【2026年版】シドニー近郊サザン・ハイランズ観光完全ガイド|行き方・町・滝・ワイナリー

シドニーから南西へ車で約1時間半。ニューサウスウェールズ州のサザン・ハイランズ(Southern Highlands)は、緑の丘陵、歴史ある町、庭園、ワイナリー、滝が点在する高原地域です。

海岸のリゾートとは雰囲気が異なり、旅の中心になるのはボーラル、ミタゴン、モス・ベール、ベリマといった内陸の町です。古い建物を使ったカフェや書店、アンティーク店を巡り、少し足を延ばせばフィッツロイ・フォールズやベルモア・フォールズの深い渓谷へ行けます。

春はボーラルのチューリップ、秋は街路樹と庭園の紅葉、冬は暖炉のある宿と冷涼地のワインが似合います。夏もシドニーより朝晩が涼しく、日帰りドライブや週末旅行に人気です。

ただし、サザン・ハイランズは一つの町ではありません。ボーラルの買い物、ベリマの歴史地区、ロバートソン周辺の滝、バンダヌーンの国立公園では、移動方向が異なります。公共交通で訪れる場合とレンタカー旅行でも、組める日程が大きく変わります。

鉄道を使えば、シドニーからミタゴン、ボーラル、モス・ベールまで行けます。一方、滝、ワイナリー、小さな村を巡る路線バスは限られるため、自然観光を重視するならレンタカーが便利です。

この記事では、日本から訪れる旅行者に向けて、シドニーからの行き方、鉄道、宿泊拠点、気候、町と村、滝と散策路、庭園、ワイナリー、モデル日程、安全上の注意まで詳しくご紹介します。

目次:シドニー近郊サザン・ハイランズ観光の完全ガイド(クリックで開閉)

サザン・ハイランズとは?

サザン・ハイランズは、シドニーとキャンベラの間、海抜およそ600~800メートルの高原に広がる町と農村の地域です。

中心となる町はミタゴン、ボーラル、モス・ベールです。その周囲に、歴史地区のベリマ、農村景観が残るエクセターやサットン・フォレスト、滝へ向かうロバートソン、国立公園の入口となるバンダヌーンがあります。

高原らしい冷涼な気候を生かし、庭園、冷涼地ワイン、チーズ、トリュフ、ベリー類などが育てられています。古い建物を再利用したレストラン、書店、アンティーク店も多く、町を歩くだけでも楽しめます。

シドニーから近い一方、朝晩の冷え込み、霧、冬の霜は市内より強くなります。季節に合った服装を用意してください。

地域名サザン・ハイランズ(Southern Highlands NSW)
ニューサウスウェールズ州
シドニーから車で約1時間20分~2時間。目的地と渋滞により異なる
主な鉄道駅ミタゴン、ボーラル、バーラドゥー、モス・ベール、エクセター、バンダヌーン
主な観光拠点ボーラル、ベリマ、モス・ベール、ロバートソン、バンダヌーン
主な楽しみ町歩き、庭園、滝、国立公園、ワイナリー、カフェ、アンティーク
おすすめ時期3~5月の秋、9~11月の春。冬の滞在も人気
おすすめ滞在日数日帰り~2泊。自然と町を両方見るなら1泊2日以上
日本との時差通常1時間。サマータイム期間は2時間

高原の町は、見た目以上に離れています

ボーラルの店を見た後に、フィッツロイ・フォールズ、ロバートソン、バンダヌーンまで回ると、運転時間が増えます。日帰りでは「町歩き」と「自然」のどちらを優先するか決めておくと無理がありません。

先住民文化と地域の成り立ち

サザン・ハイランズは、GundungurraとDharawalの人々が長く暮らしてきたCountryです。

高原の森林、川、湿地、砂岩の断崖は、食料、移動、物語、文化と結び付いてきました。フィッツロイ・フォールズのビジターセンターでは、地域の先住民文化と自然環境について紹介されています。

ヨーロッパ人による入植後は、シドニーと内陸を結ぶ交通路として発展し、羊毛、酪農、果樹、鉄道関連産業が地域の経済を支えました。

ベリマには1830年代からのジョージアン様式の建物が残り、ミタゴン、ボーラル、モス・ベールは鉄道の開通とともに商業の中心として成長しました。

古い建物が多い町ですが、すべてが博物館ではありません。住宅、店舗、宿泊施設として現在も使われています。敷地や私道へ入らず、撮影時は住民と営業中の店へ配慮してください。

