【2023年版】ホバート旅行で外せないお勧め観光スポット16選!
オーストラリア在住のスタッフが、タスマニアを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、ホバートのお勧め観光スポットをご紹介します!
タスマニア州の州都であるホバートは、タスマニア島を訪れてる際の正に玄関口にあたります。
タスマニアの美しい海、山、森などの自然、19世紀の入植や囚人の歴史、アートや音楽などの文化、そして自然の恵みであるタスマニアが誇るべきシーフードやワインといったグルメなど、魅力的な要素がいっぱいです。
それでは、ホバートの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪
サラマンカ・マーケット
サラマンカ・マーケット (Salamanca Market) は、毎週土曜日の午前中からお昼過ぎまで、ホバートのウォーターフロント沿いにあるサラマンカ・プレイスで開かれるストリート・マーケットです。
港の倉庫を改装して、おしゃれなレストランやカフェ、お土産屋が軒を連ねるサラマンカ・プレイス沿い約700mに、地元で生産された野菜や果物、ハムやソーセージ、チーズ、ワイン、スイーツなどのグルメ食品や、ローカルの人々が作成したクラフトやジュエリー、アートなどの作品が、所狭しと並びます。
地元のコミュニティをサポートするため、1971年に最初の試みとして6軒の店舗から始まったサラマンカ・マーケットは、翌年には正式にホバート市の地方議会によって承認されました、最初は夏期のみ開催していたマーケットは、その人気により1975年からは年間を通して開催されるようになり、現在では、約300店舗が登録されていて、年間2万5千人から4万人が訪れる、ホバートの人気観光スポットとなっています。
名称 | サラマンカ・マーケット (Salamanca Market) |
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住所 | Salamanca Pl, Hobart TAS 7001(Google Map) |
アクセス | エリザベス・ストリートのバス・モールから徒歩7分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.salamancamarket.com.au/ |
バッテリー・ポイント
バッテリー・ポイント (Battery Point) は、ホバート市街南部の、小高い丘一帯の高級住宅街です。バッテリー・ポイントの名前は、1818年にホバートの沿岸警備のために設置された砲台(バッテリー)に由来します。
その後、沿岸警備としての役割を終えたバッテリー・ポイントは、ホバート市が計画的に美しい公園などを設計し、現在では周辺のサラマンカ・プレイスとサンディ・ベイとともに、ホバートの高級住宅街へと変貌を遂げました。
ほとんどの建物は砂岩でできた19世紀のままの姿を残していますが、内装は現代的に改装されており、多くは居住用の住宅地となっています。
B&Bやブティック・ホテル、おしゃれなレストランやカフェとして利用されている建物もあるので、メインの通りであるハンプデン通りを歩くと、過去と現在が共存している姿を見ることができます。
名称 | バッテリー・ポイント (Battery Point) |
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住所 | Battery Point, Hobart TA 7004(Google Map) |
アクセス | ホバート中心街から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
Web | https://tasmania.com/points-of-interest/battery-point/ |
サリバンズ・コーブ
サリバンズ・コーブ (Sullivans Cove) は、ホバートの中心街に隣接するダーウェント川の入り江を指し、最初にヨーロッパからのこの地に入植した場所であることから「ホバート誕生の地」とも呼ばれています。
サリバンズ・コーブの名前は、1804年に最初にこの地をヨーロッパ人として発見した当時の植民地副総監デービッド・コリンズが、植民地事務次官のジョン・サリバンにちなんで名づけられました。
この入り江自体は、マッコーリー・ワーフという名でも知られています。オーストラリア国内で最も深淵の港であることから、1916年までに8つの埠頭が建てられ、捕鯨や造船が盛んな港として大きな役割を果たしてきました。
今日では、エスプラネード沿いに19世紀の当時のままの建物が残り、埠頭付近にはレストランやカフェ、観光用のフェリー乗り場、タスマニア大学の美術学部、オーシャン・ビューの高級ホテルなどが集まっており、ホバート港としての役割とともに、娯楽エリアとして多くの観光客をひきつけています。
名称 | サリバンズ・コーブ (Sullivans Cove) |
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住所 | Sullivans Cove, Hobart TA 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート中心街から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
Web | http://www.visithobartaustralia.com.au/waterfront.html |
MONA美術館
幼い頃から自閉症であったが、特異な記憶力を持っていたため、ギャンブルを通じて巨万の富を築き上げた人物である大富豪ディビッド・ウォルシュが、個人の趣味で集めたコレクションを個人の資産のみで自分が所有するワイナリーの敷地内に建てた、正に何のしがらみも制限も無い自由な美術館、それがMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)と言えます。
