西オーストラリア大学(UWA)見学ガイド|一般旅行者のキャンパス見学・見どころ・歴史・入学難易度 です。

パース(Perth)中心部から西へ約5km、スワン川(Swan River/ダーバル・イェリガン)のほとりに広がる西オーストラリア大学(The University of Western Australia、UWA)は、西オーストラリア州を代表する研究型総合大学です。1911年に州初の大学として設立され、1913年にわずか184人の学生で授業を始めました。

旅行者が見学する中心となるのはクローリー・キャンパス(Crawley Campus)です。65ヘクタールの広い敷地に、1932年完成のウィンスロップ・ホール、緑に囲まれたサンクン・ガーデン、サマービル・オーディトリアム、一般公開の美術館や博物館、スワン川沿いの景観などがまとまり、大学というより大きな公園を歩くような感覚で見学できます。

大学公式サイトには、主要15スポットを巡るキャンパス・オーディオツアーとセルフガイド案内があります。進学希望者向けのキャンパスツアーもありますが、学生ではない一般旅行者なら、公式マップとオーディオツアーを使って自分のペースで歩く方法が最も利用しやすいでしょう。

2026年の最新情報では、西オーストラリア大学はQS世界大学ランキング2027で世界77位。西オーストラリア州で唯一、世界トップ100に入る大学として紹介されています。現在は28,000人を超える学生が115か国から集まっています。

この記事では、日本からの旅行者と在豪邦人向けに、2026年9月現在の公式情報をもとに、クローリー・キャンパスを中心として、学生でない人の見学方法、見るべき場所、一般公開施設、注意点、アクセス、大学の歴史、世界ランキング、入学難易度、有名な卒業生まで詳しく紹介します。

西オーストラリア大学とは?

学生ではないのですが、観光でキャンパスへ入っても大丈夫ですか?
はい。クローリー・キャンパスは一般の来訪者も歩くことができ、庭園、美術館、博物館、図書館など見学しやすい場所があります。大学公式のキャンパス・オーディオツアーも利用できます。ただし、授業中の教室や研究室には入らないようにしましょう。

西オーストラリア大学は1911年、西オーストラリア州初の大学として設立されました。

現在は28,000人を超える学生が在籍し、115か国から学生が集まっています。オーストラリアの主要研究大学8校で構成されるグループ・オブ・エイト(Group of Eight)の一員です。

医学、農学、地球科学、海洋科学、工学、ビジネス、法律、人文社会科学など幅広い分野を扱い、西オーストラリア州の研究・教育の中核を担っています。

大学名西オーストラリア大学
設立1911年
授業開始1913年
メインキャンパスクローリー、パース
学生数28,000人以上
QS世界大学ランキング2027世界77位
Web西オーストラリア大学公式サイト

メインキャンパスはクローリー

旅行者が見学するなら、パース中心部から西へ約5kmのクローリー・キャンパスが中心です。

キャンパスは約65ヘクタール。スワン川とマチルダ・ベイに面し、キングス・パークにも近い、緑の多い場所にあります。

大学は長年、建物を公園のような景観の中に配置する方針でキャンパスを整備してきました。そのため、歴史的な石造・レンガ建築、芝生、並木、ヤシの木、屋外劇場が自然につながっています。

大学側もクローリーを「世界でも美しいキャンパスの一つ」として紹介しており、建築に詳しくない旅行者でも散策そのものを楽しめます。

学生でなくても見学できる?