Countryを尊重する

国立公園の植物、岩、遺物を持ち帰らず、文化的な場所では案内板と立入制限を守ってください。

日本・シドニーからサザン・ハイランズへの行き方

シドニーから電車だけでも楽しめますか?
ボーラルの町歩きなら可能です。滝やワイナリーまで行く場合は、レンタカーか事前に手配した車が必要です。

日本からシドニーへ

日本からサザン・ハイランズへの直行便はありません。一般的にはシドニー空港へ到着し、シドニーで前泊してから南西へ向かいます。

国際線到着日にレンタカーを借り、そのまま高速道路を運転する日程はおすすめしません。長時間飛行、時差、入国手続きの疲れを考え、翌朝に出発してください。

サザン・ハイランズ旅行の翌日に国際線へ乗る場合も、前夜はシドニーへ戻る日程が安心です。

シドニーからレンタカー

シドニー中心部からは、M5とHume Motorwayを通り、ミタゴン方面へ向かいます。

渋滞がなければ、ミタゴンまで約1時間20分、ボーラルまで約1時間30分、ベリマまたはモス・ベールまで約1時間40分が目安です。

金曜午後、連休初日、日曜夕方はシドニー南西部と高速道路が混雑します。朝の出発時刻と帰路の時間に余裕を持たせましょう。

Hume Motorwayから外れると、町道、農道、森林道路が増えます。霧、濡れた路面、野生動物に注意してください。

鉄道でミタゴン・ボーラル・モス・ベールへ

シドニーからはSouthern Highlands Lineを利用できます。

多くの時間帯では、シドニー中央駅からCampbelltownまたはMacarthurまで移動し、サザン・ハイランズ線へ乗り継ぎます。時間帯によってはCentralと高原方面を結ぶ直通列車やNSW TrainLinkの長距離列車もあります。

主な観光駅はミタゴン、ボーラル、モス・ベールです。ボーラル駅は町の中心に近く、カフェ、店舗、ブラッドマン博物館へ徒歩で移動できます。

オパールカードまたは対応するクレジットカード・スマートフォンのコンタクトレス決済を利用できます。列車の本数がシドニー市内より少ないため、往復の時刻を先に確認してください。

週末の線路工事では代行バスになることがあります。Transport for NSWのTrip Plannerで、旅行日を指定して検索しましょう。

駅からの地域内交通

ミタゴン、ボーラル、モス・ベールの町の中心は徒歩で回れます。

一方、ベリマ、フィッツロイ・フォールズ、ベルモア・フォールズ、ワイナリーへ向かう路線バスは限られます。

タクシーと配車サービスはありますが、シドニーほど車両数が多くありません。行き先が郊外の場合は、帰りの車も同時に予約してください。

ワインを楽しむ日は、運転者を決めるのではなく、ワインツアー、貸切車、タクシーを事前手配する方法が安心です。

キャンベラから

キャンベラ中心部からボーラルまでは、Hume Motorway経由で約2時間です。

シドニーとキャンベラを結ぶ旅行の途中に1泊することもできます。

長距離列車やコーチが停車する駅もありますが、便数と停車駅が限られます。日付を指定してNSW TrainLinkの運行を確認してください。

シドニーから日帰りできる?

レンタカーでも鉄道でも日帰りできます。

鉄道の日帰りなら、ボーラルの町歩き、ブラッドマン博物館、カフェ、コーベット・ガーデンズを組み合わせやすいでしょう。

レンタカーなら、次のように目的地を絞ると落ち着いて回れます。

  • ボーラルとベリマ
  • フィッツロイ・フォールズとロバートソン
  • ミタゴン、ボーラル、ワイナリー1か所
  • モス・ベール、エクセター、バンダヌーン