今まで私たちが訪れたことのある美術館のコンセプトとは全く違い、ジャンルにこだわることも無く、作品の説明書きも一切ありません。また、正しい鑑賞ルートもなく、作品もジャンルや時系列に並べられていません。ただ、奇抜でユニークな作品が、何の法則もなく展示されています。
各作品に説明書きはありませんが、入り口で渡させるGPS付きのipod「The O」を持った来館者が自由に館内を歩き回り、作品の前に立つと「The O」がその作品の説明を表示してくれ、作品によってはその作者のインタビューも聞くことができます。
また、この美術館の建物自体、地上ではなく、地下3階でできており、随時展示品は変更されているが、約1900以上もの膨大な作品が展示されています。
また、同じ敷地内には、同じくディビッド・ウォルシュが所有するワイナリーがあるので、ユニークな美術作品を鑑賞した後は、ワインの試飲をしたり、ワイナリーに併設するレストランで地元生産の新鮮な食材を使った食事を楽しむこともできます。
名称 | MONA美術館 (The Museum of Old and New Art) |
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住所 | 655 Main Rd, Berriedale TAS 7011(Google Map) |
アクセス | ホバート市内よりバスまたはフェリーで約30分 |
料金 |
美術館入場料:大人(非タスマニア居住者)$35、子供(13~18歳)$10 |
Web | https://mona.net.au/ |
王立タスマニアン植物園
王立タスマニアン植物園 (Royal Tasmanian Botanical Gardens) は、ホバートから北へ約2km、タスマン・ブリッジのふもとのクイーンズ・ドメイン内にあるオーストラリアの冷涼地帯の植物を集めた植物園です。
1818年に正式に植物園として開園した王立タスマニアン植物園は、シドニーの王立植物園に次いで、オーストラリアで2番目に古い植物園です。
広さ14ヘクタールの敷地には、オーストラリアで唯一南極付近の植物を集めたハウスや、睡蓮が浮かぶ池にかけられた木製の赤い橋が目印の日本庭園、ハーブ園、サボテンハウスなどが見所です。また、タスマニア原生の植物も必見です。
毎日11時からは植物園のスタッフによる50分のガイドツアーがあり、各植物の詳しい説明を聞きながら園内を回ることができます。
名称 | 王立タスマニアン植物園 (Royal Tasmanian Botanical Gardens) |
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住所 | Lower Domain Rd, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で6分、徒歩で約20分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.rtbg.tas.gov.au/ |
ホバート刑務所
ホバート刑務所 (Hobart Convict Penitentiary) は、1830年代に、イギリスからの囚人を植民地へ送る過程として、タスマニアに送られてきた男性囚人全員がこの刑務所に一時的に拘留されていました。
十字型に建てられたホバート刑務所は、礼拝堂と、その地下に36個の独房がありましたが、独房には完全に四方を閉ざされており、光が入ってくることはなく空気循環もなされていなかったため、後の1848年に非人道的な理由で訴えられました。
約5万人の囚人を一時収容したホバート刑務所は、1857年、監獄となり、処刑場が新たに設けられ、1946年までに32人の囚人の処刑が執行されました。
1859年、礼拝堂の部分は最高刑事裁判所となり、1983年まで様々な刑事裁判が下されてきました。
現在では、日中はガイド付きツアーにて刑務所内を見学することができますが、夜に行われるゴースト・ツアーでは、暗闇の中、礼拝堂や独房を訪れますので、肝試しに参加してみてはいかがでしょうか。
名称 | ホバート刑務所 (Hobart Convict Penitentiary) |
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住所 | Campbell St &, Brisbane St, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート市内よりバスにてオールド・ホバート・ゴール下車すぐ |
料金 | ガイド付きツアー:大人$25、子ども$15 |
Web | https://www.nationaltrust.org.au/places/penitentiary/ |
ファーム・ゲート・マーケット
ファーム・ゲート・マーケット (Farm Gate Market) は、ホバート中心街のバサースト・ストリートにて、毎週日曜日開かれるマーケットです。
朝8時半ぴったりにベルの音とともに始まるこのマーケットは、5年前に「もし食べたかったり飲みたかったりしたものが見るからなかったり、自分で作ることができなかったら、生産者に直接会ってみよう」をコンセプトに立ち上げられ、今では12軒のローカル生産者が出店し、オーストラリアでもトップ10に入るマーケットに成長しました。
このマーケットで売られている商品は、全てタスマニア産です。タスマニアで生産された新鮮で旬な野菜や果物、海産物をはじめ、自家製のハムやオリーブオイル、はちみつ、パンやチーズなど、生産者と直接おしゃべりをしながらオーガニックや無添加の食材を買うことができます。
