タスマニアデビル完全ガイド|名前の由来・生態・顔面腫瘍病と会える場所
黒い体、白い胸の模様、大きく開く口、暗闇に響く鋭い鳴き声。タスマニアデビルは、名前と見た目の印象から「凶暴な動物」と思われがちです。
実際には、人を追いかけて襲うような動物ではありません。夜行性で警戒心が強く、危険を感じると口を大きく開け、声やにおいで相手を遠ざけようとします。
タスマニアデビルは、現在生きている世界最大の肉食性有袋類です。野生では死んだ動物を食べる掃除屋として重要な役割を持ち、骨や皮まで食べる強い顎で知られています。
一方、野生個体は夜に活動するため、旅行中に偶然見つけるのは簡単ではありません。確実に観察するなら、保全活動を行うワイルドライフ・サンクチュアリーの餌やり解説や夜間ツアーを利用します。
この記事では、日本からタスマニアを訪れる旅行者向けに、タスマニアデビルの名前の由来、生態、鳴き声、強い顎、食べ物、繁殖、顔面腫瘍性疾患、野生で見られる場所、保護施設、観察マナーまで詳しく解説します。
- タスマニアデビルとは?
- なぜ「デビル」と呼ばれる?
- タスマニアデビルの基本情報
- 生息地とオーストラリア本土での絶滅
- 野生のタスマニアデビルを見る方法
- 1.アーサー・ピーマン保護区
- 2.クレイドル・マウンテンと中央高原
- 3.マリア島
- 4.ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリー
- 5.デビルズ・アット・クレイドル
- 6.トロワナ・ワイルドライフ・サンクチュアリー
- 7.タスマニアン・デビル・アンズー
- 目的別・保護施設の選び方
- 観察しやすい時間と季節
- 体の大きさ・外見・白い模様
- 強い顎と大きく開く口
- 食べ物・狩り・死肉食
- 鳴き声・性格・行動
- 繁殖・袋・子ども
- デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)
- 保全・繁殖・野生復帰
- 日本からのアクセス・施設利用
- 観察マナー・運転・負傷個体への対応
- タスマニアデビルに関するFAQ
タスマニアデビルとは?
タスマニアデビル(Tasmanian Devil)は、タスマニア島に生息する肉食性有袋類です。学名はSarcophilus harrisiiで、現在生きている肉食性有袋類の中では最大です。
ずんぐりした体と大きな頭を持ち、地上を歩いて暮らします。日中は巣穴、倒木、岩陰、密生した植物の中で休み、夕方から夜に餌を探します。
タスマニア州の法律で絶滅危惧種に指定され、完全に保護されています。野生個体を捕まえる、触る、餌を与えることはできません。
有袋類の肉食動物
雌は育児嚢を持ち、小さな状態で生まれた子どもを袋の中で育てます。ウォンバットやカンガルーと同じ有袋類ですが、食性は大きく異なります。
タスマニアの固有種
現在の自然分布はタスマニア州に限られます。動物園の飼育個体を除き、オーストラリア本土で野生個体を見ることはできません。
夜行性で見つけにくい
個体数がいる地域でも、日中の観光中に姿を見る機会は多くありません。夜間の道路や自動撮影カメラで確認されることが多い動物です。
大きな口は攻撃だけの合図ではない
口を大きく開ける姿は、恐怖、緊張、疲労、相手への警告を表す場合があります。写真で見るほど好戦的な動物ではありません。
なぜ「デビル」と呼ばれる?