はい。大学公式のキャンパスツアーページは、ウィンスロップ・ホール、サンクン・ガーデン、美術館、地球科学博物館、トロピカル・グローブなど、一般来訪者が見て回れる場所を紹介しています。

リード図書館にも一般来訪者向けの公開時間が設定されており、大学関係者でなくても建物内へ入ることができます。

一方で、授業中の講義室、研究室、実験室、学生証によるカードアクセス区域、学生寮などは観光客向けの見学施設ではありません。

観光ならセルフガイドがおすすめ

一般旅行者には、大学公式のキャンパス・オーディオツアーを使ったセルフガイド見学がおすすめです。

公式ツアーでは、リード図書館、ニュー・フォーチュン・シアター、サマービル・オーディトリアム、ウィンスロップ・ホール、サンクン・ガーデン、ローレンス・ウィルソン美術館、地球科学博物館、トロピカル・グローブ、アーウィン・ストリート・ビルディングなど15か所が紹介されています。

スマートフォンで公式ページを開き、気になるスポットだけをつないで歩けば、旅行者向けの見学コースとして十分楽しめます。

西オーストラリア大学・キャンパスツアー

公式キャンパスツアーはある?

UWAでは対面のキャンパスツアーやキャンパス訪問も行っていますが、中心となる対象は進学希望者、高校生、保護者、学校団体などです。

一般観光客向けに毎日決まった時間に出発する観光ツアーとは異なります。

旅行途中で大学を見たい場合は、公式オーディオツアーとキャンパスマップを使ったセルフガイドが気軽です。将来の進学先として見学したい場合は、大学のイベント・キャンパスツアー日程を確認して参加するとよいでしょう。

見学におすすめの曜日・時間

一般旅行者には火~金曜日の11:00~16:00頃が最もおすすめです。

この時間ならローレンス・ウィルソン美術館が開館しており、リード図書館の一般公開時間にも入りやすく、学生が行き交う普段のキャンパスの雰囲気も感じられます。

地球科学博物館を見たい場合は開館曜日が限られるため、月・水・金曜日または土曜日を候補にするとよいでしょう。

土・日曜日も屋外キャンパスは散策できますが、大学施設の営業時間は平日より短くなります。卒業式やイベント開催日はウィンスロップ・ホール周辺などが混雑することがあります。

旅行者向けおすすめ見学ルート

順番場所見どころ
1ウィンスロップ・ホール時計塔を持つUWAを代表する歴史建築
2グレート・コートハケット記念建築群をまとめて眺める
3リード図書館一般来館者も利用できる主要図書館
4サンクン・ガーデン静かな庭園と大学らしい景観
5ローレンス・ウィルソン美術館無料で楽しめる大学美術館
6トロピカル・グローブヤシの木に囲まれた小さな庭園
7サマービル・オーディトリアム松林に囲まれた屋外劇場
8ニュー・フォーチュン・シアターシェイクスピア時代の劇場を再現
9マチルダ・ベイスワン川沿いの散策と景観

屋外の主要スポットだけなら約1時間、美術館や図書館を含めるなら1時間半~2時間ほどあるとゆっくり回れます。

ウィンスロップ・ホール

ウィンスロップ・ホール(Winthrop Hall)は、クローリー・キャンパスを代表する建物です。

メルボルンの建築家ロドニー・オールソップとコンラッド・セイスの設計で1932年に完成。地中海風の外観、時計塔、アーチ、モザイク装飾、天井の高い大ホールが特徴です。

現在も卒業式、コンサート、試験、公式行事などに使われています。内部はイベント開催時などを除き、観光客が常時自由に見学できる施設ではありませんが、正面のアーチと時計塔だけでも十分見る価値があります。

初めてUWAを訪れるなら、まずここを見てからキャンパス散策を始めると大学全体の雰囲気をつかみやすいでしょう。

グレート・コートとハケット記念建築群

ウィンスロップ・ホール周辺には、1930年代に整備されたハケット記念建築群(Hackett Memorial Buildings)が並びます。

大学創設に大きく貢献したサー・ジョン・ウィンスロップ・ハケットの遺贈をもとに建設され、クローリーへの本格移転を象徴する建築群となりました。

広い芝生と歴史建築を一緒に眺められるグレート・コート周辺は、UWAらしい写真を撮りやすい場所です。

リード図書館

リード図書館(Reid Library)は、クローリー・キャンパスの中心にある主要図書館です。

1964年に完成したUWA初の本格的な専用図書館で、王立英国建築家協会のブロンズ・メダルを受賞した建物でもあります。

人文・社会科学系の資料を中心に所蔵し、約2,000席の学習スペースがあります。一般来館者にも公開時間が設定されており、学生でなくても建物へ入れます。

一般公開時間は学期や週によって変わるため、訪問前に公式サイトの「Public opening hours」を確認してください。学生・職員向けの24時間利用時間帯とは別になっています。

