ヘロン島観光完全ガイド|行き方・宿泊・シュノーケリング・ウミガメ
クイーンズランド州グラッドストンの沖合約72キロ。ヘロン島(Heron Island)は、グレート・バリア・リーフ南部のサンゴ礁の上にできた小さな島です。
最大の特徴は、沖合の人工ポンツーンへ船で出なくても、宿泊施設から歩いてビーチへ行き、そのままサンゴ礁でシュノーケリングできることです。ウミガメ、エイ、サメ、色鮮やかな魚を岸から比較的近い場所で観察できます。
一方、ヘロン島はグラッドストンから気軽に日帰りする観光地ではありません。定期船は島へ到着した直後に本土へ戻る時刻となるため、通常はHeron Island Resortへ宿泊して滞在します。
アクセスには事前準備が必要です。定期船は火曜・木曜に運航せず、グラッドストン発便のチェックインは9時に締め切られます。帰路も、島からグラッドストンへ戻る日の国内線は17時30分以降が推奨されています。
島内には一般の町、コンビニ、薬局、ATM、携帯電話の電波はありません。食事、通信、医薬品、船酔い対策、荷物制限を確認してから出発してください。
この記事では、日本から訪れる旅行者向けに、ブリスベンとグラッドストンからの行き方、定期船とヘリコプター、2026年の移動料金、宿泊、食事、シュノーケリング、ダイビング、ウミガメの季節、気候、子連れ旅行、滞在日数、安全上の注意まで詳しくまとめます。
ヘロン島とは?
Heron Islandは、グレート・バリア・リーフ南部のCapricorn and Bunker Groupにあるサンゴ洲です。
島の周囲には約24ヘクタールのサンゴ礁が広がり、島の一部はCapricornia Cays National Parkに含まれます。
島内で一般旅行者が宿泊できるホテルはHeron Island Resortのみです。
大型リゾート島のような道路、町、ショッピングセンター、マリーナ街はなく、徒歩で一周できる小さな島です。
客室からビーチ、桟橋、レストラン、Marine Centreへ徒歩で移動でき、島内で車は必要ありません。
| 英語名 | Heron Island |
|---|---|
| 所在地 | クイーンズランド州グラッドストン沖 |
| 本土からの距離 | 約72キロ |
| 主な移動 | 定期船約2時間30分、ヘリコプター約30分 |
| 宿泊 | Heron Island Resort |
| 主な目的 | シュノーケリング、ダイビング、ウミガメ、野鳥 |
| 携帯電話 | 通常の携帯電波なし |
| おすすめ滞在 | 3~4泊 |
海へ出掛ける島ではなく、サンゴ礁の上に泊まる島
ケアンズ発の一般的な日帰りリーフツアーとは異なり、ヘロン島では朝夕も島に滞在できます。潮位を見ながら、自分のペースでビーチシュノーケリングできることが大きな魅力です。
世界遺産と島の自然
ヘロン島周辺は、ユネスコ世界遺産グレート・バリア・リーフ海域の一部です。
サンゴ洲は、サンゴや貝殻などの石灰質の砂礫が波と潮で積み重なり、植物が定着して形成されました。
島周辺では、アオウミガメ、アカウミガメ、マンタ、エイ、ツマグロ、レモンザメ、色鮮やかなリーフフィッシュなどが見られます。
陸上ではBlack Noddy、Wedge-tailed Shearwater、Eastern Reef Egretなど多くの海鳥が繁殖します。
島はBailai、Gooreng Gooreng、Gurang、Taribelang Bunda peoplesが文化的なつながりを持つCountryに位置します。
島内にはUniversity of QueenslandのHeron Island Research Stationがあり、サンゴ礁、生物、気候、海洋環境の研究が行われています。
野生動物の生活の中へ宿泊する
鳥の鳴き声、カメの産卵跡、海岸の巣穴は観光演出ではありません。特に10~3月は繁殖する鳥が多く、夜間も鳴き声が続くことがあります。
ヘロン島への行き方