ヨーロッパから来た入植者は、夜の森から聞こえる叫び声、うなり声、歯を見せる姿、暗い毛色を不気味に感じ、「Devil」と呼ぶようになったとされています。
夜に響く叫び声
餌を巡って複数個体が集まると、低いうなり声から鋭い金切り声まで、さまざまな音を出します。
耳が赤く透けて見える
興奮時には耳への血流が増え、薄い耳が赤く見えます。黒い体との対比が、恐ろしい印象を強めました。
実際は人を避ける
通常は人の気配を感じると離れます。逃げ場のない場所へ追い込まれたり、捕まえられたりした時に強く抵抗します。
アニメのキャラクターとは別物
実物は高速で回転しながら進む動物ではありません。短い脚で歩き、必要な時は走り、泳ぐこともできます。
タスマニアデビルの基本情報
| 項目 | 内容 | 旅行者が注目したい点 |
|---|---|---|
| 分類 | フクロネコ科の有袋類 | 犬やクマの仲間ではない |
| 分布 | 野生ではタスマニア州 | 本土では飼育施設のみ |
| 活動時間 | 主に夜行性 | 餌やり・夜間ツアーが見やすい |
| 食性 | 死肉を中心に小動物も捕食 | 骨や皮まで食べる |
| 体重 | 一般に雄が大きく約8キロ前後 | 中型犬より小さく見える |
| 保全状況 | 絶滅危惧 | DFTD、交通事故、生息環境が脅威 |
生息地とオーストラリア本土での絶滅
タスマニアデビルは、海岸のヒース、乾燥したユーカリ林、湿った森林、農地周辺、高原など、タスマニアの幅広い環境で暮らします。
化石記録から、かつてはオーストラリア本土にも生息していましたが、約3,000年前までに姿を消したと考えられています。
本土で絶滅した理由
気候の乾燥化、人による影響、ディンゴとの競合など複数の要因が考えられていますが、一つの理由だけで説明できるものではありません。
バス海峡が避難場所をつくった
タスマニア島は本土から隔てられていたため、ディンゴが渡らず、デビルが生き残る要因の一つになりました。
野生のタスマニアデビルを見る方法
タスマニア公園・野生生物局は、アーサー・ピーマン保護区、クレイドル・マウンテン、中央高原、マリア島を観察候補として案内しています。
ただし、野生のデビルは主に夜に動き、広い範囲を歩きます。観察地点へ行けば必ず会えるわけではありません。
日中は痕跡を探す
足跡、黒い毛、骨を含んだ糞、獣道などが手掛かりになります。巣穴らしい場所を見つけても近づいたり、手を入れたりしません。
夜の単独観察は避ける
暗い国立公園を動物探しだけのために歩くのは危険です。野生観察は宿泊施設や公認ガイドの案内と組み合わせます。
1.アーサー・ピーマン保護区
タスマニア北西部のアーサー・ピーマン保護区は、海岸、ヒース、湿地、森林が広がる人里離れた地域です。
野生個体の生息候補地
公園当局がタスマニアデビルを見られる地域として案内していますが、観察専用施設や餌場があるわけではありません。
長距離運転と通信環境に注意
町やガソリンスタンドが少なく、携帯電話が通じにくい区間があります。野生動物を見ることだけを目的に夜間運転をしないでください。
2.クレイドル・マウンテンと中央高原
クレイドル・マウンテン=セント・クレア湖国立公園と中央高原には、デビル、オオフクロネコ、ヒガシフクロネコなどの肉食性有袋類が暮らします。
宿泊時に可能性が高まる
日帰りより現地泊の方が、夕方と早朝に活動する野生動物を見られる時間が増えます。
確実に見るなら近隣施設
クレイドル・マウンテン入口近くのデビルズ・アット・クレイドルを利用すると、野生で見つけられなくても観察できます。
3.マリア島
マリア島には、デビル顔面腫瘍性疾患から守る保険個体群をつくるため、2012年に15頭の健康なデビルが導入されました。
保全のために移された個体群
島に昔から自然分布していた集団ではありません。病気のない個体を確保し、種の将来を守る目的で管理されています。
野生観察は偶然に左右される
ウォンバットやカンガルーより見つけにくく、日帰り旅行で会えないことも普通です。食料を屋外へ放置しないでください。
4.ボノロング・ワイルドライフ・サンクチュアリー
