【2024年版】タスマニア旅行で外せないお勧め観光スポット13選!

オーストラリア在住のスタッフが、タスマニアを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、タスマニアのお勧め観光スポットをご紹介します!

シドニーやケアンズ、エアーズロックに加え、ここ最近人気上昇中のタスマニアは、「世界一空気と水がきれい」と言われるほど美しい自然に恵まれており、山、湖、森、そして海と見どころ満載です。

また、歴史的建造物も多く残っているので、イギリスの流刑植民地として発展を遂げてきたタスマニアの歴史をいたることろで垣間見ることができます。

それでは、タスマニアの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪

ホバート

ホバート

ホバート (Hobart) は、タスマニア島の南東に位置する、タスマニア州の州都です。

豊かな歴史、独特の文化、美しい自然環境で知られています。この街は、山と海に囲まれた魅力的なロケーションに位置し、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。

オーストラリア本土、シドニーやメルボルン等の大都市からの飛行機が多く乗り入れていることもあり、このホバートを起点としてタスマニア観光を開始する旅行者が多くいます。

1803年にイギリスからホバートへ最初の入植が始まり、流刑植民地が建築されました。その後、造船業などで栄えたホバートは、現在ではタスマニア半島を訪れる観光客のゲータウェイとして多くの人が訪れてます。

ホバートの名前の由来は、1875年イギリスの植民地秘書官だったロバート・ホバート卿に因んで名づけられました。

ホバート市内自体はこじんまりとしていますが、見どころとしては、1830年代の倉庫を改装したレストランやお土産屋が軒をつなげるサラマンカ・プレイス、植民地時代の建物が多く残り、かつては砲台が設置されていたバッテリー・ポイント、また、標高1270mの山頂展望台からホバート市内、タスマン半島、ブルーニー島が一望できるウェリントン山、 革新的な美術館MONAなど、盛りだくさんです。

ウォーターフロントのフィッシュマーケットやレストランで、新鮮な牡蠣と美味しいタスマニア産ワインを味わうこともお忘れなく!

名称 ホバート (Hobart)
住所 Hobart, TA 7000(Google Map
アクセス ホバート空港からホバート市内まで車で約約20分
料金 無料
Web https://www.hobartcity.com.au/Home

リッチモンド

リッチモンド

リッチモンド (Richmond) は、ホバート市内より車で約20分、ホバート空港より車で約15分の場所に位置し、ホバートとタスマニア南東部を結ぶ拠点の町として古くから栄えてきました。

1820年代にさかのぼるジョージ様式の建物は、現在ではアートギャラリーや博物館、カフェなどに利用されており、町全体が当時の雰囲気を残しています。

また、市内には囚人によって造られたオーストラリア最古の石造りの橋や、刑務所も見どころの一つです。

ポートアーサー刑務所が建てられる以前は、リッチモンドが囚人を一時的に収容する地として活躍していたという事実を垣間見ることができます。

名称 リッチモンド (Richmond)
住所 Richmond, TA 7025(Google Map
アクセス ホバート市内より車で約20分
料金 無料。博物館や刑務所などに入場料あり。
Web https://www.richmondvillage.com.au/

ポート・アーサー

ポート・アーサー

ポート・アーサー (Port Arthur) は、タスマン半島に位置し、 2010年オーストラリアの囚人遺跡群の1つとしてユネスコの世界遺産に登録された、かつてのオーストラリア国内最大の流刑植民地です。

1830年から囚人の収容が始まり、1833年から1850年代には犯罪者の中でも最も極悪な囚人たちが収容され、過酷な労働を強いられました。この収容所は、タスマニア本島とは イーグルホーク・ネック と呼ばれる細い回廊のみで繋がっており、周りは多数のサメが生息する海に囲まれているため、「脱出不可能な監獄」 と呼ばれていました。

このポートアーサー流刑植民地は、最大1100人の囚人を収容していたましたが、1870年代になると囚人は激減し、1877年には最後の囚人が移送され、この地はカーナボン(Carnarvon)と改名されました。