ファーム・ゲート・マーケットが開かれる日曜日のバサースト・ストリートでは、大道芸人や楽器演奏者がストリート・パフォーマンスを繰り広げているので、観光客も自家焙煎のコーヒーや手作りのパンを買って、ぶらぶら通りを歩いて見るだけでも楽しむことができます。
午前中からお昼過ぎまで開かれているファーム・ゲート・マーケットは、午後になるとドライブスルーになるので、直接マーケットで買い物をする時間がない人は、オンラインで商品を注文後、日曜日の午後、このドライブスルーで受け取りをすることもできます。
名称 | ファーム・ゲート・マーケット (Farm Gate Market) |
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住所 | 104 Bathurst St, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩4分 |
料金 | 無料 |
Web | https://farmgatemarket.com.au/ |
タスマニア博物館 & 美術館
タスマニア博物館 & 美術館 (Tasmanian Museum & Art Gallery) は、ホバート港の目の前に位置する、オーストラリアで2番目に古い、博物館と美術館を併設する施設です。
所蔵品のほとんどは、1843年設立のオーストラリアで最も古い科学協会である、タスマニアの王立協会のものです。
博物館には、オーストラリア固有の動物のレプリカ、タスマニアに居住していたアボリジニーの人々の歴史、南極に生息する生き物の生態などの展示が多くあり、また美術館にはタスマニアのアボリジニーや、タスマニア出身のアーティストの絵画や彫刻、クラフトなどの展示を鑑賞することができます。
ここを訪れたら必ず見ていただきたいのは、既に絶滅してしまったと思われる肉食有袋類では最大のタスマニアン・タイガーの剥製と毛皮です。
オーストラリア本土ではディンゴとの生存競争に負け、またタスマニア島ではヨーロッパ人の入植と牧羊開始によって乱獲により絶滅へと追いやられてしまったタスマニアン・タイガーの歴史をじっくりと学ぶことができます。
無料のガイド付きツアーも開催されているので、タスマニアの歴史や文化に興味がある方はぜひ参加してみてください。
名称 | タスマニア博物館 & 美術館 (Tasmanian Museum & Art Gallery) |
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住所 | Dunn Pl, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩8分 |
料金 | 入場無料。特別展示が有料の場合あり。 |
Web | http://www.tmag.tas.gov.au/ |
カスケーズ女子工場
カスケーズ女子工場 (Cascades Female Factory Historic Site) は、かつて女性囚人の刑務所・工場として使用されていた施設です。
2010年には、オーストラリアの他の10か所の史跡とともに「オーストラリアの囚人遺跡群」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
サウス・ホバートに1827年に建設されたこのカスケーズ女子工場は、女性囚人の矯正施設として始まりました。
工場では品行の良し悪し、犯した罪の重さによって3クラスに分けられ、一番上のクラスはある程度責任のある仕事が任せられ、料理を作ったり、病院のアシスタントとして、2番目のクラスは監視下で服の仕立てなどの裁縫業務を、そして一番下のクライム・クラスは厳重な監視下で洗濯などの業務に携わりました。
しかし、衛生状況の悪化や収容数の増加などにより、カスケーズ女子工場は1877年に閉鎖され、その後この施設は少年院や、感染症の隔離病院、産婦人科病院などに利用されてきました。
1904年に完全閉鎖となり、今日では国内で女性刑務所の当時の姿を残す唯一の施設となっています。
名称 | カスケーズ女子工場 (Cascades Female Factory Historic Site) |
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住所 | 16 Degraves St, South Hobart TAS 7004(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分。あるいは、フランクリン・スクエア発のバス446/447/449番にてストップ13下車徒歩9分 |
料金 | 入場料:大人$25、子供(7~17歳)$10 |
Web | https://www.femalefactory.org.au/ |
モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアム
モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアム (Mawson's Hut Replica Museum) は、ホバートのウォーターフロントにある、オーストラリアの南極探検隊の本拠地であるデニソン岬にある隊員の小屋を再現した博物館です。
1911年から1914年まで、ダグラス・モーソン率いるオーストラリアの南極探検隊がSYオーロラ号に乗ってホバートを出発した地が、まさにモーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアムが現在あるウォーターフロントの近くの埠頭でした。
この南極探検の探検家たちがふた冬を越す小屋「モーソンズ・ハット」は、常に強風の天候から身を守り、また1日中真っ暗な冬の時期は、光、暖、友好の安息所だったと言われています。
モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアムは、非営利団体のモーソンズ・ハット・ファンデーションによって運営されていて、モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアムの入場料は、すべて1912年から2年間オーストラリアの南極探検隊によって利用されたモーソンズ・ハットの保存基金となっています。
名称 | モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアム (Mawson's Hut Replica Museum) |
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住所 | Morrison St & Argyle Street, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩6分 |
料金 | 入場料:大人$15、子ども$5 |
Web | https://www.mawsons-huts-replica.org.au/ |
タスマニア海洋博物館
タスマニア海洋博物館 (Maritime Museum of Tasmania) は、ホバート市庁舎の裏のカーネギー・ハウスに位置する、タスマニアの漁業、造船業、捕鯨、南極探検、そして難破船などの歴史を展示物や解説によって学ぶことができる博物館です。
空輸が一般的になるまで、かつてタスマニアは海運がヒトとモノを運ぶ唯一の手段でした。特に19世紀に最初にヨーロッパ人がタスマニアに入植して以来、タスマニアの植民地において、海軍軍人、捕鯨船員、漁師すべてがタスマニアにとっての重要な歴史となっています。
1970年代にボランティアによって始められたこのタスマニア海洋博物館は、現在では多くのミニチュア船舶のコレクションを誇り、潜水艦隊が使用した潜水スーツやヘルメット、灯台に使用されていたレンズなど、珍しいものを鑑賞することができます。
名称 | タスマニア海洋博物館 (Maritime Museum of Tasmania) |
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住所 | 16 Argyle St, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩5分 |
料金 | 入場料:大人$14、12歳以下無料 |
Web | https://www.maritimetas.org/ |
カスケード・ビール工場
カスケード・ビール工場 (Cascade Brewery) は、1824年に設立された、オーストラリアで最古のビール工場です。
カスケード・ビール工場で作られるビールは、タスマニア産の麦とホップ、そしてタスマニアの山から流れてくる湧き水を100年以上使用している、正真正銘の地元産ビールです。
また、カスケード・ペール・エールは、1832年以来絶えず蒸留し続けられている、オーストラリアで最も歴史のあるビールと言われています。
16歳以上が参加できる蒸留ツアーでは、1時間半のツアーの中で、カスケード・ビールの歴史を学び、また実際に工場に入ってビールが生産される様子を見学します。ツアー後に18歳以上の参加者のみ、カスケード・ビールの試飲が付いています。
全ての年齢が参加できるカスケード・ストーリー・ツアーでは、45分のツアーでカスケード・ビールの歴史を学ぶことができます。
カスケード・ビール工場では、ビール以外にもアルコール・サイダーやノン・アルコール飲料も生産しているので、敷地内のビジター・センターでカスケードの味を楽しんだり、バックヤードではきれいに剪定されたガーデンがあるので、ビール工場見学がてらピクニックをすることもできます。
名称 | カスケード・ビール工場 (Cascade Brewery) |
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住所 | 131 Cascade Rd, South Hobart TAS 7004(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約5分、バスで10分 |
料金 | 1人$35 (ガイド付きツアー、4杯のビール試飲付き) |
Web | http://www.cascadebreweryco.com.au/#/stores-and-venues |
タスマン橋
タスマン橋 (Tasman Bridge) は、ダーウェント川によって東西に分かれたホバートをつなぐ全長1396メートル、全5車線、ホバート交通の要となっている橋です。ホバート空港はダーウェント川の西側、ホバート中心街は東側に位置するので、ホバートを訪れた際にはほぼ全員がこのタスマン橋を通過します。
ホバートの東側の発展により、もともとダーウェント川にかかっていたホバート橋のみでは交通量をさばくことが難しくなり、1960年に執行されたタスマン橋の工事は、1964年に2車線にて最初に試用開通、翌年には4車線にて正式に開通しました。
このタスマン橋の名前を世界に知らしめた事件が1975年1月5日、約1万トンの亜鉛を積んだ運搬船が、本来なら一番海面から高さのある橋の中央部分の下を通過するべきところを、誤ってその隣の橋の高さが中央より低い部分を通過しようとしたため、127メートルの橋とその上を走っていた車4台が船上に落下、運搬船自体も沈没し、車に乗っていた5人と運搬船の乗組員7人が事件に巻き込まれて亡くなる大惨事が起きました。
その後、約2年かけてタスマン橋は修復されましたが、2度と同じ悲劇が起きないよう、大きな運搬船が通過する際のシステム変更、また万が一に備えて数キロ先に別のボーウェン橋を設置するなど、万全の対策が取られるようになりました。
名称 | タスマン橋 (Tasman Bridge) |