日本からグラッドストン
日本からヘロン島へ行く場合、一般的にはブリスベンで国内線へ乗り継ぎ、Gladstone Airportへ向かいます。
ブリスベン~グラッドストンの飛行時間は約1時間10分です。
国際線の到着、入国審査、荷物受取り、国内線ターミナルへの移動を考え、同日に船へ接続する旅程は避けてください。
グラッドストン空港からHeron Island Ferry Terminalまでは車で約15分です。
定期船の運航日と時刻
定期船The Heron Islanderは、通常、月・水・金・土・日曜日に1往復します。
| 区間 | 出発時刻 |
|---|---|
| Gladstone → Heron Island | 9時30分 |
| Heron Island → Gladstone | 12時45分 |
| 火曜日・木曜日 | 定期運航なし |
所要時間は海況により約2~2時間30分です。
クリスマス当日は運航しません。
船舶整備、天候、潮位、海況により、代替船、時刻変更、欠航となる場合があります。
チェックイン
Heron Island Ferry Terminalは、Gladstone Marina Parklands内のVisitor Information Centre、72 Bryan Jordan Driveにあります。
チェックインは7時45分に開始し、9時に締め切られます。
締切時刻までに搭乗券を受け取っていない場合、乗船できない可能性があります。
船の出発時刻ではなく、チェックイン締切を基準に移動してください。
2026年の船料金
| 区分 | 片道料金 |
|---|---|
| 大人 | AU$99 |
| 子ども(3~12歳) | AU$80 |
往復船代は、宿泊予約へ別料金として自動追加されるのが基本です。
キャンペーンで船代が割引される場合がありますが、対象期間、最低宿泊数、居住条件を確認してください。
荷物制限
| 荷物 | 制限 |
|---|---|
| 船内持込み | 1人1個、最大10kg |
| 預け荷物 | 1人1個、最大23kg |
| 追加・超過荷物 | 1個AU$20 |
| ダイビング器材 | 合理的な量を追加可能 |
預け荷物はコンテナに入れ、クレーンで船へ積み下ろします。開いたバッグ、外付けした小物、壊れやすい物は避けてください。
客室チェックインは15時頃のため、薬、水着、日焼け止め、帽子、着替えなど到着後すぐ使う物は手荷物へ入れます。
グラッドストンへ車を置く場合、マリーナ近くの有料駐車場を事前予約できます。2026年7月現在、屋根付きAU$17、屋外AU$14が1日料金の目安です。
ヘリコプター
Gladstone AirportからHeron Islandまで、所要約30分のヘリコプター移動があります。
2026年7月現在、片道は大人1席AU$766.09で、燃料サーチャージを含む掲載料金です。
通常は4席以上の予約が必要で、天候と重量条件に左右されます。
荷物は手荷物と預け荷物を合わせて1人15kgまでで、柔らかいバッグが推奨されます。
乗客と荷物の総重量制限があり、予約時と搭乗時に体重を確認されます。
ダイビング後24時間以内は、ヘリコプターを含む航空移動を避ける必要があります。
旅行前に知っておきたいこと
日帰りできる?
一般の旅行者向け定期船では、日帰り観光は現実的ではありません。
グラッドストン発が9時30分、島発が12時45分のため、島へ着いた日の帰りの船には間に合いません。
ヘロン島は宿泊者が朝夕の海、潮、野生動物を楽しむ目的地です。
何泊がおすすめ?
最低2泊、できれば3~4泊がおすすめです。
2泊では、到着日と出発日の利用時間が短く、丸一日使えるのは1日だけです。
3泊なら、シュノーケリング、ダイビング、自然観察、悪天候への予備時間を確保できます。
4泊すると、潮位に合わせて複数回泳ぎ、ウミガメやマンタなどの季節の生き物を落ち着いて探せます。
前後泊は必要?