町歩き、滝、ワイナリー、夕食まで一日に詰め込むより、1泊して地域の朝と夜を楽しむ方がおすすめです。

旅行前に知っておきたいこと

おすすめの滞在日数

初めて訪れるなら、1泊2日が使いやすい日程です。

一日目にボーラルとベリマ、二日目にフィッツロイ・フォールズとロバートソンを回れます。

バンダヌーン、複数のワイナリー、キャリントン・フォールズまで訪れるなら2泊3日がおすすめです。

旅行日数内容
日帰りボーラルとベリマ、または滝とロバートソンに絞る。
1泊2日町歩き、歴史地区、滝、庭園、ワイナリー1~2か所。
2泊3日バンダヌーン、複数の村、国立公園、ゆっくりした食事を追加。
3泊以上ゴルフ、長距離散策、オープンガーデン、カンガルー・バレーとの周遊。

宿泊拠点の選び方

初めての旅行、鉄道利用、飲食店と買い物を重視するならボーラルが便利です。

車で地域を周遊し、静かな町に泊まりたい場合はモス・ベール。歴史ある宿と落ち着いた夜を楽しむならベリマが向いています。

国立公園と自然を優先するならバンダヌーン、農村の景色と小さな村を楽しむならエクセターやサットン・フォレストも候補です。

レンタカーは必要?

ボーラル中心部だけなら車がなくても楽しめます。

ベリマ、ロバートソン、バンダヌーンは鉄道駅やバスで行ける場合がありますが、本数が限られます。

滝、ワイナリー、庭園、複数の村を回るならレンタカーが便利です。

冬の朝は車の窓が凍ることがあります。出発前に視界を完全に確保し、ぬるま湯や熱湯をフロントガラスへかけないでください。

地域内の移動時間

区間車の目安
ミタゴン~ボーラル約10分
ボーラル~ベリマ約15分
ボーラル~モス・ベール約15分
モス・ベール~フィッツロイ・フォールズ約20分
ボーラル~ロバートソン約30分
モス・ベール~バンダヌーン約20分

週末の町中心部、イベント期間、霧、道路工事で時間が延びます。駐車場所を探す時間も見込んでください。

予約しておきたいもの

  • 春、秋、冬の週末と連休の宿泊施設
  • チューリップ・タイム期間の宿泊と入場券
  • 人気レストラン、ハイティー、日曜ランチ
  • ワイナリーの試飲、ランチ、ワインツアー
  • オープンガーデンと季節イベント
  • 貸切車、タクシー、駅からの送迎

小規模なセラードアと庭園は、予約制または営業日が限られることがあります。訪問日を決めてから確認してください。

気候とベストシーズン

サザン・ハイランズは標高が高く、シドニーより涼しい高原性の気候です。

夏のモス・ベールは平均最高気温24~26℃、平均最低気温12~14℃前後です。日中は暑くなる日がありますが、朝晩は薄手の上着が役立ちます。

冬は平均最高気温12~13℃、最低気温2~3℃前後です。霜、濃霧、まれな降雪があり、日没後は急に冷えます。

庭園と町歩きには3~5月9~11月が人気です。暖炉、赤ワイン、冬の食事を楽しむ目的なら6~8月も魅力があります。

平均最高気温平均最低気温
1月26.0℃14.2℃
2月24.4℃14.0℃
3月22.1℃12.2℃
4月19.1℃8.7℃
5月15.5℃4.9℃
6月12.5℃3.3℃
7月12.0℃2.6℃
8月13.5℃3.2℃
9月16.9℃5.5℃
10月19.8℃7.8℃
11月22.1℃10.6℃
12月24.4℃12.3℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Moss Vale AWS長期平均値。