UWA図書館・一般公開時間

サンクン・ガーデン

サンクン・ガーデン(Sunken Garden)は、ローレンス・ウィルソン美術館の近くにある、周囲より一段低く造られた庭園です。

もともとは砂を採取した跡地でしたが、現在は芝生、石壁、木々に囲まれた静かな空間になっています。

結婚式や大学イベントにも使われる場所ですが、通常時はキャンパス散策の途中に立ち寄りやすく、休憩や写真撮影にも向いています。

ローレンス・ウィルソン美術館

ローレンス・ウィルソン美術館(Lawrence Wilson Art Gallery)は、一般旅行者が実際に入りやすい文化施設です。

UWA美術コレクション、クラザーズ女性美術コレクション、バーント博物館コレクションなどを活用し、オーストラリア国内外の現代美術や歴史的作品を紹介しています。

開館火~土曜日 11:00~16:00
休館月・日曜日、祝日、展示替え期間
入場料無料
場所クローリー・キャンパス西側、フェアウェイ入口付近
Webローレンス・ウィルソン美術館公式案内

大学見学で建物と庭園だけでは物足りない人は、ここを組み込むと見学内容に幅が出ます。展示替えで閉館する期間があるため、訪問前に開催中の展覧会を確認してください。

地球科学博物館

エドワード・ド・クーシー・クラーク地球科学博物館(Edward de Courcy Clarke Earth Science Museum)は、鉱物、岩石、化石、隕石などを扱う大学博物館です。

登録標本だけでも18万点を超え、コレクション全体では25万点を超える資料を所蔵。鉱物・岩石展示のほか、地形の変化を体験できるインタラクティブな砂場など、子供でも楽しみやすい展示があります。

大学の現行キャンパス・オーディオツアーでは入場無料と案内され、月・水・金曜日9:30~17:00、土曜日14:00~17:00の開館案内が掲載されています。

開館時間は変更される可能性があるので、博物館を目的に訪問する場合は公式サイトで当日の情報を確認してください。

地球科学博物館公式案内

トロピカル・グローブ

トロピカル・グローブ(Tropical Grove)は、ヤシの木が円形に並ぶ小さな庭園です。

中央に砂地のスペースがあり、周囲を高いヤシが囲む独特の景観で、大学公式のキャンパスツアーでも見どころとして紹介されています。

イベントや結婚式にも使われますが、通常時は散策途中に立ち寄りやすく、サンクン・ガーデンとはまた違った雰囲気を楽しめます。

サマービル・オーディトリアム

サマービル・オーディトリアム(Somerville Auditorium)は、ノーフォーク島松に囲まれた屋外劇場です。

大学評議会のメンバーだったウィリアム・サマービルが1927年に構想し、木々を「自然の大聖堂」のように配置した空間として整備されました。

現在はパース・フェスティバルの映画上映会場として特に有名で、夏季にはデッキチェアに座って映画を楽しむパースらしい文化体験ができます。

イベントがない日でも外から雰囲気を感じられますが、上映や貸切イベント時には入場条件が変わります。

ニュー・フォーチュン・シアター

ニュー・フォーチュン・シアター(New Fortune Theatre)は、1600年頃のロンドンにあったフォーチュン・プレイハウスを再現した屋外劇場です。

1964年、シェイクスピア生誕400年を記念して開設され、現在も演劇、音楽、大学行事などに利用されています。

大学公式情報では、世界で唯一の常設型フォーチュン・シアター再現劇場とされています。

さらに、この周辺ではUWAの名物となっているクジャクやクジャクの雌を見ることがあります。劇場は開放的な共同空間として案内されていますが、授業や公演がある時は邪魔をしないようにしましょう。