ホバート中心部から車で約30分のボノロングは、負傷した野生動物の救護とリハビリを行う施設です。
毎日9時~17時
一般入場で園内を見学でき、入場料に含まれる解説ツアーにも参加できます。クリスマス当日は16時に閉園します。
夜間ツアーも選べる
夜行性動物が動き始める時間に、少人数のナイトツアーが実施されています。開始時刻は季節により変わるため予約時に確認します。
5.デビルズ・アット・クレイドル
クレイドル・マウンテン国立公園入口の手前にある、デビルと2種類のフクロネコを専門とする保全施設です。
昼の餌やりツアー
毎日13時のデイ・フィーディング・ツアーでは、デビルが集団で食べる姿と鳴き声を解説付きで観察できます。
夕方のアフター・ダーク・ツアー
通常17時30分から約1時間15分。夜行性動物が活動的になる時間で、予約が強く勧められています。
6.トロワナ・ワイルドライフ・サンクチュアリー
モール・クリークにあるトロワナは、長年にわたりタスマニアデビルの保全繁殖と野生復帰に取り組む施設です。
毎日3回の無料解説ツアー
11時、13時、15時の約45分のツアーが入場料に含まれ、デビルの集団給餌を見学できます。
クレイドルとロンセストンの間に組みやすい
モール・クリーク洞窟やシェフィールドと組み合わせ、タスマニア北部のレンタカー旅行へ入れやすい立地です。
7.タスマニアン・デビル・アンズー
タスマン半島のタラナにあり、自然環境の中で動物と生息地を学ぶ「Unzoo」の考え方を取り入れた施設です。
デビルの餌やりが一日に複数回
10時、11時、12時15分、13時30分、15時など、複数のデビル・フィーディングが入場料に含まれます。時刻は訪問前に再確認してください。
ポート・アーサーと同日に訪問可能
ホバートからポート・アーサーへ向かう途中にあり、歴史地区と野生動物を一日で組み合わせられます。
目的別・保護施設の選び方
ホバートから短時間で行くならボノロング、クレイドル・マウンテン宿泊ならデビルズ・アット・クレイドル、北部周遊ならトロワナ、ポート・アーサーと合わせるならアンズーが便利です。
鳴き声と食事を見たいなら給餌時間
通常の開園時間に歩くだけでは寝ている場合があります。施設を選ぶ時は、デビルの餌やり解説の時刻を先に確認します。
観察しやすい時間と季節
タスマニアデビルは通年活動します。季節よりも、日没後、餌やり時間、施設のツアー時刻が観察のしやすさを左右します。
野生では夏の夜も活動しますが、日没が遅くなります。冬は暗くなるのが早い一方、高原では道路凍結や雪に注意が必要です。
体の大きさ・外見・白い模様
体長は約50~70センチ、尾は約20~30センチ。一般に雄の方が大きく、体重は大型の雄で10キロを超える場合があります。
黒から黒褐色の毛
体毛は光の当たり方で黒または濃い褐色に見えます。厚い毛が雨と寒さから体を守ります。
胸と腰の白い模様
白い斑点や帯の形は個体ごとに異なります。白い模様がほとんどない、全身が黒い個体もいます。
頭が大きく低い体形
幅広い頭、太い首、肩の高い前半身、短い脚を持ちます。遠目には小さなクマや黒い犬のように見えることがあります。
尾に脂肪を蓄える
健康な個体の尾は根元が太くなります。非常に細い尾は、栄養状態が悪い可能性を示す場合があります。
強い顎と大きく開く口
タスマニアデビルの頭骨は幅広く、顎を動かす筋肉が発達しています。死骸の骨、腱、皮を砕き、利用できる部分をほとんど残しません。
体格に対して強い咬合力
「世界で一番強い顎」と単純に比較することはできませんが、同じ体重の哺乳類の中では非常に強い咬合力を持つことで知られます。
口を70~80度ほど開く
大きく開いた口は、食事、あくび、威嚇、緊張など複数の場面で見られます。
骨を食べることが生態系に役立つ
死骸を短時間で処理し、腐敗物や病原体が長く残るのを減らす掃除屋の役割を果たします。
食べ物・狩り・死肉食
主に死んだ動物を食べますが、生きた獲物を捕らえることもあります。その時に得られる食べ物を利用する日和見的な肉食動物です。
ウォンバットやワラビーの死骸