刑務所が閉鎖されて以降、一帯の施設は少しずつ廃墟と化していき、更に1895年と1897年には壊滅的な火事に襲われ、一帯の古い建物の多くが焼失しました。 しかし、1880年には、ポート・アーサーの施設は、観光施設として生まれ変わり、現在では30棟を超える歴史建造物が広大な自然林の中に残されていて、この史跡の歴史を学ぶことができます。

夜の暗闇の中、ランタンをもって暗い廃墟の施設を巡るゴースト・ツアーも人気です。

名称 ポート・アーサー (Port Arthur)
住所 Historic Site, Visitor Centre, Port Arthur TAS 7182(Google Map
アクセス ホバート市内より車で1時間半
料金 ポート・アーサー歴史地区入場料:大人$47、子供(7~17歳)$22
Web https://portarthur.org.au/

ブルーニー島

ブルーニー島ブルーニー島 (Bruny Island) は、ホバートの南に位置する島で、全長約100km、ノース・ブルーニーとサウス・ブルーニーからなります。

この南北のブルーニーは「ザ・ネック」と呼ばれる細い地峡でつながっていて、このザ・ネックの高台にある展望台からは、ブルーニー島の長くて美しい海岸線を見渡すことができます。

ブルーニー島のメインアトラクションである約3時間のクルーズでは、ダイナミックにその姿を現している玄武岩でできた断崖絶壁や、岩の上で優雅に昼寝をしているオットセイ、海上を優雅に飛び回る野鳥、また時としてジャンプしてそのかわいらしい姿を現すイルカなどを観察できます。

また、ブルーニー島では、チーズ・ファクトリー、チョコレート・ファクトリー、ワイナリー、蒸留所、カキ養殖場など、地元で生産されるグルメがたくさんあります。

ホバート市内から比較的バスや車、フェリーで簡単にアクセスできるため、日帰りの目的地として観光客だけでなくローカルからも人気のある観光目的地です。

名称 ブルーニー島 (Bruny Island)
住所 Bruny Island, TA(Google Map
アクセス ホバート市内からケタリング(ブルーニー島息のフェリー出発地)まで車で45分、ケタリングからブルーニー島のロバーツ・ポイントまでフェリーで20分
料金 無料
Web https://www.brunyisland.org.au/

タスマン島

タスマン島

画像提供:Toursim Tasmania / Jarrad Seng

タスマン島 (Tasman Island) は、タスマニア本島の南東海岸に隣接する1.2平方キロメートルの小さな島です。ポート・アーサーあたりからタスマン海に伸びるタスマン半島の先端に位置し、タスマン島グループに属しています。

タスマン島の島内には、タスマン島灯台と気象ステーションしかなく、どちらも1977年から自動化されたため、現在人は住んでいません。

タスマン島を取り巻く最長300mにも及ぶ玄武岩の断崖絶壁や、そこに生息するアシカや野鳥を観察するため、ポート・アーサーから出発し、タスマン島の周りをぐるりと一周する観光クルーズが運行されていて、ホバートやポート・アーサーからの1日観光の目的地として人気があります。

名称 タスマン島 (Tasman Island)
住所 Tasman Island, TA(Google Map
アクセス パース市内より無料のバス935で約10-15分
料金

ポート・アーサからの3時間タスマン島クルーズ:大人$155、子ども(3-16歳)$95、

Web https://www.tasmancruises.com.au/

マウント・フィールド国立公園

マウント・フィールド

画像提供:Tourism Tasmania & Michael Walters Photography

マウント・フィールド国立公園 (Mount Field National Park) は、ホバートからわずか1時間のドライブで行くことができる国立公園で、「タスマニア原生地域」という世界遺産の一部となっています。3つの滝からなるラッセル・フォールズは、簡単な散策コースを通って行くことができます。

散策の道中は、2億年以上前のゴンドワナ時代から生き延びていると言われる深い緑のマンファーン(巨大な木性シダ)や、世界でも最も背の高いユーカリの一種の木スワンプ・ガムの森を鑑賞することができ、まるで古代の森レインフォレストにタイムスリップしたかのよう。また、川の水が濃い茶色なことに驚くかもしれませんが、これは決して汚染されているわけではなく、ボタングラスという植物の根から染み出たタンニンの色に染まっていることが理由です。