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アーウィン・ストリート・ビルディング

アーウィン・ストリート・ビルディング(Irwin Street Building)は、UWAの創設期を伝える重要な建物です。

1913年、大学は現在のクローリーではなくパース中心部のアーウィン・ストリートにありました。そこで使われていた建物の一部が後にクローリーへ移され、復元されています。

現在は大学公文書や会議施設などとして使われており、一般観光客が自由に館内を歩く施設ではありませんが、外観を見るだけでも「大学が市内からクローリーへ移った歴史」が分かります。

マチルダ・ベイとスワン川

クローリー・キャンパスの大きな魅力が、大学の東側に広がるマチルダ・ベイ(Matilda Bay)とスワン川です。

キャンパスを歩いた後に川沿いまで足を延ばすと、歴史建築中心の大学内部とは違い、ヨット、芝生、川越しの景色を楽しめます。

UWA公式の紹介でも、クローリー・キャンパスはスワン川沿いという立地が大きな特徴として挙げられています。

キャンパス南側から少し歩けば、パースの有名な写真スポットであるクロウリー・エッジ・ボートシェッドにも行けます。

バーント博物館について

バーント博物館(Berndt Museum)は、先住民文化・人類学の重要なコレクションを持つ大学博物館です。

ただし2026年9月現在、一般旅行者が自由に見学できる常設展示スペースはありません

先住民コミュニティー、子孫、アーティスト、学生、研究者などの訪問は予約制で受け入れていますが、通常の観光旅行で立ち寄る施設とは考えない方がよいでしょう。

一部のコレクションはローレンス・ウィルソン美術館の企画展などで紹介されることがあります。

旅行者が入らない方がよい場所

クローリー・キャンパスは一般来訪者にも開かれていますが、大学は観光施設ではありません。次のような場所へ観光目的で入るのは避けましょう。

  • 授業中の講義室・演習室
  • 研究室・実験室
  • 学生証・職員証が必要なカードアクセス区域
  • 教職員専用オフィス
  • 学生寮の居住区域
  • 試験会場
  • 研究用コレクションの非公開区域
  • 「Authorised access only」「Staff only」などの表示がある場所

美術館、地球科学博物館、図書館の一般利用時間、庭園、屋外劇場など、大学側が一般利用を案内している場所を中心に回るのが安心です。

写真撮影・見学時のマナー

屋外の建物、庭園、芝生、川沿いなどを個人旅行の記念として撮影する程度なら、通常の観光と同じように楽しめます。

ただし学生や教職員が日常的に学び働く場所です。学生の顔を大きく撮る、授業中の教室を撮影する、建物入口を長時間ふさぐ、といった行為は避けましょう。

美術館、博物館、図書館内部では各施設の撮影ルールを優先してください。

大学は結婚式や商業撮影にも人気がありますが、三脚、大規模なモデル撮影、商業撮影、ドローン撮影などは通常の旅行写真とは扱いが異なり、大学の許可が必要になる場合があります。

大学の歴史

西オーストラリア大学は、人口の少なかった20世紀初頭の西オーストラリア州で「州の発展に必要な高等教育機関をつくる」という目的から誕生しました。

主な出来事
1911年州議会で大学設立法が成立
1913年パース市内のアーウィン・ストリートで184人の学生に授業開始
1914年最初の学位卒業生を輩出
1916年ジョン・ウィンスロップ・ハケットが大学へ巨額の遺贈
1919年クローリー用地の999年間のリース開始
1929年クローリーで本格的なキャンパス建設開始
1932年ウィンスロップ・ホールなど完成、クローリー移転完了
1945年サマービル・オーディトリアム開設
1953年大学発祥のパース・フェスティバル開始
2005年バリー・マーシャル教授とロビン・ウォレンがノーベル賞受賞
2018年卒業生アクシャイ・ベンカテシュがフィールズ賞受賞