往路は、船出発の前日にグラッドストンへ泊まる旅程が安全です。
復路は、島を12時45分に出発し、グラッドストン到着後の国内線は17時30分以降が推奨されています。
国際線へ同日接続する場合は余裕が少ないため、グラッドストンまたはブリスベンで一泊してください。
旅行保険
ヘロン島は天候と海況により本土から隔離される可能性があります。
船とヘリコプターの欠航、航空便変更、追加宿泊、医療搬送、ダイビング・シュノーケリングを補償する旅行保険を選んでください。
「自然災害」「海上交通」「既往症」「アクティビティ」の免責条件を確認します。
携帯電話とWi-Fi
島には通常の携帯電話電波がありません。
有料Wi-FiはReception、Shearwater Restaurant、Baillie’s Barなど一部の共用エリアで利用できます。
客室にはテレビ、電話、Wi-Fiがなく、連絡手段を完全に都市と同じようには使えません。
航空券、保険証券、予約確認書は、出発前にオフライン保存または印刷してください。
食品・アルコールの持込み
定期船へ一般の食品とアルコールを持ち込むことはできません。
持ち込んだ場合、グラッドストンで預け、帰着時に返却されることがあります。
医薬品、乳児用ミルクなどのための小型クーラーバッグは検査を受けて持ち込める場合があります。
食事制限とアレルギーがある人は、到着してから相談するのではなく、予約時にリゾートへ伝えてください。
宿泊施設と客室
Heron Island Resortには、Turtle Room、Reef Room、Beachside Room、Point Suite、Beach Houseなど、合計112室の客室・スイートがあります。
一般的な客室料金には、通常2人分の宿泊と、滞在中のマスク、シュノーケル、フィンの利用が含まれます。
3~12歳の子どもを既存ベッドで追加する場合、1人1泊AU$30の追加料金が案内されていますが、予約時のプランと人数で変わります。
客室にはテレビ、電話、Wi-Fiがありません。冷房、寝具、専用バスルームなどは客室タイプごとに異なります。
Turtle Room
Pisoniaの森の中にあり、比較的手頃な客室です。
10~3月の海鳥繁殖期は、部屋の周囲で鳥の鳴き声が大きくなります。
眠りが浅い人は、耳栓を用意するか、海側の客室カテゴリーを検討してください。
Reef Room・Beachside Room
海へ近く、ビーチとサンゴ礁への移動がしやすい客室です。
Beachside Roomは最大4人まで宿泊できるタイプがあり、家族旅行に利用できます。
客室名に「Beachside」とあっても、全室が砂浜へ直接出られる同じ配置ではありません。階数と位置を確認してください。
Point Suite・Beach House
島の先端やNorth Beach側に位置する、広めで静かな客室です。
夕日、海の眺め、独立したリビングスペースを重視する旅行者に向いています。
室数が少ないため、学校休暇、ウミガメの季節、年末年始は早めに予約してください。
客室チェックインまで
船で到着後、客室へ入れるのは通常15時頃です。
預け荷物も客室チェックイン時まで利用できないため、水着、帽子、薬、日焼け止めを手荷物へ入れます。
到着後は昼食、島内案内、ビーチ散策、Marine Centreでの器材確認などを行えます。
食事と飲み物
Shearwater Restaurant
島の中心となるレストランです。
朝食はビュッフェ、昼食はアラカルト、夕食は日によってビュッフェまたはアラカルト形式です。
宿泊プランに含まれる食事は、予約条件によって異なります。朝食付き、朝夕食付き、食事別などを予約画面で確認してください。
Baillie’s Bar
飲み物、軽食、夕方の時間を楽しめるバーです。
島内へ外部の酒類を持ち込めないため、アルコールはリゾート内で購入します。
季節と宿泊人数により営業時間が変わります。
食事制限
ベジタリアン、グルテンフリーなどには対応できる場合があります。
公式案内では、特別な食事条件は到着の少なくとも2週間前までに連絡するよう推奨されています。
重いアレルギー、同じ厨房での交差接触、乳幼児食、宗教上の制限は、予約前に具体的に確認してください。
島内で買える物
小規模なショップで、飲み物、土産、日焼け止め、衣類、基本的な用品を扱います。
本土のスーパーと同じ品揃えや価格ではありません。
一般食品の持込みができないため、食事を節約する目的で大量の食料を持って行くことはできません。
ヘロン島のシュノーケリング
ビーチから泳ぐ
ヘロン島では、ボートに乗らず、ビーチからサンゴ礁へ泳げます。
