9月の時点では新型コロナウイルス感染抑制にはマスク着用が大きな役割を果たすとの認識が全豪で広まり、大都市圏に限らず、地方部でもマスクの着用が義務化される事も多く、オーストラリアでも新型コロナウイルス感染抑制には、マスクの着用が大きな効力を発揮するという見方が大きくなりました。

クイーンズランド州におけるマスク着用のルール(2022年10月14日現在)

2022年3月4日午後6時より、屋内でのマスク着用義務は撤廃されました。

ただし、下記の場所、施設においては、引き続きマスクの着用が義務付けられ、またソーシャルディスタンス(社会的距離)が充分に取れない場合は、マスク着用が推奨されます。

  • 病院
  • 老人介護施設
  • 身障者用宿泊施設
  • 刑務所
  • 公共交通機関 2022年9月21日より公共交通機関、タクシーやライドシェアなどでのマスク着用義務は解除
  • 空港 → 空港施設内(屋内含む)でのマスク着用義務は2022年6月17日に撤廃
  • 航空機内 2022年9月9日より国内線機内でのマスク着用義務は解除

本情報の注意事項

オーストラリアでは連邦政府が国境に関する規制、及びオーストラリア国内の大枠の制限を決め、各州政府が更に細かい制限を決定します。

オーストラリア連邦政府と各州の政府とで同じ事柄に対して異なる制限がある場合、州政府の決めた制限が優先されます。

各都市の新型コロナウィルス情報

その他の新型コロナウイルスに関する情報

観光・旅行関連

ゴールドコーストの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。

旅行の制限

  • 特に無し

観光施設

  • 多くの観光施設、動物園は営業中。

  • 日本語ツアーは殆どが催行休止中、但しツアーによっては英語ツアーとの混乗(日本語ガイドと共に英語ツアーへ混乗)やツアー最少催行人数を4名、6名等にしてのツアー催行を再開

ホテル

  • ほとんどのホテルは営業を行っている

レストラン

  • サーファーズパラダイス中心部は、約7-8割ほどの店舗が営業中(2022年10月現在)

ヘイト事案

ゴールドコースト市内および近郊における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。

  • QLD州内では無し

交通機関

ゴールドコーストの交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。

空港

  • ゴールドコースト空港、ブリスベン空港共に国内線ターミナルはパンデミック前に戻ったと言えるほどの混雑状況、但し国際線ターミナルは未だ閑散としている。

市内交通

  • トラム(Glink)、バスは通常運行。

生活関連

ゴールドコースト市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。

市中の様子

  • ゴールドコースト・サーファーズパラダイス市内中心部は平常時に比べると未だ人出は少なく、平常時の約5割ほど。国際的なリゾート地であるゴールドコーストは、海外からの旅行客が戻って来ない限り以前のような人出は見込めず、本当の意味での「平常」は戻って来ないと言わざるを得ない状況が引き続き続いている。

商店

  • 事業閉鎖、シャッターの下りている店舗が目立っている。
  • ゴールドコースト・サーファーズパラダイス市内中心部では7-8割ほどの商店が営業

通信

  • 平常通り

物流

  • 平常通り

その他

ゴールドコーストにおける新型コロナウィルスの規制、罰則、その他の情報が以下の通りです。

デモ情報

  • 無し

その他

  • 市民生活は、ほぼ平常通りに戻っている。

写真でみるゴールドコースト市内の様子

2022年7月10日のゴールドコースト・サーファーズパラダイス市内中心部の様子を写真でご紹介します。

スクールホリデーと言われるオーストラリアの学校休み時期の週末(日曜日)と言うこともあり、他州からのオーストラリア国内旅行客が多く、新型コロナウイルス・パンデミック以降、この2年半の間で一番賑わっていました。

但し、このスクールホリデーが終わると、恐らくまた寂しいサーファーズパラダイスに逆戻りが予想され、やはり海外からのお客様が増えない限り、以前のようなゴールドコーストの「平常」は戻って来ないと思われます。

ゴールドコーストの日常

水陸両用車アクアダックは2台体制で運行しており、出発の時には2台共に満席の状態でした。

 

ゴールドコーストの日常ビジター・インフォメーション・センターにも多くの方が訪れていました。

ゴールドコーストの日常

カビル・モールにこれだけ多くの人がいるのはパンデミック以来初めてではないでしょうか!?

ゴールドコーストの日常

冬の時期ではありますが、サーファーズパラダイス・ビーチ方面も人出が多いです。

ゴールドコーストの日常 ゴールドコーストの日常

冬の時期なので泳いでる人は殆どいませんでしたが、ビーチには多くの人がおり、イベントも行われていました。

ゴールドコーストの日常

カビル・モールでは路上パフォーマンスも復活!

ゴールドコーストの日常

やはりまだ空き店舗は目立ちます。路面の店舗が埋まるのは海外からのお客様が戻って来てからでしょうか。

ゴールドコーストの日常

サーファーズパラダイス中心部に逆バンジーのようなアトラクションがオープン。新しいアトラクションの開業は嬉しいです!

新型コロナウィルスに関する外部情報

ゴールドコーストの旅行手配

トラベルドンキーでは、ゴールドコーストのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ゴールドコーストを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ゴールドコースト旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いゴールドコースト旅行になりますよ。

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トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。

オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。