一日の気温差が大きいため、重ね着できる服装がおすすめです。滝と森林では、町より気温が低く感じることがあります。

サザン・ハイランズのおすすめの町と村

ボーラル

ボーラルは、サザン・ハイランズで最も観光しやすい町です。

駅から中心部へ歩け、カフェ、レストラン、服飾店、書店、アンティーク店が並びます。

コーベット・ガーデンズは春のチューリップ・タイム会場で、通常時も町の散歩に立ち寄れます。

ブラッドマン博物館、ブラッドマン・オーバル、チェリー・ツリー・ウォークなどがあり、車なしの日帰り旅行にも向いています。

ベリマ

ベリマは、1830年代の石造建築と街並みが残る歴史地区です。

裁判所博物館、古い教会、川沿いの散策路、パブ、ベーカリー、工芸品店があります。

ボーラルから車で約15分ですが、鉄道駅はありません。公共交通旅行ではタクシーまたはバスの時刻を確認してください。

旧ベリマ刑務所は一般の観光施設として常時公開されている場所ではありません。外観を見る場合も立入表示に従います。

ミタゴン

ミタゴンは、シドニー側から最初に到着する主要な町です。

カフェ、古書店、アンティーク店、観光案内所があり、マウント・ジブラルタルとボックス・ベール・トラックへの拠点になります。

ボーラルより落ち着いており、車で周遊する旅行の宿泊地としても便利です。

モス・ベール

モス・ベールは、鉄道と道路の交通拠点で、地域住民の生活に近い町です。

駅周辺にカフェ、レストラン、専門店があり、フィッツロイ・フォールズ、エクセター、バンダヌーンへ向かいやすい位置です。

観光地らしい華やかさより、地元の食事とゆっくりした町歩きを楽しみたい人に向いています。

ロバートソン

ロバートソンは、緑の農地と高い降雨量で知られる村です。

チーズ、ポテト、パイ、地元農産物を扱う店があり、フィッツロイ、ベルモア、キャリントンの各滝を巡るドライブの休憩地点になります。

週末は人気店が混雑します。滝を先に訪れ、遅めの昼食にする方法もあります。

バンダヌーン

バンダヌーンは、モートン国立公園に接する静かな村です。

鉄道駅、カフェ、宿泊施設があり、森林散策と高原の滞在を楽しめます。

国立公園の展望台と散策路へは車が便利です。夕方以降は店が早く閉まるため、夕食と買い物を先に計画してください。

バーラワン、エクセター、サットン・フォレスト

バーラワンは、歴史あるパブと農村景観で知られる小さな村です。

エクセターには鉄道駅と並木道があり、周辺には庭園、ワイナリー、貸別荘があります。

サットン・フォレストは、ワイナリー、農場、歴史ある邸宅が点在する地域です。

店の数が少ないため、営業時間と予約を確認し、燃料と飲料水を主要な町で準備してください。

滝、国立公園、散策路

フィッツロイ・フォールズ

フィッツロイ・フォールズは、モートン国立公園を代表する滝です。

ビジターセンターからメイン展望台までは約150メートルで、段差のない高架歩道を利用できます。

時間があれば、東側または西側のリム・ウォークを歩き、渓谷と複数の展望台を巡れます。

2026年現在、駐車料金は車1台1日AU$4です。料金と施設の営業は変更されることがあるため、旅行前に確認してください。

雨の後は水量が増しますが、霧で渓谷が見えないこともあります。天候が悪い日は、ビジターセンターで状況を確認しましょう。

ベルモア・フォールズ

ベルモア・フォールズは、二段に落ちる滝とカンガルー・バレーの景色を望む場所です。

ベルモア・フォールズ・ウォーキング・トラックは約1.8キロ往復、所要30分~1時間、グレード3です。

ロバートソン側からは、狭く曲がりくねった未舗装区間を通ります。雨の後と対向車に注意してください。

滝の上部と滝つぼへの立入りは恒久的に禁止されています。道路の横断地点や非公式ルートから近づかないでください。

キャリントン・フォールズ

キャリントン・フォールズは、ロバートソンの東、バデロー国立公園にある滝です。

展望地を巡る公式の周回路は約600メートル、所要30~45分、グレード3です。

階段と急な区間があり、展望台まで車いすで行けるコースではありません。

滝の縁と滝つぼへ近づかず、指定された散策路と展望台を利用してください。

マウント・ジブラルタル

マウント・ジブラルタルは、ミタゴンとボーラルの間にある森林の丘です。

展望台と短い散策路から町、農地、遠くの山並みを望めます。