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住所 | Tasman Hwy, Montagu Bay TAS 7018(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.visithobartaustralia.com.au/tasman-bridge.html |
レスト・ポイント・カジノ
レスト・ポイント・カジノ (Wrest Point Casino) は、ホバートの高級住宅エリアであるサンディ・ベイに位置し、1973年にオーストラリアで最初に合法的にオープンしたカジノです。
十二角形の角柱のレスト・ポイント・カジノは、地上からの高さ64メートル、17階の建物には、ホテル、回転レストラン、スパや温水プールなどが完備されています。
もともと1939年にレスト・ポイント・リビエラ・ホテルとして開業が始まりましたが、第二次世界大戦時に、現在のレスト・ポイント・カジノの所有者であり、オーストラリアの老舗ホテル・グループであるフェデラル・ホテルに買収されました。
1960年代、タスマニアは現在ほど観光地として認知度がなかったため、観光業を推し進める一環として、レスト・ポイント・カジノのカジノ・ライセンス許可が下り、現在は650台以上ものポーキーマシンを所有するほど、ホテル業を上回ってカジノが盛り上がりを見せています。
特別なVIPルーム以外は入場が無料ですし、セント単位でかけることができるマシンもあるので、ちょっとお洒落をしてミリオネアを夢見て遊びにいくのもありかも?
名称 | レスト・ポイント・カジノ (Wrest Point Casino) |
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住所 | 410 Sandy Bay Rd, Hobart TAS 7005(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分。または、フランクリン・スクエア発のバス402/426/429にてストップ11下車すぐ |
料金 | 無料 |
Web | https://www.wrestpoint.com.au/ |
マウント・ウエリントン
マウント・ウェリントン (Mount Wellington) は、標高1271メートル、ウェリントン・パーク保護区内にあるウェリントン山脈の最高峰です。地元アボリジニーのパラワ族の言葉では「クナンイ( kunanyi )」という名前で呼ばれています。
頂上へは、ホバート市内より約22km、車で30-40分でアクセスでき、また多くのトレッキングコースが存在することから、年間を通して多くの観光客が訪れています。
山頂からは、天気がいい日はホバート市内のみならず、周辺の山や海が一望できる絶景ポイントです。
また、ウェリントン山には、オルガン・パイプと呼ばれる奇岩があります。玄武岩の柱が並ぶ崖で、上級クライマーにとって人気スポットとなっています。
名称 | マウント・ウェリントン (Mount Wellington) |
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住所 | Wellington Park TAS 7054(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約30分、あるいはインフォメーションセンターから夏期のみ1日2本シャトルバスが出る。 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.wellingtonpark.org.au/ |
マウント・ネルソン展望台
マウント・ネルソン展望台 (Mount Nelson Lookout) は、ホバートから約8km、ホバート市街やサンディ・ベイの南に位置するマウント・ネルソンの頂上に設置された展望台です。空気が澄んで晴れた日には、ホバート市街や港、更にはブルーニー島などのパノラマ・ビューを見ることができます。
1811年から船の入港を知らせる信号を送っていた手旗信号灯が設置され、ポート・アーサー経由で届くメッセージはクリアな日で往復15分かかったと言われています。
24時間滞在していた係員の住居は、現在はマウント・ネルソン展望台横のカフェとなり、手旗信号灯は1880年に電信技術が導入された後、廃止となりましたが、現在でも当時使用されていた姿のままの手旗信号灯がマウント・ネルソン展望台に残っています。
展望台には、無料の駐車場に加えて公衆トイレや上記のカフェ、遊歩道などが設置されているので、天気がいい日はぜひホバートと周辺の絶景を見に出かけてみてくださいね。
名称 | マウント・ネルソン展望台 (Mount Nelson Lookout) |
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住所 | 700 Nelson Rd, Mount Nelson TAS 7007(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分。または、フランクリン・スクエア発のバスで約40分、マウント・ネルソン・シグナル・ステーション下車すぐ。 |
料金 | 無料 |
Web | https://tasmania.com/things-to-do/best-views-and-lookouts/mount-nelson-lookout/ |
タスマニアの旅行手配
トラベルドンキーでは、タスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。
お得な現地発ツアーとアクティビティ
トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。
オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。
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