初めての人には、Shark BayやPandanus Lounge前のGantry周辺が案内されることがあります。
Shark Bayの名称は危険な大型ザメの群れを意味するものではなく、Shovel Nose Rayに由来すると説明されています。
泳ぐ場所は当日の潮、風、波、船の運航で変わるため、Marine Centreで確認してください。
泳ぎやすい潮位
ビーチシュノーケリングは、一般的に満潮の前後2時間が適しています。
干潮時は水深が浅くなり、サンゴへ接触しやすく、岸まで戻る経路が限られることがあります。
潮汐時刻は、毎日配布されるHeron TimesやMarine Centre前の案内で確認できます。
同じ場所でも朝と午後で水深、流れ、透明度が大きく変わります。
無料レッスン
初心者向けの無料シュノーケリングレッスンがプールで行われます。
予約制で、マスク、シュノーケル、フィンを装着し、呼吸、器材調整、基本姿勢を確認します。
海へ入る前に受講すると、マスクの水抜きとフィンの使い方に慣れられます。
ボートシュノーケリング
Heron ReefやWistari Reefのポイントへボートで行く有料ツアーがあります。
2026年7月現在、掲載料金は大人AU$55、子どもAU$40です。
最低年齢は6歳で、6~14歳は大人の同伴が必要です。
最少催行人数、潮、風、海況により中止またはポイント変更となります。
岸から泳ぐより深く、船からの入水とはしごでの乗船が必要です。
器材とウェットスーツ
マスク、シュノーケル、フィンは通常の客室料金に含まれます。
度付きマスクも利用でき、AU$150の返金可能なデポジットが必要です。
ウェットスーツは別料金で、2026年7月現在、短いタイプAU$20、長いタイプAU$25、子ども用AU$15が1日料金の目安です。
冬は水温が20℃前後まで下がるため、長袖のウェットスーツがあると快適です。
安全上の注意
- 一人で泳がない
- 家族・同行者から見えない場所へ行かない
- リーフエッジまで泳がない
- サンゴの上へ立たない
- 港とボート航路へ入らない
- 流れに逆らって無理に泳がない
- 持病がある場合は事前に相談する
港内と航路は、日中の船舶運航時間に遊泳禁止となります。毎日の標識とスタッフの指示を優先してください。
休む時はサンゴへ立たず、浮力ベストやヌードルを利用します。
ヘロン島のダイビング
ヘロン島周辺には、Heron Bommie、North Bommie、Gorgonia Holeなど多くのダイビングポイントがあります。
島から各ポイントまでの船移動が短く、1本ごとに島へ戻る運用が中心です。
ダイビングは海況、風、潮、経験によりポイントが決まります。
認定ダイバー
Cカード、ログブック、最近のダイビング記録を持参してください。
1~3年間潜っていない場合はチェックダイブ、3年以上空いている場合はフル・リフレッシャーを求められます。
器材、リフレッシャー、ボートダイブは事前予約がおすすめです。
初めてのダイビング
PADI Discover Scuba Divingや認定講習が行われます。
講習には最低年齢、健康条件、日数、医師の診断書が必要な場合があります。
日本語講習が常時あるわけではないため、英語で安全説明を理解できるか確認してください。
年齢と健康条件
10~11歳の認定ダイバーには深度制限があります。
14歳未満は親または法的保護者の同伴が必要です。
65歳以上はダイビング用の健康診断書を求められます。
喘息、心臓病、手術歴、妊娠、処方薬がある人は、予約前にMarine Centreへ相談してください。
飛行機まで24時間空ける
ダイビング後は、固定翼機とヘリコプターのどちらも最低24時間空けるよう案内されています。
出発前日はシュノーケリング、島内散策、スパなどへ切り替えてください。
ウミガメの産卵と孵化
ヘロン島は、アオウミガメとアカウミガメの重要な産卵地です。
産卵は通常11~3月、孵化した子ガメは主に1~4月に見られ、年によって5月まで続くことがあります。
産卵は夜の満潮前後、孵化は日没・夜間・早朝に見られる可能性がありますが、必ず遭遇できるわけではありません。
産卵中のカメを見る時
- ライトとフラッシュを使わない
- カメから10メートル以上離れる
- 低い姿勢で動かずに待つ
- カメの正面へ回らない
- 砂丘と植生の中へ入らない
- Naturalist Guideの案内に従う
海から上がった直後のカメは敏感で、人の動きや光に驚いて海へ戻ることがあります。
子ガメを見る時
子ガメを触る、持ち上げる、海まで運ぶ行為は禁止です。
砂から掘り出したり、進行方向へライトを向けたりしないでください。
