シーニックワールド

シーニックワールドは、ブルーマウンテンを訪れた観光客の多くが訪れる、人気の高いアトラクション施設だ。

シーニックワールドには、シーニック・レイルウェイ(トロッコ列車)と、シーニック・スカイウェイ、シーニック・ケーブルウェイの2つのロープウェイ、合計3種類の乗り物がある。

下のシーニックワールド見取り図のシーニックワールド・トップステーションに、チケット売り場、カフェ、土産店、駐車場があり、ここからこれらの3つの乗り物が発着する。

シーニックワールドには以前は片道だけのチケット等複数種類あったが、現在は年間パスを除くと「Discovery Pass」と呼ばれる、3つの乗り物乗り放題のチケットの1種類のみとなっている。

時間があれば、シーニックワールドのトップステーションから3つの乗り物をれぞれを往復することも可能だが、それぞれの乗り物に乗車するには並んで順番待ちをしなければならない事が多く、思った以上にシーニックワールドでの滞在には時間がかかる。

ツアーでは、スカイウェ・イースタンステーションからスカイウェイを乗車、シーニックワールドのトップステーションからレイルウェイでジャミソン渓谷の谷底へ下り、ウォークウェイを散策して、ケーブルウェイのボトムステーションへ移動、そしてケーブルウェイでシーニックワールド・トップステーションへ戻るという、片道ずつ乗車するのが一般的。それほど混雑していない時でも、約1時間から1時間半くらいの滞在時間は必要だ。ツアーによっては、スカイウェイには乗車せず、レイルウェイの片道とケーブルウェイの片道だけの乗車のものもある。

シーニックワールドは毎日朝9時からオープンするが、9時から10時の間は比較的空いているので、3つの乗り物を乗車したい場合は、なるべく9時台に行くことを勧める。10時からは大型のツアーバスも到着し、各乗り物の順番待ちが発生していく。年末年始、旧正月、イースターの頃は混雑する。

シーニック・ケーブルウェイ

シーニック・ケーブルウェイは、720メートルの距離を、270メートルの高さを移動して、シーニックワールドの対岸に谷を越えて渡るロープウェイ。2017年に大型の新型ゴンドラが導入された。

シーニックワールドの対岸にスカイウェイ・イースタンステーションがあり、ここにはチケット売り場はないが、ここからチケット購入前でも乗車することは可能。この場合は、シーニックワールドのトップステーションに到着後、チケットを購入すればよい。

ゴンドラの下が一部ガラス張りになっており、270メートルの高さからブルーマウンテンの谷底、流れ落ちる滝などを真下に見れることもあり、大変人気が高いアトラクションだ。

シーニック・レイルウェイ

シーニック・レイルウェイは、最大斜度52度の急勾配が人気のトロッコ列車。ブルーマウンテンが古くは石炭の炭鉱があり、その積み出しでこのトロッコ列車が利用されていたのが始まり。すでに炭鉱は閉山されているが、このトロッコ列車が観光用の乗り物として人気を呼んでいる。

ジェットコースターのような乗り物を想像する人も多いが、レイルウェイの運行スピードはゆっくりしたスピードで、スリルを感じるほどではない。約10分おきに発着し、2013年に現在の新しい大型の車両に置き換えられ、1回に84名の乗客を運ぶことができる。

シーニック・ケーブルウェイ

シーニック・ケーブルウェイは、シーニックワールドとジャスミン渓谷の谷底を結ぶ、最大84名乗車可能な大型ロープウェイ。シーニック・ケーブルウェイとレイルウェイのジャスミン渓谷谷底駅は、シーニック・ウォークウェイと呼ばれる遊歩道で繋がれており、徒歩15分程度で移動できる。

シーニックワールドにあるもう1つのロープウェイ、スカイウェイは横方向の移動に対し、ケーブルウェイは高低の移動となる。

シーニックワールド

スカイウェイ

シーニック・スカイウェイ

レイルウェイ

シーニック・レイルウェイ

ケーブルウェイ

シーニック・ケーブルウェイ

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