【2021年版】シンガポールのローカル・グルメ! お勧めホーカー・センター!

一般的に、旅行の醍醐味のひとつといえば、旅先で美味しいものを食べること、「絶品ご当地グルメ、美味しいローカル・グルメとの出会い」ではないでしょうか。

アジアの中でも、最も優れた食通都市のひとつとして、世界から注目されるシンガポールには、その国土面積からは想像もつかないほどの飲食店が、無数に存在しています。

シンガポール料理にも高級から格安までいろいろありますが、ここでは格安でローカル・グルメが堪能できる場所、シンガポールの台所的存在、新鮮でお財布にも優しいホーカー・センターについてご案内します!

ホーカー・センターとは?

ニュートン

ホーカー・センター(Hawker centre)とは、シンガポールだけではなく、香港やマレーシアなどにもある、屋台の複合施設です。
施設内には、複数の屋台が出店しており、店毎に、得意とする専門料理を格安で提供しています。

シンガポールホーカー・センターには、野外施設の他に、ショッピングセンター内に設けられたものまで、大小、数多くあります。

全て、シンガポール政府の 国家環境庁、またシンガポール政府公認の民間企業によって管理されており、衛生面で厳しい規定が設けられているので、屋台と聞くと不安に思われるかもしれませんが、シンガポールホーカー・センターの衛生基準は、観光客にとっても安心のレベルです。

初心者にとって初めてのホーカー・センターは、未知なる領域で、一歩足を踏み入れるには躊躇いがるかもしれませんが、うろうろするだけでもパワーをもらうことができるので、訪れる価値はあります。

お勧めホーカー・センター!

チャイナタウン・コンプレックス・フード・センター(Chinatown Complex Food Centre)

チャイナタウン コンプレックス

チャイナタウン・コンプレックス・フード・センターは、260以上の屋台が並ぶシンガポールでも最大のホーカー・センターです。

それぞれの屋台が、チリ・クラブ、BBQスティングレイ、BBQチキン、サテー、チャークイティオ、ホッケン・ミー、チキンライス、バクテー、カエルのお粥、点心、ローミー、 クエチャップ、アイスカチャン、チェンドル、タウシュアン豆腐花などの地元料理を提供しています。

チャイナタウン・コンプレックス・フード・センターには、同じ料理を提供する屋台が沢山あるので、その分価格競争があり、チキンライスやラクサなどのローカルフードを一皿当たり$2.5~$3で楽しむことができます。安いからできる、いくつかの屋台で同じものをオーダーして食べ比べするのも楽しみのひとつです。

チャイナタウンを散策中、気軽に立ち寄れるホーカー・センターです。

MRTを利用の場合は、最寄MRTチャイナタウン駅の改札出口Aを出て徒歩約4分です。オーチャード方面からチャイナタウン・コンプレックス・フード・センターまでバスを利用の場合は、バス124番(ハーバーフロント行き)に乗車、バス停05039(New Bridge Ctr)下車、徒歩約2分、110m。全体で30分程です。

名称 チャイナタウン・コンプレックス・フード・センター(Chinatown Complex Food Centre)
住所 335 Smith St, Singapore 050335(Google Map
アクセス MRT チャイナタウン駅改札出口Aより徒歩約4分
営業時間 毎日 07:00am-22:00pm
Web 無し

マックスウェル・フード・センター(Maxwell Food Centre)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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チャイナタウンのランドマーク、シンガポール仏牙寺龍華院の向かいにあるマックスウェル・フード・センターは、観光客、また地元シンガポール人の両方から人気のあるホーカー・センターの1つです。

マックスウェル・フード・センターは、スコットランド出身の有名シェフ、ゴードン・ジェームス・ラムゼイが、2013年にシンガポールで挑戦したシンガポール料理の競技で、このマックスウェル・フード・センターにある屋台のひとつ、天天鶏鶏飯のチキンライスに敗北したことで、国際的な関心が一気に集まりました。

現在、天天鶏鶏飯Tian Tian Hainaneseは、ミシュランガイドに「ビブグルマン」として掲載されており、益々人気です。
中には、他のお店と違いが判らない、待ち時間に値しないと評価する人もいますが、観光客ならぜひ押させておきたいお店のひとつでしょう。

それでも、長い列に並ぶ時間がないという人には、ご安心ください、マックスウェル・フード・センターには、お粥で有名な真真粥品(Zhen Zhenお粥)や洪家福州蠔餅(Maxwell Fuzhou Oyster Cake)、中国街五香貫腸(China Street Fritters)、濱海南美食(Marina South Delicious Food)、和记粥(Hoe Kee Congee)など、他にも地元の人が愛する屋台が数多くあります。

名称 マックスウェル・フード・センター (Maxwell Food Centre)
住所 1 Kadayanallur Street Singapore 069184(Google Map
アクセス MRTタンジョン・パガー駅改札出口Bより徒歩約5分、約450mまたはMRTテロック・エア駅改札出口Aより徒歩約8分、約600m、MRTチャイナタウン駅改札出口Aより徒歩約10分、約750m
営業時間 毎日 08:00am-02:00am
Web 無し

テッカ・センター(Tekka Centre)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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タンドリー・チキンから南インドのティフィン料理まで、本場インド料理が味わえるホーカー・センター。

リトル・インディア地区にある多目的複合施設、テッカ・センター内のホーカー・センターでは、主に北インドと南インドの本場インド料理が楽しむことができます。ここでは特にインド料理がお勧めですが、他にも、中国系、タイ系など、さまざまな料理を提供する多くの屋台があり、またどの屋台も美味しく、訪れた者の期待を裏切りません。