客室のカーテンを閉め、バルコニーの不要な照明を消すことも重要です。
子ガメは自力で海へ向かう過程で方向と環境を記憶します。
季節の野生動物
| 時期 | 主な見どころ |
|---|---|
| 1~3月 | ウミガメの産卵と孵化、海鳥の繁殖 |
| 4~5月 | 子ガメの孵化終盤、若い海鳥 |
| 6~9月 | マンタ、ザトウクジラ |
| 10月 | 海鳥の帰島、ウミガメの交尾行動 |
| 11~12月 | ウミガメの産卵、サンゴの一斉産卵、海鳥 |
マンタ
6~9月頃、外礁でマンタが見られる可能性があります。
ボートシュノーケリングやダイビング中の遭遇は海況と個体の行動次第です。
ザトウクジラ
6月頃から北上する個体が現れ、7~9月は島の桟橋や船上から見られることがあります。
クジラを見るための専用船ではないため、遭遇は保証されません。
海鳥
10~3月はBlack NoddyとWedge-tailed Shearwaterなどの繁殖が活発です。
最盛期には島に約20万羽の鳥がいると案内され、鳴き声、におい、巣穴が非常に目立ちます。
鳥が苦手な人、静かな睡眠を求める人は、繁殖期を避ける選択もあります。
サンゴの一斉産卵
通常11月または12月の満月前後に発生する可能性があります。
水温、月齢、潮、天候に左右され、日付を正確に保証することはできません。
気候とベストシーズン
ヘロン島は亜熱帯海洋性気候で、本土内陸部ほど極端な暑さにはなりません。
夏は高温多湿で雨とサイクロンの影響を受ける可能性があり、冬は乾燥して比較的穏やかです。
| 月 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均降水量 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 29.8℃ | 24.2℃ | 103.5mm |
| 2月 | 29.5℃ | 24.2℃ | 138.8mm |
| 3月 | 28.7℃ | 23.6℃ | 109.0mm |
| 4月 | 27.0℃ | 21.9℃ | 111.4mm |
| 5月 | 24.4℃ | 19.8℃ | 107.1mm |
| 6月 | 22.2℃ | 17.6℃ | 115.1mm |
| 7月 | 21.5℃ | 16.5℃ | 78.4mm |
| 8月 | 22.6℃ | 17.2℃ | 49.9mm |
| 9月 | 24.6℃ | 18.7℃ | 29.3mm |
| 10月 | 26.5℃ | 20.5℃ | 40.3mm |
| 11月 | 28.0℃ | 22.2℃ | 52.8mm |
| 12月 | 29.1℃ | 23.4℃ | 91.3mm |
データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Heron Island Research Station長期平均値。
5~10月:海を楽しみやすい
比較的涼しく、晴天が多く、シュノーケリングとダイビングに向く時期です。
6~9月はマンタとザトウクジラの可能性があります。
水温が低くなるため、ウェットスーツを借りると快適です。
11~3月:ウミガメと海鳥
ウミガメの産卵、孵化、海鳥の繁殖を目的にする旅行者に人気です。
高温多湿で雨が増え、11~3月はサイクロンの影響を受ける可能性があります。
鳥の鳴き声と巣穴が増える季節でもあります。
ベストシーズンの選び方
| 目的 | おすすめ時期 |
|---|---|
| 穏やかな気候・シュノーケリング | 5~10月 |
| マンタ・クジラ | 6~9月 |
| ウミガメの産卵 | 11~3月 |
| 子ガメの孵化 | 1~4月、年により5月 |
| 海鳥の繁殖 | 10~3月 |
島内の楽しみ方
島内自然散策
Naturalist Guideによる島内ウォークでは、サンゴ洲の形成、植物、海鳥、ウミガメについて学べます。
無料プログラムは日ごとに時刻が変わるため、Heron Timesを確認してください。
リーフウォーク
干潮時に砂地と潮だまりを歩き、ナマコ、ヒトデ、貝、サンゴなどを観察します。
裸足ではなく、つま先を覆うリーフシューズを履いてください。
サンゴ、貝、動物は生死にかかわらず持ち帰れません。
夜のリーフ観察
潮位が合う夜には、有料のNight Special Reef Discovery Tourが行われることがあります。
昼間とは異なる甲殻類、魚、軟体動物を探します。
潮汐の関係で実施されない時期があり、濡れて滑りやすい場所を歩きます。
研究施設の体験
University of Queensland Research Stationを訪れ、タッチタンク、生物、サンゴ修復、研究について学ぶ有料プログラムがあります。