ラッセル・フォールズの水量はオーストラリアの冬の時期(7-8月)に増えるため、迫力のある滝を、また、秋になる4月から5月の時期は、オーストラリア唯一の落葉樹ファガス(ブナの一種)の赤や黄色、オレンジの美しい紅葉を楽しむことができます。

名称 マウント・フィールド国立公園 (Mount Field National Park)
住所 66 Lake Dobson Rd, National Park TAS 7140(Google Map
アクセス ホバート市内より車で約1時間
料金 クレイドル・マウンテンを除くタスマニアの国立公園入園料:5歳以上は1人$22.35、車1台$44.75
Web https://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/mount-field-national-park

マライア島

マライア島

マライア島 (Maria Island) は、タスマニア本島の東、タスマン海に浮かぶは、ガスも電気も水道もなく、まさに人里から離れ隔離された自然の孤島です。

タスマニア本島の小さな町トライバナから1日2往復のフェリーにてマライア島に渡ることができますが、島には車を持ち込むことができないため、島内の移動手段は徒歩あるいは自転車のみとなります。

島全体が国立公園で豊かな自然に恵まれてるため、島内には様々な野鳥や野生動物が生息しています。中でもタスマニア本島で絶滅の危機に瀕しているタスマニアン・デビルを、保護・繁殖を目的のため、この島に放しています。また、島の至る所でカンガルーやウォンバットを目にすることができます。

マライア島は、 1825年から1832年、そして 1842年から1851年まで、囚人の収容地としての役割を果たしていました。一連の施設は島内北部のダーリントンに保護観察ステーションとして残っていて、現在では世界文化遺産として登録されています。

1900年代からはセメント業が栄え、マライア島内にコンクリート工場が建設され、住民も増えたが、すぐに産業は下火となり、住民も離れ、現在は島全体が国立公園のため数人のレンジャー以外は住民がいない無人島です。

マライア島の見どころは、体力があればぜひチャレンジしていただきたい Bishop and Clerk (往復約4時間)や、 Mount Maria (往復約6-7時間)のトレッキング、また比較的アクセスが簡単な The Painted Cliffs (砂岩が酸化鉄により各地層がグラデーションの縞模様になっている美しい海岸線の崖)と、 The Fossil Cliffs (古代化石を含む石灰岩の塊が海岸線に多く見られる)などがあります。

その他シュノーケリング、ダイビング、野鳥や野生動物の観察など、数多くのアクティビティを楽しむことができます。ただし、マライア島内には設備の整ったホテルや売店は存在しないので、宿泊を希望の場合は簡易ベッドとトイレなどの設備のみある旧収容所の建物の施設に宿泊、またはキャンプ場にてキャンプをするかの選択となります。

名称 マライア島 (Maria Island)
住所 Maria Island, TA 7190(Google Map
アクセス ホバート市内からマライア島行のフェリー乗り場トライアブナまで車で1時間半。トライアブナからマライア島の玄関口ダーリントンまでフェリーで45分
料金 クレイドル・マウンテンを除くタスマニアの国立公園入園料:5歳以上は1人$22.35
Web https://encountermaria.com.au/

ワイングラス・ベイ

ワイングラスベイ

ワイングラス・ベイ (Wineglass Bay) は、タスマニアの南東部に位置するフレシネ国立公園内にある、ワイングラスのように美しい曲線を描いた湾です。

純白の砂浜とターコイズカラーの海、そして真っ青な空の色が息を飲むほど素晴らしいコントラスを織りなしている。

ワイングラス・ベイには、初級コースから上級コースまで様々なハイキングコースが用意されているので、ご自身の体力に合わせて楽しむことができます。

最も人気のコースは、往復2.6km、約1時間から1時間半のワイングラス・ベイ展望台コース。この展望台から見下ろすワイングラス・ベイは、正に三日月の形をした絵葉書のような風景です。チャレンジャーには、往復約2時間半のマウント・アモスやハザード・ビーチのウォーキングがお勧めです。

ハイキングの途中やビーチでは、とても人懐っこいワラビーや、水面をジャンプするイルカなどの野生動物に出会えることも!