販売されている飲み物も豊富で、サトウキビ・ジュースや豆乳、コピ(甘いコーヒー)やインドのテハリア(プルジンジャーティー)まで、さまざまな飲み物を楽しむことができます。マグカップサイズでも$1.20ほどです。

テッカ・センターの他のフロアーでは、宗教的な道具や家庭雑貨、ハードウェア、アパレル、コーヒー・パウダーまで、あらゆるものが販売されており、施設内のウェット・マーケットでは、新鮮なシーフードや肉、地元の輸入野菜、インドのスパイスとマレーのスパイスミックス、新鮮な果物などが販売されているので、テッカ・センターで食材や日用品を買い、お気に入りのホーカーの屋台に立ち寄って食事を楽しむ人で常に賑わっています。

屋台の美味しい料理でお腹を満たした後は、ここで、他の場所にはないシンガポールのお土産探しをしてみてはいかがでしょうか。

名称 テッカ・センター(Tekka Centre)
住所 665 Buffalo Road, Singapore 210665(Google Map
アクセス MRTリトル・インディア駅改札出口Bより徒歩約1分、約63m
営業時間 毎日 06:30am-21:00pm
Web 無し

ニュートン・フード・センター(Newton Food Centre)

ニュートン

少し高め設定だけど、美味しい屋台多数。

ニュートン・フード・センターは、ニュートン・サーカス環状道路付近に立地していることにちなんで、地元の人たちからは昔からニュートン・サーカスと呼ばれ、親しまれています。

このホーカー・センターは、ハリウッド映画、クレイジー・リッチ・アジアンズ(邦題『クレイジー・リッチ!』)で、レイチェルとニックのワンシーンが撮影された場所としても有名です。

他のホーカー・センターに比べると、料金設定はやや高めですが、ミシュランガイドに「ビブグルマン」として記載されている屋台がいくつかあるほど、どこも美味しく、スペース的にも広々としていておススメです。

またオーチャードから一駅、また駅下車後徒歩3分(陸橋を渡ってすぐ)とアクセスも良く、観光客にはうれしい立地条件です。

名称 ニュートン・フード・センター(Newton Food Centre)
住所 500 Clemenceau Ave North Singapore 229495(Google Map
アクセス MRTニュートン駅改札出口Bより徒歩約3分、約200m
営業時間 毎日 12:00pm-02:00am
Web 無し

オールド・エアポート・ロード・フード・センター(Old Airport Road Food Centre)

オールド

シンガポール市内中心から少し外れにある安くて美味しいホーカー・センター。

シンガポールの古いカラン空港の滑走路に建てられたオールド・エアポート・ロード・フード・センターは、シンガポールでも歴史あるホーカー・センターのひとつです。

オールド・エアポート・ロード・フード・センターには、150を超える屋台があり、2階にはさらに雑貨店があり、食事のついでにちょっとした日用雑貨の調達ができる場所として、家族代々、何世代にもわたり、通うシンガポール人も多く、長年地元の人たちに親しまれていましたが、最近では観光客の間でも人気が高まっています。

豆腐花のチェーン展開のお店「老伴豆花」の屋台の豆腐花がお勧めです。美味しさもさることながら、料金も$1.5~とお得です。ちなみにこのお店はマックスウェル・フード・センターにも出店しています。

屋台にはそれぞれ独自の営業時間があるので、万が一目的の屋台がある場合は、事前に営業時間を調べておくと良いでしょう。

名称 オールド・エアポート・ロード・フード・センター(Old Airport Road Food Centre)
住所 51 Old Airport Rd, Singapore 390051(Google Map
アクセス MRTダコタ駅改札出口Bより徒歩約3分、約260m
営業時間 毎日06:00am-23:00pm
Web 無し

チョンプ・チョンプ・フード・センター(Chomp Chomp Food Centre)

チョンプチョンプ

チョンプ・チョンプ・フード・センター公式サイト提供

シンガポール郊外の緑豊かな住宅街に位置するホーカー・センター

シンガポール市内中心から少し北の、緑豊かな住宅街にあるチョンプ・チョンプ・フード・センターは、朝から営業している他のホーカー・センターとは異なり、営業開始は夕方。毎晩、営業開始(現在の営業時間は16:00pm~12:30am)の夕方から夜遅くまで、夕食、また遅めの夕食、夜食を求める人たちで賑わっています。

チョンプ・チョンプ・フード・センターは、シンガポールの他のホーカー・センターに比べるとやや規模は小さめ、また夕方営業開始に加え、シンガポール市内中心から少し外れにあり、MRT(電車)の駅も最寄にないため、タクシーかバスで行く必要があるにもかかわらず、地元では人気の高いホーカー・センターです。

その人気の理由のひとつは、シーフード料理。ここでは、さまざまな新鮮な魚、エビ、イカのグリルや炒め料理を楽しむことができます。シーフード以外にも、ロースト・チキン・ウイング、ホッケン・ミーやキャロット・ケーキなどの伝統的なシンガポール料理を販売する屋台もありますが、ほとんどの人がフライド・オイスター・オムレット(牡蠣オムレツ)や、サンバル・スティングレーなどのシーフード料理を注文していることに気づくでしょう。他の露店と比べると、ここの牡蠣はふっくらとジューシーで、非常に繊細な生の味がするとの評判です。

シンガポール市内からは少し離れているので、タクシーが便利です。

名称 チョンプ・チョンプ・フード・センター(Chomp Chomp Food Centre)
住所 20 Kensington Park Road Singapore 557269(Google Map
アクセス シンガポール市内からタクシーで約14~30分、約10km
Web https://chompchompfoodcentre.business.site/

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