研究施設全体を自由に見学できるわけではなく、指定されたツアーに参加します。
桟橋での観察
桟橋周辺は魚、エイ、サメ、ウミガメを見つけやすい場所です。
6~9月には沖を通るクジラを探せることがあります。
船の作業区域と立入禁止表示に従ってください。
カヤック・スパ・ビーチ
海況によりカヤックなどの有料アクティビティが行われます。
スパ、プール、ビーチで休む時間も組み合わせられます。
潮と風で予定が変わる島なので、毎日すべてを予約せず、余白を残してください。
子ども・シニア旅行
子ども連れ
ビーチシュノーケリング、自然散策、プール、ウミガメ観察を楽しめます。
子どもだけで海へ行かせず、大人が水中で常に近くにいてください。
ボートシュノーケリングは最低6歳で、6~14歳は大人同伴です。
客室、追加ベッド、子ども料金、食事、船の座席を予約時に確認します。
泳げない同行者
島内散策、桟橋、リーフウォーク、自然プログラム、スパ、海鳥観察だけでも滞在できます。
シュノーケリング初心者は無料レッスンを受け、浅い場所で浮力補助具を使ってください。
無理に深い場所へ行かないことが最も重要です。
シニア旅行
島内は徒歩移動ですが、砂地、桟橋、船の乗降、階段があります。
定期船は海況により大きく揺れ、港で小さな段差や移動が必要です。
歩行器、車椅子、酸素、特別な医療器具がある場合は、予約前にリゾートへ相談してください。
医療体制
島は本土から72キロ離れ、都市の病院と同じ医療設備はありません。
処方薬は滞在日数より多めに手荷物へ入れ、英文の薬剤情報を持参してください。
重い持病、アレルギー、妊娠、最近の手術がある人は、旅行前に医師とリゾートへ相談します。
ヘロン島旅行のモデル日程
2泊3日・最短プラン
| 日程 | モデルプラン |
|---|---|
| 前日 | ブリスベンからグラッドストンへ移動、前泊。 |
| 1日目午前 | 7時45分以降に船チェックイン、9時30分出航。 |
| 1日目午後 | 到着、昼食、器材確認、島内散策。 |
| 2日目 | 満潮前後のシュノーケリング、自然プログラム。 |
| 3日目午前 | 早朝の海と桟橋、12時45分の船で出発。 |
| 3日目夕方 | 17時30分以降の国内線またはグラッドストン泊。 |
丸一日自由に使えるのが1日だけなので、天候不良時の余裕はほとんどありません。
3泊4日・初めてのおすすめ
| 日程 | モデルプラン |
|---|---|
| 1日目 | 船で到着、無料レッスン、島内ウォーク。 |
| 2日目 | ビーチシュノーケリング、リーフウォーク。 |
| 3日目 | ボートシュノーケリングまたはダイビング。 |
| 4日目 | 早朝散策、島を出発。 |
潮と天候に合わせて予定を入れ替えやすく、初めての旅行に最も組みやすい日数です。
4泊5日・ダイビング中心
| 日程 | モデルプラン |
|---|---|
| 1日目 | 到着、Marine Centreで登録と器材確認。 |
| 2日目 | チェックダイブとボートダイブ。 |
| 3日目 | 複数ダイブ、島内自然観察。 |
| 4日目 | 飛行前24時間を空け、シュノーケリングと散策。 |
| 5日目 | 船またはヘリコプターで出発。 |
3泊4日・ウミガメの季節
| 日程 | モデルプラン |
|---|---|
| 1日目 | 到着後、Turtle Awareness Presentation。 |
| 1日目夜 | ガイドの指示で産卵を探す。 |
| 2日目早朝 | 浜辺で産卵跡または子ガメを観察。 |
| 2~3日目 | 潮に合わせたシュノーケリングと自然プログラム。 |
| 4日目 | 早朝観察後、出発。 |
ウミガメは野生動物で、滞在中に必ず産卵・孵化を見られるわけではありません。
海・天候・環境保護の注意
一人で泳がない
岸に近く見えても、潮が動くと流れが強くなります。
同行者と相互に確認し、Marine Centreの範囲と時刻を守ってください。
サンゴへ立たない
サンゴは簡単に折れ、足を切る原因にもなります。
浅くなったら立つのではなく、浮力器具を使うか、砂地の経路へ移動してください。
傷を放置しない
サンゴ、貝殻、岩でできた小さな傷は感染することがあります。
真水で洗い、消毒し、腫れ、痛み、発熱がある場合はスタッフへ相談してください。
船酔い対策
定期船は外洋を約2時間30分進みます。
酔い止めは医師・薬剤師の指示に従って乗船前に使い、軽い朝食を取り、船内で下を向き続けないでください。
眠気の出る薬は、到着後の遊泳に影響します。
サイクロンと欠航
11~3月はサイクロンの影響を受ける可能性があります。