朝霧と夕方の光が美しい一方、道路は狭く、自転車と歩行者がいます。速度を落として運転してください。

ボックス・ベール・ウォーキング・トラック

ボックス・ベール・ウォーキング・トラックは、旧炭鉱鉄道の跡を利用したミタゴン近郊の散策路です。

森林、切通し、トンネル、展望地点を通り、地域の産業史と自然を同時に楽しめます。

全区間を歩く場合は距離があるため、水、ライト、歩きやすい靴を用意してください。雨の後はぬかるみと落枝に注意します。

バンダヌーンとモートン国立公園

バンダヌーン側のモートン国立公園には、展望台、渓谷、森林の散策路があります。

一部の入口では、2026年現在、車両1台1日AU$8の入園料が必要です。

散策路の距離と難易度が幅広いため、短い展望台歩きか長距離ウォークかを決め、出発前に公式地図を保存してください。

携帯電話がつながりにくい場所があります。日没近くに新しいコースへ入らないでください。

おすすめ観光施設と体験

ブラッドマン博物館

ブラッドマン博物館/国際クリケット殿堂は、ボーラルを代表する博物館です。

オーストラリアの名選手ドナルド・ブラッドマンの生涯だけでなく、クリケットの歴史、用具、国際試合、世界各国の選手を紹介しています。

クリケットに詳しくなくても、オーストラリア社会とスポーツ文化を知る場所として楽しめます。

ボーラル駅から徒歩で行けます。開館時間、入場料、祝日の休館は公式サイトで確認してください。

チューリップ・タイム

チューリップ・タイムは、毎年春にボーラルのコーベット・ガーデンズで開かれる花の祭典です。

2026年は9月11日から10月5日までの開催が予定されています。

週末はボーラル中心部、駐車場、列車、レストランが混雑します。宿泊と入場券を早めに手配してください。

花の開花は天候で変わります。開催期間中でも、すべての品種が同時に満開になるわけではありません。

ベリマ裁判所博物館

ベリマ裁判所は、1830年代に建てられた砂岩造りの建物です。

館内では、植民地時代の裁判、地域の歴史、法廷を使った音と光の展示を見学できます。

2026年現在、通常は毎日10時~16時に開館しています。団体ツアーや特別行事で変わる場合があるため、訪問前に確認してください。

庭園とオープンガーデン

サザン・ハイランズには、冷涼な気候を生かした私設庭園と公園が多くあります。

春と秋には、通常非公開の庭園が期間限定で公開されるオープンガーデンが行われます。

公開日、入場料、駐車方法は庭園ごとに異なります。私有地のため、公開期間外に入口へ入らないでください。

雨天でも開園する場合がありますが、芝生がぬかるむため、防水性のある靴が役立ちます。

ワイナリーとセラードア

サザン・ハイランズは、ピノ・ノワール、シャルドネ、リースリング、ピノ・グリなどの冷涼地ワインを生産しています。

地域の観光案内では60以上のブドウ畑と複数のセラードアが紹介されています。

大きな施設だけでなく、予約制の小規模ワイナリーもあります。営業時間、試飲料金、ランチ、未成年者の入場条件を確認してください。

試飲量が少なくても、飲酒後は運転しないでください。ワインツアーまたは貸切車を利用します。

ジョードジャの歴史地区と蒸留所

ジョードジャは、19世紀にオイルシェールの採掘と精製で栄えた山間の歴史地区です。

遺構、建物跡、墓地、蒸留所などを見学できるツアーがあります。

一般道路沿いの町ではなく、私有地と管理区域を含みます。見学日、予約、道路状況を確認し、無断で立ち入らないでください。

グルメ、買い物、マーケット

ボーラルにはカフェ、ベーカリー、レストラン、服飾店、インテリア店、書店が集まります。

ベリマでは歴史ある建物を使ったパブ、カフェ、スイーツ店、工芸品店を楽しめます。

モス・ベールとミタゴンには地元客が利用する飲食店と専門店があり、観光地価格だけではない選択肢があります。

地域では、パイ、チーズ、ジャム、蜂蜜、ワイン、蒸留酒、季節の農産物がよく知られています。

週末のマーケットは開催日と会場が変わることがあります。古いブログ記事ではなく、主催者または観光案内の最新日程を確認してください。

目的おすすめの場所
カフェと買い物ボーラル、モス・ベール。
歴史地区とパブベリマ。
パイと農産物ロバートソン、ミタゴン周辺。
ワインボーラル、ベリマ、エクセター、サットン・フォレスト周辺。
アンティークと古書ボーラル、ミタゴン、ベリマ。