大英帝国初の授業料無料大学

UWAの歴史で特に興味深いのが、創設時から大英帝国で初めて授業料を取らない大学として設立されたことです。

当時の西オーストラリア州は人口が少なく、裕福な家庭の子供だけでなく、幅広い社会階層に高等教育の機会を広げる必要があると考えられました。

大学設立に大きな役割を果たしたのが、新聞経営者・政治家で初代学長となったサー・ジョン・ウィンスロップ・ハケット(Sir John Winthrop Hackett)です。

1916年に亡くなった後、大学へ巨額の財産を遺贈し、この資金が現在のウィンスロップ・ホールを含むクローリーの主要建築の建設に使われました。

クローリーへの移転

大学は1913年、パース市中心部の仮設的な建物で授業を始めました。

その後、スワン川沿いのクローリーに新キャンパスを建設する計画が進み、1929年から大規模な工事が開始。1932年までに移転が完了しました。

ウィンスロップ・ホールやハケット記念建築群はこの時代の中心的な建物です。

キャンパスは「建物だけを密集させる」のではなく、庭園や芝生を含む公園型の大学として計画されました。この考え方が現在のクローリー・キャンパスの美しさにつながっています。

パース・フェスティバルとの関係

西オーストラリアを代表する芸術祭パース・フェスティバル(Perth Festival)は、もともとUWAから始まったイベントです。

1953年、当時の文学部長フレッド・アレクサンダー教授が「フェスティバル・オブ・パース」として創設しました。

現在もサマービル・オーディトリアムなどUWAの施設がフェスティバル会場として使われ、大学とパースの文化活動との深いつながりが続いています。

ノーベル賞・フィールズ賞との関わり

UWAの研究史を代表する人物がバリー・マーシャル(Barry Marshall)教授です。

病理医ロビン・ウォレンとともに、胃炎や消化性潰瘍の大きな原因がヘリコバクター・ピロリ菌であることを明らかにし、2005年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

またUWA卒業生の数学者アクシャイ・ベンカテシュ(Akshay Venkatesh)は、13歳でUWAに入学し、16歳で数学の第一級優等学位を取得。2018年に数学界最高峰のフィールズ賞を受賞しました。

世界ランキング

2026年に発表されたQS世界大学ランキング2027で、西オーストラリア大学は世界77位となりました。

大学公式サイトでは、西オーストラリア州で唯一の世界トップ100大学として紹介されています。

また、地球・海洋科学、鉱物資源、農学など、西オーストラリアの自然環境や産業と深く関わる分野を含め、複数の専門分野が世界的に高く評価されています。

世界大学ランキングは評価方法によって順位が異なるため、一つの数字だけで大学の価値を決めることはできませんが、国際的な研究大学として高い位置にあることは分かります。

入学難易度

日本の大学のように「西オーストラリア大学の偏差値は○○」と一つの数字で表すことはできません。

オーストラリアでは、学部・コースごとに必要なATARやセレクション・ランク、前提科目が異なります。

一般的な文学・理学系と、上級コンピューター科学、研究重視の哲学士、医学などでは入学難易度にかなり差があります。

大学全体としては難関研究大学ですが、「UWAなら全コースが同じ難易度」というわけではありません。

ATARと入学基準

ATAR(Australian Tertiary Admission Rank)は、オーストラリアの高校卒業生が大学進学で使う順位指標です。

UWAでは多くの一般学位で最低ATARを示しており、必要な前提科目を満たしたうえで出願します。

大学の標準的なYear 12入学資格はATAR 75以上が基本ですが、コースによって80、90台後半など、より高い基準が設定されています。

医学・歯学などは最低ATARを満たすだけでは合格せず、適性試験や面接を含む競争選考になります。

学部別の難易度例

2026年9月現在、大学が案内している主なコースの入学基準を見ると、難易度の違いが分かります。

コース例最低ATARの目安
文学士75
理学士75
環境デザイン学士75
商学士80
心理学士80
上級コンピューター科学士(オナーズ)92
哲学士(オナーズ)98
医学保証パスウェイ98+適性試験+面接