船とヘリコプターが欠航し、予定より長く島または本土へ滞在する場合があります。
航空券と宿泊の変更費用を補償する保険を確認してください。
日焼け・脱水
海面と白い砂の反射で、曇りの日も日焼けします。
帽子、長袖ラッシュガード、日焼け止め、水分補給を利用してください。
鳥の巣穴と落枝
Wedge-tailed Shearwaterの巣穴を踏まないよう、夜は歩道を歩きます。
Pisoniaの枝は落下する場合があるため、強風時は木の下で長時間過ごさないでください。
ドローン
ヘリコプターの運航と保護された鳥類の生息地があるため、ドローン使用は厳しく制限されています。
航空・国立公園・海洋公園の許可を得ずに飛ばさないでください。
何も持ち帰らない
生きた物だけでなく、死んだサンゴ、貝殻、砂、羽、卵、植物も持ち帰りません。
野生動物へ餌を与えず、追いかけず、触らないでください。
緊急時
オーストラリアの警察・消防・救急は000です。
島内ではReceptionまたはスタッフへ直ちに連絡してください。
遠隔地のため、本土への医療搬送には時間と費用がかかる場合があります。
最終日の朝にダイビングを入れない
ダイビング後24時間は固定翼機とヘリコプターを避ける必要があります。帰路の航空便だけでなく、島からグラッドストンへヘリコプターで移動する場合も同じです。
ヘロン島に関するよくある質問(FAQ)
通常の定期船では現実的ではありません。島へ着いた日の帰りの船には間に合わないため、Heron Island Resortへの宿泊が必要です。
海況により約2~2時間30分です。船酔いしやすい人は乗船前に対策してください。
2026年7月現在、通常は月・水・金・土・日曜日に運航し、火曜と木曜は運航しません。クリスマス当日も運休です。
2026年7月現在、片道は大人AU$99、3~12歳の子どもAU$80です。宿泊料金とは別に追加されます。
できます。一般的には満潮の前後2時間が泳ぎやすく、Shark BayやGantry周辺など当日の推奨場所をMarine Centreで確認します。
通常の客室料金には、2人分のマスク、シュノーケル、フィンが滞在中含まれます。ウェットスーツは別料金です。
産卵は通常11~3月、子ガメの孵化は主に1~4月で、年によって5月まで続くことがあります。
通常の携帯電話電波はありません。有料Wi-FiをReception、レストラン、バーなど一部共用エリアで利用できます。
一般の食品とアルコールは定期船へ持ち込めません。医薬品や乳児用ミルクは検査を受けたクーラーバッグで認められる場合があります。
ヘロン島に関する参考情報
- Heron Island Resort公式サイト
- Heron Island:アクセス・定期船・ヘリコプター
- Heron Island:よくある質問
- Heron Island:客室と宿泊
- Heron Island:シュノーケリング
- Heron Island:ダイビング
- Heron Island:ウミガメ
- Queensland Parks:Capricornia Cays National Park
- オーストラリア政府気象局:Heron Islandの気候
まとめ:3泊以上し、潮と天候に合わせて海を楽しむ
ヘロン島は、グラッドストン沖約72キロのサンゴ洲に泊まり、ビーチからグレート・バリア・リーフへ泳ぎ出せる島です。
定期船は火曜・木曜に運航せず、9時にチェックインが締め切られます。日本からは前日にグラッドストンへ入り、帰路の航空便も17時30分以降または翌日にしてください。
島内に携帯電話の電波、一般の町、スーパーはなく、食品と酒類の持込みもできません。旅行保険、薬、食事制限、船酔い対策、荷物制限を事前に整える必要があります。
シュノーケリングは満潮の前後2時間を目安に、Marine Centreが案内する場所で、必ず同行者と泳いでください。
海を重視するなら5~10月、ウミガメの産卵と孵化を目的にするなら11~4月が目安です。最低2泊、初めてなら3~4泊し、潮、風、野生動物に合わせて予定を変えられる旅程がおすすめです。
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お得な現地発ツアーとアクティビティ
トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。
オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。



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