宿泊エリアの選び方

ボーラル

初めての旅行、鉄道、外食、買い物を重視する人に最適です。

ホテル、モーテル、ゲストハウス、サービスアパートメントがあり、車がなくても町の中心を楽しめます。

春と秋の週末は宿泊料金が上がり、早く満室になります。

ベリマ

歴史ある街並み、静かな夜、ブティック宿を楽しみたい人向けです。

店の閉店後は静かになるため、夕食の予約と移動手段を確認してください。

モス・ベール

鉄道、地域周遊、落ち着いた町を重視する人に便利です。

ボーラル、フィッツロイ・フォールズ、バンダヌーンの中間にあり、レンタカー旅行の拠点になります。

ミタゴン

シドニーからのアクセス、予算、内陸散策を優先する旅行者に向いています。

高速道路へ戻りやすく、帰国前にシドニーへ戻る移動も比較的簡単です。

バンダヌーンと農村部

国立公園、自然、暖炉のある宿、静かな滞在を楽しみたい人向けです。

店と公共交通が限られるため、車と食事計画が必要です。

宿泊エリア向いている人
ボーラル初訪問、鉄道、外食、買い物。
ベリマ歴史、静けさ、ブティック宿。
モス・ベールレンタカー周遊、地域の中心、地元の飲食店。
ミタゴン高速道路、予算、短期滞在。
バンダヌーン周辺国立公園、自然、長めの滞在。

食事、買い物、地域内交通

ボーラル、ミタゴン、モス・ベールにはスーパー、薬局、銀行、飲食店があります。

小さな村、ワイナリー、国立公園周辺では、店の数と営業時間が限られます。水、軽食、防寒具を主要な町で準備してください。

鉄道は町から町への移動に使えますが、便数が少なく、駅から観光地への接続がありません。

夜のタクシーと配車サービスは事前予約がおすすめです。ワイナリーとレストランを利用する日は、帰りの車を先に確保します。

項目旅行前の準備
食事週末の昼食と夕食は予約。小さな村では営業時間を確認。
買い物ボーラル、ミタゴン、モス・ベールで準備。
支払いカード中心。通信障害と小規模店に備え少額現金も携行。
公共交通Trip Plannerで日付を指定し、帰りの最終列車まで確認。
通信国立公園では圏外を想定し、地図と予約票を保存。

サザン・ハイランズのモデル日程

シドニー発・レンタカー日帰り

時間帯モデルプラン
7時30分シドニー出発。Hume Motorwayを南下。
9時30分ボーラルで朝食、町歩き、コーベット・ガーデンズ。
11時30分ベリマへ移動。裁判所博物館と歴史地区。
14時フィッツロイ・フォールズの展望台。
16時シドニーへ出発。

イベント期間と週末は駐車時間を見込み、訪問地を減らしてください。

鉄道の日帰り・ボーラル

時間帯モデルプラン
シドニー中央駅からCampbelltown方面へ。乗り継いでボーラルへ。
午前町のカフェ、コーベット・ガーデンズ、ショップ巡り。
午後ブラッドマン博物館とブラッドマン・オーバル。
夕方予約した列車でシドニーへ。

列車本数が少ないため、行きと帰りの時刻を同時に決めてください。

1泊2日・初めてのサザン・ハイランズ

モデルプラン
1日目シドニーからミタゴン、ボーラルへ。町歩き、ブラッドマン博物館、ベリマ。ボーラルまたはモス・ベール泊。
2日目フィッツロイ・フォールズ、ロバートソン、ワイナリーまたは庭園。午後にシドニーへ。

2泊3日・町、自然、ワイン

モデルプラン
1日目ミタゴン、ボーラル、ベリマ。ボーラル泊。
2日目フィッツロイ・フォールズ、ロバートソン、キャリントン・フォールズ。モス・ベールまたは農村部泊。
3日目エクセター、バンダヌーン、ワイナリー。午後にシドニーへ。