医学の高校卒業時保証パスウェイは、国内学生ではUCAT ANZと面接、留学生ではISATと面接を含む選考です。最低基準を満たしても入学が保証されるわけではありません。

入学条件は変更されることがあるため、進学目的で調べる場合は希望コースの最新ページを確認してください。

日本から出願する場合

日本の高校や大学から出願する場合、ATARそのものを持っている必要はありません。

UWAが認める海外の高校卒業資格、IB、大学での学習歴などを基に審査され、希望するコースの学力条件、前提科目、英語力条件を満たす必要があります。

医学など追加選考のあるコースでは、一般学位とは異なる応募手続きが必要です。

日本の偏差値をATARへ自己換算するのではなく、UWAの国際学生向け出願案内と各コースページで最新条件を確認してください。

西オーストラリア大学・留学生出願案内

有名な卒業生

西オーストラリア大学は、政治、科学、数学、芸術、ビジネスなど幅広い分野に著名な卒業生を送り出しています。

ボブ・ホーク

ボブ・ホーク(Bob Hawke)は第23代オーストラリア首相。1953年にUWAで文学士と法学士を取得し、その後ローズ奨学生としてオックスフォード大学へ進みました。1983~1991年に首相を務めています。

バリー・マーシャル

バリー・マーシャルはUWAで医学を学び、1974年卒業。ロビン・ウォレンとのヘリコバクター・ピロリ菌研究により2005年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

ティム・ミンチン

ティム・ミンチン(Tim Minchin)は、コメディアン、俳優、作曲家、作詞家として国際的に活躍。1996年に英文学・演劇を学んだ文学士を卒業しました。

ショーン・タン

ショーン・タン(Shaun Tan)は、作家、イラストレーター、映画制作者。1996年に英文学と美術で文学士第一級オナーズを取得し、短編アニメーション「ロスト・シング」で2011年アカデミー賞を受賞しました。

アクシャイ・ベンカテシュ

アクシャイ・ベンカテシュは13歳でUWAに入学し、16歳で数学の第一級優等学位を取得した数学者です。2018年にフィールズ賞を受賞しました。

キム・ビーズリー

キム・ビーズリー(Kim Beazley)は、元連邦副首相、労働党党首、駐米オーストラリア大使、西オーストラリア州総督。UWAで文学士と文学修士を取得し、ローズ奨学生としてオックスフォード大学へ進みました。

パース市内からのアクセス

クローリー・キャンパスはパースCBDから西へ約5km。鉄道駅はキャンパス前にありませんが、バスの本数が多く、観光客でもアクセスしやすい場所です。

方法ポイント
無料バスパープルCATでエリザベス・キーからUWAへ
路線バス950、995などがパース市内から運行
タクシー・配車CBDから道路状況により約10~20分
自転車スワン川沿いのルートを利用可能
大学の一般来訪者用有料駐車区画を利用