名称 ワイングラス・ベイ (Wineglass Bay)
住所 Wneglass Bay, TA(Google Map
アクセス ホバート市内より車で2時間半
料金 クレイドル・マウンテンを除くタスマニアの国立公園入園料:5歳以上は1人$22.35、車1台$44.75
Web https://www.wineglassbay.com/

ビシェノ

ビシェノ

ビシェノ (Bicheno) は、ホバートの北東185kmにある、タスマニア島東海岸の町です。

ビシェノは、クレイ・フィッシュ、アワビ、ホタテ、シマアジなどの水揚げ量が多く、漁港として栄えている他、透き通る水と白い砂浜のビーチの人気により、ホリデーリゾートとしての役割も果たしています。

最も人気のアトラクションは、日の入り後に海から海岸に戻ってくる世界一小さいフェアリー・ペンギンを観察できるペンギン・ツアーと、波が海岸に打ち付ける際に岩の割れ目から水が噴射する潮吹き岩、そして80トンもの巨大な岩が微妙なバランスで傾いた状態で立っているロッキング・ロックです。

フェアリー・ペンギンは保護区に生息しているため、ツアーに参加しないとなかなか見ることができませんが、潮吹き岩とロッキング・ロックは、無料でアクセスが可能なので、ビーチでの水遊びや散歩がてらに見に行くことができます。

名称 ビシェノ (Bicheno)
住所 Bicheno TA 7215(Google Map
アクセス パース市内より無料のバス935で約10-15分
料金 無料。ペンギン・ツアー参加の場合は大人$46.50、子ども$22(3歳以下は無料)
Web https://eastcoasttasmania.com/discover/town/bicheno/

ベイ・オブ・ファイヤーズ

ベイ・オブ・ファイヤーズ

ベイ・オブ・ファイヤーズ (Bay of Fires) は、タスマニアの北東端、ウィリアム国立公園の先端にあり、 その名は、かつてアボリジニがこの地で焚き火をしていたことから付けられました。

この国立公園南端から南のビナロング・ベイを結ぶ全長約35キロの海岸線がベイ・オブ・ファイヤーズと呼ばれていて、良く晴れた日には、真っ青な空、純白の砂浜、そしてオレンジ色の岩という、3色の美しいコントラストを見ることができます。その美しさは、オーストラリアのベスト・ビーチにも毎年ベスト10入りしているほどです。

ベイ・オブ・ファイヤーズで見られる、この随所にあるオレンジ色の岩は花崗岩は、風化して丸くなった岩塊の表面をオレンジ色の地衣類という、コケよりも原始的な植物が覆っています。ベイ・オブ・ファイヤーズと名付けられた本当の理由が、この岩の色から来ているという説もあります。

名称 ベイ・オブ・ファイヤーズ (Bay of Fires)
住所 Bay of Fires TA 6005(Google Map
アクセス ロンセストンから車で2時間半
料金 無料
Web https://eastcoasttasmania.com/discover/town/bay-of-fires/

ロンセストン

ロンセストンロンセストン (Launceston) は、タスマニア島の北部最大の都市、また島全体ではホバートに次いで大きな都市です。

サウス・エスク・リバーとノース・エスク・リバーがこのロンセストン付近で合流し、テイマー川となり、かつては海運業が盛んでしたが、現在においても、その豊富な水源は地域の農産業の大きな支えとなっています。特に、テイマー川沿いにはテイマー・バリーと呼ばれ、多くのワイナリーが集まっており、ロンセストンから気軽に訪れることができるワイナリー地域です。