ワイン試飲を含む日は、貸切車またはワインツアーを利用してください。

自然、寒さ、運転の注意

滝の縁と非公式ルートへ入らない

滝の周辺は、濡れた岩、急な崖、落石があります。

ベルモア・フォールズの滝つぼと上部など、恒久的に立入りが禁止されている区域があります。

SNSで見た場所へ非公式ルートから近づかず、公式展望台と散策路を利用してください。

冬の霜と濃霧

冬の早朝は、霜、路面凍結、濃霧が発生することがあります。

車間距離を広く取り、ヘッドライトを点灯し、視界が悪い時は速度を落としてください。

晴れた昼間でも、日没後は急に冷えます。車内に上着を置いておきましょう。

国立公園の閉鎖情報

山火事危険度、豪雨、倒木、道路工事で散策路と施設が閉鎖されます。

NSW National ParksのAlertsを確認し、閉鎖されたゲートを越えないでください。

夕方以降の運転

農村道路と国立公園周辺では、カンガルー、ウォンバット、ワラビーが道路へ出ます。

特に夜のウォンバットは路面と見分けにくいため、速度を落とし、急ハンドルを避けてください。

飲酒運転をしない

ワイナリーの試飲後は、少量でも運転しないでください。

タクシー、貸切車、ワインツアーを利用し、同行者の一人へ運転を押し付けない計画にします。

散策の準備

短い展望台歩きでも、水、帽子、歩きやすい靴を用意します。

長いコースでは、オフライン地図、雨具、軽食、防寒具を持ち、帰着予定を同行者へ伝えてください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急の緊急通報は000です。

Emergency Plusアプリを入れておくと、現在位置を伝えやすくなります。

国立公園では携帯電話がつながらない場所があります。

滝を多く回る日は、雨の後ほど慎重に

水量が増えて見応えが出る一方、道路、階段、岩、土の斜面は滑りやすくなります。予定を減らし、明るいうちに町へ戻ってください。

サザン・ハイランズに関するよくある質問(FAQ)

シドニーからサザン・ハイランズは日帰りできますか?

できます。鉄道ならボーラルの町歩き、レンタカーならボーラルとベリマ、またはフィッツロイ・フォールズとロバートソンなど、同じ方向の場所に絞ると無理がありません。

公共交通だけで旅行できますか?

ミタゴン、ボーラル、モス・ベールへは鉄道で行けます。滝、ワイナリー、ベリマ、小さな村への移動は限られるため、タクシーまたはツアーの手配が必要です。

初めてならどこへ泊まるのがおすすめですか?

鉄道、外食、買い物を重視するならボーラル、レンタカーで地域を回るならモス・ベール、歴史と静かな夜を楽しむならベリマが便利です。

フィッツロイ・フォールズは車いすで見られますか?

ビジターセンターからメイン展望台までは段差のない高架歩道が整備されています。長いリム・ウォークには段差と未舗装区間があります。

チューリップ・タイムはいつですか?

2026年は9月11日から10月5日までの開催が予定されています。ボーラル中心部が混雑するため、宿泊、交通、入場券を早めに手配してください。

ワイナリーを自分で運転して回れますか?

訪問はできますが、試飲する人は運転できません。ワインツアー、貸切車、タクシーを利用してください。小規模セラードアは予約制の場合があります。

冬は雪が降りますか?

まれに雪やみぞれが降ることはありますが、毎年積雪する地域ではありません。霜と濃霧は珍しくないため、防寒と運転の注意が必要です。

サザン・ハイランズに関する参考情報

まとめ:町歩き、滝、庭園、ワインを楽しめるサザン・ハイランズ

サザン・ハイランズは、シドニーから近い一方、海岸や大都市とは違う高原の旅を楽しめる地域です。

ボーラルでカフェと買い物を楽しみ、ベリマで歴史ある街並みを歩き、フィッツロイ・フォールズで渓谷を眺めるだけでも、充実した1泊2日になります。

公共交通の日帰りならボーラルに絞り、レンタカー旅行なら町、滝、村を同じ方向で組み合わせるのがおすすめです。

春と秋の混雑、冬の霜と霧、国立公園の閉鎖情報に注意し、予定を詰め込みすぎないことが、サザン・ハイランズを気持ちよく楽しむコツです。

シドニーの旅行手配

トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

トラベルドンキー

お得な現地発ツアーとアクティビティ

トラベルドンキーは、海外の各都市から出発・催行されるツアーを取り扱う、海外現地ツアー専門サイトです。

オプショナルツアーと一般的に呼ばれている、日本語ガイドの付く日帰りツアーの他、英語ガイドで行われるツアー、海外現地出発・解散の宿泊を伴う周遊小旅行、マリンスポーツ・乗馬・スカイダイビング等のアクティビティ等も取り扱っています。