道路で死んだ動物や自然死した動物を見つけ、肉、内臓、皮、毛、骨まで食べます。
小動物も捕食する
鳥、爬虫類、カエル、昆虫、小型哺乳類を食べ、弱った家畜や地上で休む鳥を襲う場合もあります。
複数個体が同じ死骸に集まる
群れで協力して食べるのではなく、一つの餌へ別々の個体が集まり、声と体で食べる順番を主張します。
鳴き声・性格・行動
タスマニアデビルは単独生活が基本ですが、餌場では複数個体が顔を合わせます。近距離で争いを避けるため、豊かな鳴き声と姿勢を使います。
うなり声・せき込む音・叫び声
低い唸り、鼻を鳴らす音、甲高い悲鳴まで使い分けます。保護施設の集団給餌は、声の種類を聞く良い機会です。
においでも防御する
強く緊張すると肛門腺から強いにおいを出します。スカンクのように遠くへ噴射する動物ではありません。
歩く距離が長い
夜の間に餌を探して数キロから十数キロ移動することがあります。道路を横切る機会が多い理由の一つです。
繁殖・袋・子ども
繁殖は主に2~5月で、妊娠期間は約3週間です。雌は一度に多数の非常に小さな子どもを産みます。
最大4頭だけが袋で育つ
20~40頭が生まれることがありますが、母親の乳首は4つだけです。先に袋へ到達した最大4頭が育ちます。
袋の中で約4か月
子どもは袋の中で成長した後、巣穴へ移り、母親が運ぶ食べ物を食べながら独立の準備をします。
子どもはJoeyまたはImp
ほかの有袋類と同じJoeyのほか、小悪魔を意味するImpという呼び方も使われます。
デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)
デビル顔面腫瘍性疾患は、口や顔の周囲に腫瘍ができる致死性の病気です。1990年代半ばにタスマニア北東部で確認されました。
がん細胞そのものが移る
ウイルスががんを起こすのではなく、生きた腫瘍細胞が個体から個体へ移植される、極めて珍しい伝染性がんです。
かみ合いで感染する
交尾や餌を巡る争いで顔をかむ際、傷口へ腫瘍細胞が移ると考えられています。
DFT1とDFT2の2種類
DFT1は1996年に記録され州内へ広がり、DFT2は2014年に南東部で確認されました。別々に発生したがんですが、どちらも伝染性で致死的です。
保全・繁殖・野生復帰
DFTDが長期間存在する地域では、個体数が最大約80%減少したと推定されています。オーストラリア政府とタスマニア州政府は、Save the Tasmanian Devil Programを共同で進めています。
野生個体の監視、健康診断、遺伝子研究、病気のない保険個体群、飼育繁殖、ワクチン研究、交通事故対策が組み合わされています。
日本からのアクセス・施設利用
日本からタスマニアへの直行便は通常なく、シドニー、メルボルン、ブリスベンなどで国内線へ乗り継ぎます。ホバートまたはロンセストンを起点にします。
ホバート滞在
ボノロングは車で約30分。アンズーはタスマン半島のポート・アーサー観光と合わせやすい場所です。
ロンセストン・北部滞在
トロワナはモール・クリークにあり、ロンセストン、シェフィールド、クレイドル・マウンテンを結ぶ周遊に組み込めます。
クレイドル・マウンテン滞在
デビルズ・アット・クレイドルは国立公園入口の近くです。夕方のツアー後は暗くなるため、近隣に宿泊すると安心です。
防寒・防水の服を用意
夜間ツアーと高原の施設は夏でも冷えます。雨具、暖かい上着、滑りにくい靴を持参します。
給餌ツアーは事前に予約
一般入場は予約不要の施設でも、夜間ツアー、少人数体験、繁忙期の給餌ツアーは満席になります。
観察マナー・運転・負傷個体への対応
野生のデビルを見つけても、近づく、餌を置く、進路をふさぐ、フラッシュを連続して使う行為を避けます。
道路の死骸へ近づく時は安全を優先
デビルは道路上の動物の死骸を食べに来ます。停車して観察せず、対向車と後続車に注意して速度を落とします。
夕暮れから夜明けは特に減速
活動時間と視界の悪い時間が重なります。野生動物標識のある区間では、制限速度より低い速度が必要な場合があります。
負傷個体を素手で触らない
弱っていても強くかむ可能性があります。自分で箱へ入れず、タスマニアの野生動物救護機関へ連絡します。