また、ロンセストンはオーストラリアで最も古い町のひとつで、コロニアル様式やビクトリアン様式の歴史的建造物が多く残り、歴史と文化を至る所で感じることができます。

ロンセストンの街自体はコンパクトながらも、オーストラリア国内の首都圏外で最も最大の美術館であるクイーンズ・ビクトリア・ミュージアム・アンド・アート・ギャラリー、トラムウェイ・ミュージアム、州最大のドン・リバー・レイルウェイ、また徒歩15分で訪れることができる森林に囲まれたカタラクト渓谷など、多くのアトラクションがそろっています。

名称 ロンセストン (Launceston)
住所 Launceston TA 7250(Google Map
アクセス ホバートから車で2時間半
料金 無料
Web https://www.launceston.tas.gov.au/Home

クレイドル・マウンテン

クレイドル・マウンテン

クレイドル・マウンテン (Cradle Mountain) は、ユネスコの世界複合遺産に登録されているタスマニア原生地域の一部である、クレイドル・マウンテン=セント・クレア湖国立公園に位置し、タスマニア島を訪れる観光客にとって最も人気の目的地です。

国立公園内には、1545メートルのクレイドル・マウンテン、1614メートルのタスマニア最高峰のマウント・オッサや湖の自然をはじめ、ユーカリの森や、色鮮やかな低木の花々などの色彩豊かな植物、ワラビー、ポッサム、カモノハシ、ハリモグラ、ウォンバットなどの野生動物など、大自然の宝庫であります。

クレイドル・マウンテンでのウォーキングコースは、所要時間20分程度でお子様も参加できる初級コースのものから、80㎞もの距離があり、約6日ほどかけて歩くオーバーランド・トラックという難関コースまで、様々なコースが用意されていて、ファミリーから本格的なトレッキングを求める方まで、皆がこのクレイドル・マウンテンの大自然を満喫することができます。

クレイドル・マウンテンの麓に位置するドーヴ湖は、山の雄大な反映と、周囲の原生林が作り出す静寂な雰囲気で、訪問者を魅了します。湖の周りには、家族連れでも楽しめる散策路が整備されています。

クレイドル・マウンテンは、その名の通り、摺鉢形の山頂が特徴的で、四季折々の風景が楽しめます。冬には雪に覆われ、夏には野花が咲き乱れます。

クレイドル・マウンテンは、自然愛好家、ハイカー、写真家、そして野生動物の観察が好きな人々にとって、訪れる価値のある目的地です。タスマニアの原始的な美しさと壮大な風景に触れることができるこの場所は、忘れられない体験を約束しています。

天候の変化が激しいクレイドル・マウンテンですが、晴れた日には青空を背景に、ダブ湖に映るクレイドル・マウンテンが息を飲むほど美しいので、ぜひシャッター・チャンスを狙ってみてくださいね。

名称 クレイドル・マウンテン (Cradle Mountain)
住所 Cradle Mountain TAS 7306(Google Map
アクセス ロンセストンから車で2時間半
料金 無料
Web https://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/cradle-mountain

ロス

ロス

写真提供:Tourism Tasmania & Kathryn Leahy

ロス (Ross) は、人口約400人、タスマニアの内陸に位置する小さな町です。

ホバートとロンセストンをつなぐミッドランド・ハイウェイのほぼ中間地点にあるため、18世紀のヨーロッパ人の入植以降、両都市をつなぐ中継地点として重要な役割を果たしてきました。

1800年代に囚人によって作られたロスは、石畳の小道、オーストラリアで3番目に古く、現在でもその機能を果たしている石造りの橋「ロス・ブリッジ」、19世紀のビクトリア様式やジョージア様式の建物、旧女性刑務所など、植民地時代の19世紀の歴史が保存されています。

また、ロスには「ロス・ビレッジ・ベーカリー」という地元のパン屋があり、ジブリ映画「魔女の宅急便」に登場するパン屋のモデルとなったところではないかと言われていることから、毎年2000人以上ものジブリファンの日本人がこのロスの町を訪れています

名称 ロス (Ross)
住所 Ross TAS 7209(Google Map
アクセス ロンセストンから車で1時間、ホバートから車で1時間半
料金 無料
Web https://www.visitross.com.au/

タスマニアの旅行手配

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