日本からの旅行者には、運賃がかからず経路も分かりやすいパープルCATが特に便利です。

無料パープルCATを使う

パープルCAT(Purple CAT)は、エリザベス・キー・バス・ステーションとUWA、QEIIメディカル・センター方面を結ぶ無料バスです。

キングス・パークやトーマス・ストリート方面を経由し、UWAまで運行します。2026年現在、毎日運行されています。

パース中心部から乗り換えなしで大学へ行けるうえ、CATバスなので運賃は無料です。

通常の有料路線では950、995などもUWAを経由しています。訪問当日はトランスパースのジャーニープランナーで最新時刻を確認してください。

UWA・公共交通案内

車で行く場合

クローリー・キャンパスには一般来訪者が利用できる有料駐車区画があります。

2026年9月現在、来訪者は主に黄色または指定された緑色区画を利用し、料金は1時間$3です。

有料時間は原則として月~金曜日8:00~17:00で、30分未満は1日1回無料。時間外は無料になる区画がありますが、必ず現地標識を確認してください。

支払いにはイージーパーク(EasyPark)アプリまたは駐車機を利用できます。平日日中は混雑するため、観光だけなら公共交通の方が便利です。

UWA・来訪者駐車案内

1~2時間のおすすめ見学プラン

約1時間・建築と庭園中心

時間内容
0~15分ウィンスロップ・ホール、グレート・コート
15~30分リード図書館外観、キャンパス中央部
30~45分サンクン・ガーデン、トロピカル・グローブ
45~60分サマービル・オーディトリアム、ニュー・フォーチュン・シアター

約2時間・一般公開施設込み

時間内容
0~25分ウィンスロップ・ホール、ハケット記念建築群
25~45分リード図書館
45~75分ローレンス・ウィルソン美術館
75~100分サンクン・ガーデン、トロピカル・グローブ、サマービル
100~120分ニュー・フォーチュン・シアターからマチルダ・ベイへ

地球科学博物館の開館日と合う場合は、美術館または図書館の代わりに組み込むと、大学らしい見学内容になります。

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人気ナンバーワンの日帰りピナクルズツアーの他、ロットネスト島、ウェーブロックへのツアー等が、オンライン特価で販売中!日本語ツアーの他、お得な英語のツアーもございます!

詳細・お申込み

 

西オーストラリア大学の見学に関するよくある質問(FAQ)

学生でなくても西オーストラリア大学を見学できますか?

はい。クローリー・キャンパスは一般来訪者も歩くことができ、庭園、美術館、地球科学博物館、図書館など一般利用できる施設があります。

キャンパス見学は無料ですか?

屋外キャンパスのセルフガイド見学は無料です。ローレンス・ウィルソン美術館と地球科学博物館も無料です。交通、駐車、イベントなどには別途料金がかかる場合があります。

一般旅行者向けの見学方法は?

大学公式のキャンパス・オーディオツアーを使ったセルフガイドがおすすめです。ウィンスロップ・ホール、庭園、美術館、劇場など15か所が紹介されています。

一番見るべき場所はどこですか?

初めてならウィンスロップ・ホールがおすすめです。1932年完成の時計塔を持つ建物で、クローリー・キャンパスを象徴する景観です。

西オーストラリア大学の世界ランキングは?

QS世界大学ランキング2027では世界77位です。西オーストラリア州で唯一の世界トップ100大学として大学公式サイトでも紹介されています。

入学は難しいですか?

コースによって異なります。文学・理学はATAR 75、商学・心理学は80、上級コンピューター科学は92、哲学士(オナーズ)は98が現在の目安です。医学はATAR 98相当に加えて適性試験と面接があります。

有名な卒業生は誰ですか?

元首相ボブ・ホーク、ノーベル賞受賞者バリー・マーシャル、ティム・ミンチン、ショーン・タン、フィールズ賞受賞者アクシャイ・ベンカテシュ、元副首相キム・ビーズリーなどがいます。

パースCBDからどう行くのが便利ですか?

エリザベス・キー・バス・ステーションから無料のパープルCATを利用するのが分かりやすい方法です。有料路線の950や995もUWAを経由します。

見学にはどれくらい時間が必要ですか?

歴史建築と庭園だけなら約1時間、美術館、図書館、川沿いまで含めるなら1時間半~2時間ほどあるとよいでしょう。

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