病気の個体を追跡しない
顔に腫瘍があるように見えても、写真のために追い回しません。場所、時刻、進行方向を安全な場所から記録します。
施設での接触体験を野生でまねしない
飼育員の管理下で行う体験は、訓練、衛生、安全管理が前提です。野生個体へ手や食べ物を差し出してはいけません。
野生で見られなくても失敗ではない:夜行性で広く移動するため、旅行中の遭遇は偶然に左右されます。確実に観察したい場合は保全施設の給餌解説を利用してください。
タスマニアデビルに関するよくある質問(FAQ)
タスマニア州に生息する肉食性有袋類で、現在生きている肉食性有袋類の中では世界最大です。
夜に響く叫び声、歯を見せて口を開く姿、黒い体、赤く見える耳を入植者が恐れたことが名前の由来とされています。
通常は人を避けます。ただし野生動物なので、追い詰める、触る、捕まえると、かんで防御する可能性があります。
公園当局はアーサー・ピーマン保護区、クレイドル・マウンテン、中央高原、マリア島を案内しています。ただし夜行性のため遭遇は保証されません。
ホバート周辺ならボノロング、クレイドル・マウンテンならデビルズ・アット・クレイドル、北部ならトロワナ、タスマン半島ならアンズーが便利です。
かつては生息していましたが、約3,000年前までに本土で絶滅しました。現在、本土では動物園などの飼育個体を見られます。
動物の死骸を中心に、鳥、爬虫類、昆虫、小型哺乳類なども食べます。骨、皮、毛まで利用します。
人へ感染する病気ではありません。デビル同士のかみ合いにより、生きた腫瘍細胞が移って広がります。
多数の子どもを産みますが、母親の乳首は4つだけなので、袋の中で育つのは最大4頭です。
泳げます。ただし袋に子どもがいる雌は、長時間泳ぐことを避けるとされています。
野生動物との衝突リスクが高いため、おすすめしません。夜間ツアーや保護施設を利用してください。
タスマニアデビルに関する参考情報
- Tasmania Parks and Wildlife Service:Tasmanian devil
- Save the Tasmanian Devil Program
- NRE Tasmania:About the Tasmanian Devil
- NRE Tasmania:About Devil Facial Tumour Disease
- NRE Tasmania:Tasmanian Devils FAQs
- Tasmania Parks:Maria Island National Park
- Bonorong Wildlife Sanctuary:Plan Your Visit
- Devils at Cradle:Admission and Tours
- Devils at Cradle:After Dark Feeding Tour
- Trowunna Wildlife Sanctuary:Plan Your Visit
- Tasmanian Devil Unzoo:Wildlife Presentations
- Discover Tasmania:Wildlife Sanctuaries
まとめ:恐ろしい名前とは違う、タスマニアの掃除屋
タスマニアデビルは、現在生きている世界最大の肉食性有袋類です。黒い体、大きな口、夜の叫び声から恐ろしい名前が付きましたが、通常は人を避けます。
強い顎で死骸の骨や皮まで食べ、生態系を清潔に保つ掃除屋として重要な役割を持っています。
野生では主に夜に活動するため、短い旅行で確実に見たい場合は、ボノロング、デビルズ・アット・クレイドル、トロワナ、アンズーなどの給餌解説を利用するのが現実的です。
最大の脅威は、デビル同士のかみ合いで生きたがん細胞が移るデビル顔面腫瘍性疾患です。現在も野生個体の監視、繁殖、ワクチン研究が続いています。
旅行中は夜間運転をできるだけ避け、野生個体へ餌を与えず、負傷個体を見つけても触らずに専門機関へ連絡してください。
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